Windows 向け Google 認証情報プロバイダ(GCPW)と Windows デバイス管理の両方を導入することで、Windows のユーザーにも管理者にも最適な環境を提供できます。
導入の概要
次の表に示すように、導入は 3 段階で行うことおすすめします。
注: 準備の各手順は順不同で、同時進行も可能です。
導入ステージ | Windows デバイス管理 | GCPW |
---|---|---|
1. 準備 | ||
2. テスト | テスト環境で GCPW をインストールする | |
3. 導入と登録 |
すべてのデバイスに GCPW を導入し、GCPW トレーニング リソースをユーザーと共有する ユーザーが初めて GCPW 経由でログインすると、GCPW ポリシーと Windows ポリシーが適用されます。 |
ステージ 1: 準備
GCPW と Windows デバイス管理を導入する前に、GCPW の動作を指定し、Windows デバイスに適用するポリシーを決定する必要があります。
これらの設定を行う順に決まりはなく、同時に進めることもできます。
GCPW
GCPW のインストールを準備するを読み、次の作業を行います。
- パスワード管理方法を選択する
- パスワードの複雑さに関する設定を確認する
- アカウントの権限を設定する(ユーザーに管理者権限を付与してサポートチームにアクセスできるようにするかどうか決める)
- GCPW の設定の管理方法を選択する
- GCPW を手動でインストールする場合は、Windows デバイス管理への自動登録を考慮に入れる
- (省略可)Google アカウントを既存の Windows プロファイルに関連付ける
Windows デバイス管理
- Windows の設定を行う。
- Windows デバイス管理を有効にする。注: Windows デバイス管理が有効になっていても、ユーザーが GCPW 経由でログインするまで Windows の設定は適用されません。
ステージ 2: テスト
テスト環境でデバイスに GCPW をインストールし、次の点を確認します。
- GCPW の動作は想定どおりか。
- Windows の設定がデバイスに適用されているか。
- サポート アカウントがデバイスにアクセスできるか。
ステージ 3: 導入と登録
管理する全デバイスに GCPW をインストールできます。組織で管理する Windows デバイスが多い場合は、サンプルの PowerShell スクリプトまたはアプリの配布ツールを使用すると便利です。
ユーザーが初めてログインすると、Windows デバイス管理への登録、GCPW の設定の取得、Windows の設定の取得がデバイスで自動的に行われます。
初めてログインする場合の手順を説明するために、ユーザーに GCPW トレーニング リソースを紹介しておくことをおすすめします。
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