Domain Transfer の既知の問題

• 移行ルート組織部門レベルまたはその下位レベルで適切に設定されていない移行ユーザーは、サービスを利用できなくなる場合があります。
• 環境外での共有がポリシーで禁止されている場合、移行ユーザーはコンテンツ（以前の Google サイトなど）にアクセスできなくなる場合があります。

移行後に複数のユーザーを変更しようとしたときに、Google 以外のアカウントのユーザー名を変更できない可能性があります。

移行先の環境で Cloud Identity Free のライセンス使用している場合、ライセンスを最初に適用したときに、Gmail ユーザーに対して「空き容量がなくなりました。メールの送受信ができない可能性があります。Gmail を引き続き使用するには、空き容量を増やすか、保存容量を追加購入してください」という内容のメッセージが表示されることがあります。その他のライセンスは直ちに適用されるため、この警告による影響はありません。

• Chrome プロファイルは移行後も移行元の環境に関連付けられたままとなります。このため、お客様ご自身が管理対象デバイスでプロファイルを手動で再登録する必要があります。管理対象外デバイスの場合は、Chrome プロファイルを再作成すれば新しいポリシーを取得できます。
• 必要に応じて、登録済みの Chrome ブラウザのポリシーを移行元の環境内で設定する必要もあります。

• 共有ドライブ内のファイルから生成されたドライブ テンプレートは、移行後、移行先の環境のテンプレート ギャラリーに表示されません。詳細

Google エンドポイント管理を利用している組織のユーザーは、移行先の環境のモバイル管理設定によっては、モバイル デバイスでのアカウント再認証と新しい管理ポリシーへの同意を求められる場合があります。

• ドメイン全体の共有を介したコンテンツ（Google ドライブのファイルやコミュニティなど）にアクセスできるユーザーは、そうしたコンテンツに一時的にアクセスできなくなる場合があります。その理由は、移行中はユーザーとコンテンツが一時的に異なる環境に配置される可能性があるためです。

• 移行ユーザーは、移行先の環境のユーザーに対して外部ユーザーとしてラベル付けされます。
• 移行ユーザーは新しいダイレクト メッセージを開始できません。
• 移行ユーザーは新規作成されたスペースにユーザーを追加できません。

• 移行プロセス中、ユーザーの移行は完了していてもグループの移行がまだ完了していない間は、組織外からのメッセージを許可していないグループによって移行ユーザーからのメッセージが一時的にバウンスされる可能性があります。詳細
• 移行済みのグループは、groups.google.com で移行ユーザーのグループリストに一時的に表示されない場合があります。

• Google ドキュメントと Google カレンダーの共有設定に表示される組織名は、移行先の環境の組織名に変わります。更新が完了するまでには、最長で 72 時間ほどかかる場合があります。
• 移行先の環境で行う Cloud Search の検索結果に移行済みのコンテンツが表示されるようになるまでには、数日かかる場合があります。
• 連絡先と住所の予測入力には、移行先の環境のディレクトリのものが反映されます。
• 移行プロセス中と移行完了後、エンドユーザーは一時的に Google Workspace サービスを利用できなくなる場合があります。