管理コンソールのグループリストは、組織のグループを管理するメインのハブです。グループの作成、グループ情報の閲覧、メンバーの追加、グループの全般設定の選択などがここでできます。対象グループを除く、次のグループが表示されます。
- メーリング リストと配布リスト
- 設定グループ
- 動的グループ
- Google グループ アプリ(groups.google.com)で作成したグループ
- API または Directory Sync を使用して作成または同期したグループ
グループを見分けるためのヒント
グループリストに含まれるさまざまな種類のグループを簡単に見分けられるようにするためのヒントをご紹介します。
- 動的グループ、メーリング グループ、セキュリティ グループ - グループリストの [グループラベル] 列にラベルが表示されます。
- 設定グループ - グループ名の先頭にグループの種類を付けておきます。たとえば、設定グループの場合は [email protected] という名前にします。こうすれば、先頭の文字でフィルタできます。方法については、後述のメールアドレスでグループをフィルタするをご覧ください。
ヒント: プレフィックスを使用してグループの作成場所を区別することができます。たとえば、API を使って作成したグループ名の先頭には「API」を付けるようにします。 - ユーザーが作成したグループ - ユーザーが入力したグループ名に追加するサフィックスを作成します。
詳しくは、ユーザーが作成したグループにサフィックスを付けるをご覧ください。
グループ メッセージの件名にプレフィックスを追加することもできます。プレフィックスがあれば、グループからのメッセージであることが受信者に簡単に伝わります。詳しくは、グループ メッセージの件名にプレフィックスを追加するをご覧ください。
グループラベルの意味
ラベル | 意味 |
---|---|
セキュリティ機能があるグループです。このグループを使用してセキュリティ権限を付与できます。このラベルは削除できません。 | |
このグループのメンバーは、作成者が選択したルールに基づいて自動更新されます。 | |
このグループをメーリング グループとして使用できます。 |
メールアドレスでグループをフィルタする
グループリストをフィルタして、特定のテキストで始まるメールアドレスを持つグループのみを表示することができます。
注: 動的グループの [グループラベル] 欄には「動的」と表示されますが、この列でフィルタすることはできません。
管理コンソールの使用
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管理コンソールで、メニュー アイコン [ディレクトリ] [グループ] にアクセスします。
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上部の [フィルタを追加] [グループのメール] をクリックします。
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目的のテキストを入力 [適用] をクリックします。
権限やその他の情報を確認する
グループを閲覧できるユーザー、グループに参加できるユーザー、グループに投稿できるユーザーなど、グループリストに表示される列を変更して、さまざまな詳細情報を確認できます。
管理コンソールの使用
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管理コンソールで、メニュー アイコン [ディレクトリ] [グループ] にアクセスします。
- 右上にある列管理アイコン をクリックします。
- 次のいずれかを行います。
- 列を非表示にする - 列名の右にある X をクリックします。
ロックアイコン付きの列は非表示にできません。 - 列を追加する - [新しい列を追加] 列名を選択します。
- 列を非表示にする - 列名の右にある X をクリックします。
- [保存] をクリックします。
グループ メンバーを精査する
この機能がサポートされているエディション: Frontline Standard、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus。Cloud Identity Premium をご利用の場合は、Frontline Starter、Business Starter、Business Standard、Business Plus もサポートされています。 エディションの比較
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管理コンソールで、メニュー アイコン [ディレクトリ] [グループ] にアクセスします。
- 上部にある [グループを精査] をクリックします。
- 検索カードを使用して、メンバーがグループの一員であるかどうかを調べたり、ユーザーまたはグループが属するすべてのグループを確認したりします。
- [選択] をクリックして、[メンバーシップを確認] または [メンバーのすべてのグループを一覧表示] をオンにします。
- メールアドレスと対象グループを指定するか、メールアドレスのみを指定します。
- [確認] または [すべてのグループを一覧表示] をクリックします。
確認しようとしているグループのメンバーを表示する権限がない場合は、エラー メッセージが表示されます。
グループリストからグループを管理するには、そのグループ名をクリックします。また、多くのタスクをグループリストから直接行うことができます。
- 目的のグループにカーソルを合わせます。
- 次のいずれかを行います。
- グループのアクセス設定を表示するには、[表示] をクリックします。
- グループを削除するには、[その他] [グループを削除] をクリックします。
他にも、メンバーを追加したり、メンバーを管理したり、アクセス設定を編集したりすることが可能です。
トラブルシューティング
次の場合は、[このメンバーシップを確認する権限がありません] というエラーが表示されることがあります。
- 組織内のすべてのグループを表示する権限がない。
- ユーザーが 1 つ以上の組織外のグループに自身を追加している。
メンバーが属するすべてのグループを表示する権限がない場合、この検索でメンバーのグループは表示されません。このエラー メッセージが表示されないようにするには、組織内のすべてのグループを表示する権限があることを確認し、組織外のすべてのグループから自身を削除するよう依頼してください。