ビルディング、設備や機能、カレンダー リソースを作成する

カレンダーに共有リソース(会議室、プロジェクター、社用車、自転車など)を設定すると、従業員がそれらのリソースを予約できるようになります。従業員が必要とするリソースを簡単に見つけて予約できるようにするためのベスト プラクティスとして、できるだけ詳細な情報を追加することをおすすめします。従業員はカレンダーから、会議室またはリソースがどの建物の何階にあるか、会議室に主要な設備(ビデオ会議装置やホワイトボードなど)が備わっているかなどの詳細情報を見ることができます。

手順 1: ビルディングの追加

まず、会社のすべての建物をリストアップします。Google カレンダーは、「ビルディング」をすべてのリソースの基礎として使用します。

注: ビルディングの住所は地図案内には使用されません。

管理コンソールでビルディングを追加する

会社または各ドメインに対して最大 10,000 のビルディングを作成できます。

必須項目を追加します。省略可能な項目は後で入力することもできます。

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に [ディレクトリ] 次に [ビルディングとリソース] にアクセスします。
  3. [リソース管理] で [開く] をクリックします。
  4. ページの下部にある [ビルディングを管理] をクリックします。  
  5. 追加アイコンにカーソルを合わせ、「新しいビルディングを追加」アイコンをクリックします。
  6. ビルディングの情報を入力します。

    住所を追加するには:

    1. 編集アイコン をクリックして、住所を編集アイコンをクリックします。
    2. 住所情報は、その地域で使われる郵便宛先の書式を使用して入力します。右側の Google マップパネルに、その住所のピンが表示されます。既知のビジネス拠点に関連付けられた住所は、その地域の言語で保存されます。注: ビルディングの住所は地図案内には使用されません。

    3. 必要に応じて、ピンを最適な場所にドラッグします。建物の屋上の中央にピンを配置することをおすすめします。緯度と経度の欄が表示されます。
    4. [完了] をクリックします。
  7. [ビルディングを追加] をクリックします。

ビルディングを一括で追加する

会社または各ドメインに対して最大 10,000 のビルディングを作成できます。

ドメイン内のすべてまたは複数のビルディングを一度にアップロードすれば、時間を節約できます。

スプレッドシートのアップロード

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に [ディレクトリ] 次に [ビルディングとリソース] にアクセスします。
  3. [リソース管理] で [開く] をクリックします。
  4. ページの下部にある [ビルディングを管理] をクリックします。
  5. 追加アイコン にカーソルを合わせ、「ビルディングの一括アップロード」アイコンをクリックします。
  6. [CSV を添付] をクリックし、手順に沿って CSV ファイルを添付します。
  7. [アップロード] をクリックします。

必須項目と説明については、後述の一括更新の書式をご覧ください。

API を使用してビルディングを一括更新する

詳細については、resources.buildings一括更新の書式をご覧ください。

手順 2: 音声、動画などの機能の追加

会議室などのリソースに付属している設備や機能をユーザーが確認できるようにするには、管理コンソールにそれらの設備や機能を追加します。どの会議室に Jamboard が設置されているか、どの社用車にナビゲーション システムが搭載されているかなどをユーザーに知らせることができます。

: 設備や機能を追加するには、管理コンソールまたは API を使用します。CSV ファイルに詳細を記載してアップロードする方法では追加できません。

管理コンソールで設備や機能を 1 つずつ追加する

会社または各ドメインに対して最多 100 の設備や機能を作成できます。

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に [ディレクトリ] 次に [ビルディングとリソース] にアクセスします。
  3. [リソース管理] で [開く] をクリックします。
  4. [リソースの設備や機能を管理] アイコン をクリックします。
  5. [設備や機能を追加] をクリックします。
  6. 設備や機能の名前を入力し、次のいずれかの種類を選択します。
    • その他: ビデオ会議または音声会議以外(ホワイトボード、車椅子対応、外部のゲストなど)
    • ビデオ会議: ビデオ通信機器(VC、Cisco の会議装置など)
    • 音声会議: 音声通信機器(電話など)
  7. [保存] をクリックします。

設備や機能を追加したら、対象となるリソース 次に [設備や機能] をクリックします。ユーザーはこのリソースの検索、リソースへの設備や機能の追加ができます。

カレンダーの設備や機能を API で一括更新する

会社または各ドメインに対して最大 100 の設備や機能を作成できます。

詳細については、resources.features と一括更新の書式をご覧ください。

手順 3: リソースの追加

次に、会議室、社用車、マザーズルームなど、会社が従業員向けに提供しているあらゆるものを、ユーザーが予約できるリソースとして追加します。リソースを追加する際に、手順 2 で作成した設備や機能を関連付けることができます。  

注: リソースは通常、追加されてから数分で使用できるようになります。ただし、すべてのユーザーのカレンダーに表示されるまでには、最長で 24 時間程度かかることがあります。

管理コンソールでリソースを 1 つずつ追加する

会社または各ドメインに対してリソースを 10,000 個まで追加できます。

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に [ディレクトリ] 次に [ビルディングとリソース] にアクセスします。
  3. [リソース管理] で [開く] をクリックします。
  4. 追加アイコン  にカーソルを合わせてクリックします。
  5. リソースの情報を入力します。次のいずれかのカテゴリを選択します。
    • 会議スペース: 会議に使用されるリソース(電話ブースのような小部屋も含む)。
    • その他: 会議に使用されないリソース(自転車、社用車など)。
  6. [リソースの追加] をクリックします。

各項目の詳細については、後述の一括更新の書式をご覧ください。

CSV を使用してリソースを一括アップロードする

  1. 管理コンソールから CSV 形式でダウンロードします。
    1. Google 管理コンソールログインします。

      管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

    2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に [ディレクトリ] 次に [ビルディングとリソース] にアクセスします。
    3. [リソース管理] で [開く] をクリックします。
    4. ダウンロード アイコン  をクリックします。
    5. CSV ファイルを保存します。
  2. CSV の情報をスプレッドシートに読み込みます。
    1. 空白の Googleシートを開き、[ファイル] > [インポート] に移動します。
    2. ダウンロードした CSV ファイルに移動し、[選択] をクリックします。
    3. [ファイルをインポート] ウィンドウで必要な項目を選択し、[データをインポート] をクリックします。
  3. スプレッドシートでリソースを編集します。
    1. 前のステップで作成したスプレッドシートを使用します。
    2. 必要に応じて各項目を編集します。  

      各項目は、一括更新の書式の表にあるとおりに更新します。リソース ID は変更しないようご注意ください。リソース ID を変更すると、既存のリソースが更新されるのではなく新しいリソースが作成されるためです。

    3. 編集を終えたら、スプレッドシートを CSV ファイルとして保存します。
  4. 編集した CSV をアップロードします。
    1. Google 管理コンソールログインします。

      管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

    2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に [ディレクトリ] 次に [ビルディングとリソース] にアクセスします。
    3. [リソース管理] で [開く] をクリックします。
    4. 追加アイコン にカーソルを合わせ、 [リソースを一括アップロード] をクリックします。
    5. [CSV を添付] をクリックし、表示される手順に沿って CSV ファイルを添付します。
    6. [アップロード] をクリックします。

カレンダー リソースを API で一括更新する

会社または各ドメインに対して最大 10,000 個のリソースを追加できます。

詳細については、resources.buildings一括更新の書式をご覧ください。

一括更新の書式

API や CSV スプレッドシートを使用してカレンダーのリソースを更新する際には、次の表を参考にしてください。

ビルディングの形式

カレンダーで作成するビルディングには、次の形式を使用してください。

プロパティ名 説明
ビルディング ID* ビルディング ID は、ビルディングに定義されたビルディング ID と正確に一致する必要があります。 SF-MAIN
ビルディング名 ビルディングの表示名 サンフランシスコ本社
住所* 建物の住所情報。ビルディングの住所の形式をご覧ください。 678 Lafayette Ave
Suite 2B

Graha Bumi Surabaya Lt. V
Jl. Basuki Rahmat no.106 - 128

雨竜郡秩父別町秩父別4105
 
階* カンマで区切り、下の階から上の階へ昇順で入力します。 ロビー、M、2、3、4、5、5A、6
説明 (省略可)参考情報として管理コンソールに表示されるビルディングの説明です。 東側のビルディング
座標

ビルディングの緯度と経度です。

40.730610,
-73.935242

* 必須項目

ビルディングの住所の形式

ビルディングの住所情報には、次の形式を使用してください。住所情報は、その地域で使われる郵便宛先の書式を使用して入力します。地域によっては、住所の形式にさまざまな種類があります。

管理コンソールや他のアプリケーションの住所データ入力欄は、エラーが起きにくいのが特徴です。欄の切り替え、省略、追加などを行うことが可能で、処理が失敗することはありません。問題があれば、カレンダーからの通知に問題の解決方法が示されます。

 

プロパティ名 説明
住所行 1~5*

その場所の通りの名称、字、番地など。

 

秩父別 4105
地域の下位区分

町村など。市区郡よりも小さい地域。

(必須ではなく、一部の国でのみ必要)

秩父別町
地域区分 市区郡。国によっては地区、郊外なども。 サンフランシスコ
行政区域 都道府県。国によっては州、省、島、郡なども。 北海道
 
郵便番号

ZIP コード、ピンコード、Eircode と呼ばれることもあります。

0782100
 
国または地域*

国または地域の正式名称または 2 文字コード

 

JP

* 必須項目

リソースおよび設備や機能の形式

リソースおよび設備や機能の情報は、次の形式で入力します。

プロパティ名 説明
リソース ID*

リソースの作成時に生成される会議室の一意の識別子です。リソース ID は、リソースを更新する場合のみ必要です。新しいリソースを作成する際は、この項目を空のままにしておけば ID が自動的に生成されます

(既存のリソースの ID を編集または削除しないでください)

28AF38E
リソース名*

会議室の短い名前です。

(推奨される上限文字数: 45 文字)

B 室
ビルディング ID* ビルディング ID は、リソースがあるビルディングに定義されたビルディング ID と正確に一致する必要があります。 SF-MAIN
リソースのカテゴリ*

会議室: 会議に使用されるリソース(電話ブースのような小部屋も含む)。

その他: 会議に使用されないリソース(Jamboard、自転車、社用車など)。

不明なカテゴリ: 体系化された形式ではないリソース。

(新しいリソースには、「会議室」または「その他」を使用してください)

CONFERENCE_ROOM
リソースの種類 既存の項目です。リソースの [カテゴリ] が [その他] に設定されていると自動生成される名前にこの文字列がプレフィックスとして追加されるため、会議室とそれ以外のリソースを区別できます。また、リソースの種類を分類する際にも役立ちます(自転車、車両、マザーズルーム、顕微鏡など)。 自転車
階の名前*

ビルディングに定義された階の 1 つと一致する必要があります。

(推奨される上限文字数: 15 文字)

10
収容人数* 会議室の利用に推奨される人数です。正の整数で指定する必要があります。 4
階のセクション

その階のどこに会議室があるかを示します。

(推奨される上限文字数: 15 文字)

A
ユーザーの閲覧権限の説明 自由形式で入力できる会議室の説明です。[会議室の詳細] でユーザーに表示されます。注: この説明は、リソースの予約中にのみ表示されます。リソースを選択するか予定を保存すると、この説明は表示されなくなります。 内線番号 #4119
説明 (省略可)参考情報として管理コンソールに表示される会議室やリソースの説明です。

[email protected] のメンバー全員に会議室を予約する権利があります。

東側のビルディング

#Feature

設備や機能とは、会議室やリソースの次のような属性または機器です。

  • 音声機能: #Phone
  • 動画機能: #VC、#Cisco conferencing unit
  • その他の機能: #Whiteboard、#Wheelchair accessible、#External guests
TRUE
自動生成された名前

(読み取り専用)リソースのカテゴリが [会議室] または [その他] に設定された場合に生成されます。自動生成された名前の形式は次のようになります。

ビルディング名-階の名前-階のセクション-リソース名(収容人数)[機能]

サンフランシスコ HQ-10-A-Beehive ルーム(4)[VC]

* 必須項目

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