この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Endpoint Education Upgrade、Cloud Identity Premium。 エディションの比較
管理者は、Google 管理コンソールの [ウェブアプリとモバイルアプリ] のリストにアプリを追加することにより、組織の限定公開 iOS アプリを配布、管理できます。それらのアプリのダウンロードやインストールをどのユーザーに許可するかを制御可能です。一般公開の iOS アプリとは異なり、限定公開アプリは自動的に管理対象として設定され、ユーザーがデバイスからそのアプリの管理設定を削除するとアプリ自体も削除されます。
これらの限定公開の iOS アプリは、Google Device Policy アプリ バージョン 3.14 以降を搭載した iPhone と iPad から入手できます。Apple App Store からは入手できません。また、ユーザーにモバイルの詳細管理が適用されている必要があります。
始める前に: アプリ コンポーネントを準備する
- 署名済みのアプリの IPA ファイル(最大 1 GB)。詳しくは、Apple のドキュメントをご覧ください。
- (省略可)PNG 形式のアプリ アイコン ファイル(512x512 ピクセル)このアイコンは Google Device Policy アプリと管理コンソールに表示されます。最適なユーザー エクスペリエンスを実現するには、アプリファイルと同じアイコンを使用します。
限定公開の iOS アプリをリストに追加する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [ウェブアプリとモバイルアプリ] にアクセスします。
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[アプリを追加] [限定公開の iOS アプリを追加] をクリックします。
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アプリの名前と、必要に応じて説明を入力します。これらの値は、ユーザーが Google Device Policy アプリで特定のアプリを探すのに役立ちます。
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[IPA をアップロードする] をクリックし、アップロードするアプリファイルを選択して [開く] をクリックします。アップロードが完了すると、ファイル名、バンドル ID、バンドル バージョンが表示されます。エラーが発生した場合は、IPA ファイルの構造が正しいことを確認してください。
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[続行] をクリックします。
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(省略可)「アプリのアイコンを選択」アイコン をクリックし、アイコン ファイルを選択します。
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[完了] をクリックします。アプリの詳細ページが開きます。
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[ユーザー アクセス] をクリックします。
- 左側で、ユーザー アクセスを設定するグループまたは組織部門をクリックします。デフォルトでは最上位の組織部門が選択されており、組織全体に変更が適用されます。
- 必要に応じて、ユーザー アクセスをオンまたはオフにします。たとえば、一部のユーザーのみが管理対象アプリを使用できるようにするには、最上位の組織部門でユーザー アクセスをオフにして、子組織部門またはグループでユーザー アクセスをオンにします。
注: グループでユーザー アクセスをオンにすると、この設定は組織部門の設定よりも優先されます。ただし、グループのユーザー アクセスを明示的にオフにすることはできません。[オン] チェックボックスをオフにすると、そのグループのユーザーは上位のグループまたはユーザーの組織部門の設定を継承します。
- 複数のグループに対してユーザー アクセスを設定する場合は、グループの順序を確認して優先度を設定します。
- 目的のアプリ、[ユーザー アクセス] の順にクリックします。
- 左側にある [グループ] をクリックします。
- 複数のグループに属するユーザーに対して、設定を適用する順序でグループをドラッグします。優先度が最も高いグループを最上位に配置します。
- [保存] をクリックします。
ユーザーのデバイスの Google Device Policy アプリでこのアプリが利用可能になるまでには、最長で 1 時間ほどかかることがあります。ユーザーがアプリを入手できない場合は、少なくとも 1 つの組織部門またはグループに対してユーザー アクセスがオンになっていることを確認します。
限定公開の iOS アプリを更新する
アプリを更新するには、管理コンソールで同じバンドル ID の新しいファイルをアップロードします。アプリはユーザーのデバイスで自動的に更新されます。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [ウェブアプリとモバイルアプリ] にアクセスします。
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更新するアプリを見つけてクリックします。ヒント: アプリ名またはプラットフォームでリストをフィルタするには、[フィルタを追加] をクリックします。
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[新しいバージョンをアップロード] をクリックします。
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新しいファイルを選択して [開く] をクリックします。アップロードが完了すると、新しいファイル名、バンドル ID、バンドル バージョンが表示されます。
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[保存] をクリックします。
限定公開 iOS アプリの設定を編集する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [ウェブアプリとモバイルアプリ] にアクセスします。
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更新するアプリを見つけてクリックします。ヒント: アプリ名またはプラットフォームでリストをフィルタするには、[フィルタを追加] をクリックします。
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編集する設定が表示されているセクションをクリックし、変更を加えます。
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[保存] をクリックします。
限定公開 iOS アプリを削除する
管理者が管理コンソールで限定公開の iOS アプリを削除しても、ユーザーはそのアプリをアンインストールするか、Google エンドポイント管理でデバイスの登録を解除しない限り、引き続きデバイス上でアプリを使用できます。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [ウェブアプリとモバイルアプリ] にアクセスします。
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削除するアプリを探します。ヒント: アプリ名またはプラットフォームでリストをフィルタするには、[フィルタを追加] をクリックします。
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該当するアプリの横のチェックボックスをオンにし、[削除] をクリックします。該当するアプリをクリックし、[アプリを削除] をクリックする方法もあります。
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[削除] をクリックします。
限定公開の iOS アプリをダウングレードした場合の影響
Google Workspace または Cloud Identity のエディションを限定公開の iOS アプリに対応していないエディションに切り替えると、管理コンソールで限定公開の iOS アプリを管理できなくなります。詳細は以下のとおりです。
- 新しい限定公開の iOS アプリを追加することはできなくなります。
- 限定公開の iOS アプリの設定は、[ウェブアプリとモバイルアプリ] のリストでは編集できなくなります。
- ユーザーは Google Device Policy アプリで限定公開の iOS アプリを見つけることができなくなります。
- 限定公開 iOS アプリをすでに使用しているユーザーは引き続きこれらのアプリを使用できますが、新規ユーザーがインストールすることはできなくなります。
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