ここでは、単体の Google Cloud Search アカウントに対する超過料金の請求についての質問にお答えします。
質問
超過料金の請求はこれまでなかったのに、請求されるようになったのはなぜですか?Cloud Search の標準的なお支払いプランの一環として、Cloud Search 契約には超過料金の請求についての条項が含まれています。請求額は、実際の使用量および超過料金に関する契約条件によって決まります。
契約期間の最初の数か月間は、Google にて超過料金の自動請求システムの開発に取り組んでいたため、請求は行われませんでした。この自動請求システムの導入に至った現在は、該当する超過料金が発生した場合に月単位で請求させていただいております。
Cloud Search の課金の割り当てには、クエリ、インデックス登録されたアイテム、検索アプリケーションの 3 種類のアクティビティがカウントされます。アクティビティごとの算出方法は以下のとおりです。
アクティビティ | 請求対象のカウント数の算出方法 |
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クエリ | Cloud Search Query API を使用して Cloud Search クエリを実行し、200 OK の HTTP ステータス コードが返された場合、そのクエリは課金の割り当てにカウントされます。
cloudsearch.google.com や、Android 版または iOS 版 Cloud Search アプリを使用して実行したクエリは、課金の割り当てにカウントされません。 当月の対象クエリの合計数が、その月のクエリ使用量となります。 |
アイテムのインデックス登録 | インデックス登録された Cloud Search アイテムが以下の条件を両方満たしている場合、そのアイテムは課金の割り当てにカウントされます。
類義語のアイテムもカウントされます。 種類が インデックス登録されたアイテムによる使用量は、当月に Google Workspace アカウントに蓄積された対象アイテム数の 1 日あたりのサンプルをもとに、平均を算出して求められます。 |
検索アプリケーション | Cloud Search のサードパーティ製検索アプリケーションは、課金の割り当てにカウントされます。
検索アプリケーションによる使用量は、当月に Google Workspace アカウントに蓄積されたアプリケーション数の 1 日あたりのサンプルをもとに、平均を算出して求められます。 |
ご利用のサブスクリプションに適用される超過使用のしきい値と料金については、Cloud Search Platform 契約をご参照いただくか、Google アカウント チームまでお問い合わせください。
課金対象の使用量を確認するには、Cloud Search Stats API を使用します。課金対象月の開始日と終了日を指定し、API からの応答フィールドで使用状況を確認してください。
- クエリの使用状況 - stats.getQuery API を使用し、totalQueryCount フィールドで使用状況を確認します。
- インデックス登録されたアイテムの使用状況 - stats.getIndex API を使用し、averageIndexedItemCount フィールドで使用状況を確認します。
- 検索アプリケーションの使用状況 - stats.getSearchapplication API を使用し、averageSearchApplicationCount フィールドで使用状況を確認します。
詳しくは、課金の割り当てにカウントされるアクティビティにはどのようなものがありますか?カウント数はどのように算出できますか?をご覧ください。
Google のイベント トラッキング機能は、クエリ、ドキュメント、検索アプリケーションに関する使用状況を正確にカウントするように設計されています。請求対象のカウント数についてご不明な点がある場合は、Google の担当者または Google Workspace サポートにお問い合わせください。
当月に超過料金が発生した場合は、翌月の月初から 15 営業日以内に請求書をお送りいたします。
はい。使用量が現在の Cloud Search パッケージの割り当て上限を一貫して超えると思われる場合は、契約期間の途中であっても、いつでもより適したパッケージに移行していただけます。詳細については、Google の担当者までお問い合わせください。
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