組織に、他のサービス プロバイダから提供されている電話番号がすでにある場合は、それらの番号を Google Voice に移行(または移動)できます。
ステップ 1: 始める前に
- 既存のプロバイダで、次のことを確認します。
- 移行に関する要件
- 認証にアカウント番号が必要かどうか
- 移行される番号に対する記録保持(リティゲーション ホールド)がないこと
- 番号の移行完了通知を Google Voice から受け取るまでは、ご利用中のサービスまたは Voice を解約しないようにしてください。移行が完了する前に解約した場合、移行リクエストは成功せず、番号が失われる可能性があります。
- ご利用中のプロバイダになんらかのサービスをリクエストしている場合、そのリクエストはキャンセルしてください。
- 1 回のリクエストに含まれる番号は、すべて同じサービス プロバイダに属している必要があります。複数のサービス プロバイダをご利用の場合は、プロバイダごとに別々の移行リクエストを作成します。
ステップ 2: 情報を収集する
- ご利用中のサービス プロバイダから届いた直近の請求明細書をご用意ください。この明細書の情報は、移行リクエストを完了するうえで必要となります。
- 移行する電話番号のリストをご用意ください。また、その電話番号のロックがご利用中のサービス プロバイダによって解除されていることをご確認ください。
- ご利用中のサービス プロバイダで番号の移行に PIN が必要な場合は、移行手続きの作成時に PIN をご用意ください。
- 移行リクエストを行うすべての電話番号が、移行元のサービス プロバイダにおけるアカウントのメインの請求先電話番号に関連付けられていることをご確認ください。
- DSL インターネットやハントグループなど、既存の番号で使用している特別な機能はすべて解除してください。Voice はこうした機能に対応していません。
- 番号の移行で必要とされる地域固有の情報については、サービス プロバイダに関する情報の入力項目をご覧ください。
ステップ 3: 移行に関する制限を確認する
一度に最大 1,000 件の番号(カナダでは 50 件)を移行できます。
次の電話番号は移行できません。
- フリーダイヤルの電話番号
- EU 圏内の場所を問わない(ノマド)電話番号
- EU 圏内の携帯電話番号
- Gmail.com の一般ユーザー向けアカウントに関連付けられた電話番号
- 管理対象外のアカウントから管理対象アカウントに移行する電話番号。詳しくは、Google Voice アカウントの種類についてをご覧ください。
- 異なる Google Workspace ドメインの電話番号
注: 両方のドメインが同じ Workspace アカウント内にある場合は、Google 管理コンソールで一方のドメインのユーザーから電話番号の割り当てを解除し、解除した電話番号を他方のドメインのユーザーに再割り当てすることができます。この場合、両方のドメインのユーザーに Voice ライセンスが割り当てられている必要があります。 - Voice のサービスエリア以外の電話番号(サポート対象の国または地域でも同様)
電話番号をプロビジョニングしたサービス プロバイダにお問い合わせのうえ、移行を妨げる規制またはサービス要件がないことを確認してください。
一部のサービス プロバイダでは、特定の範囲の個別の電話番号を移行できない場合があります。 特定の範囲に含まれる電話番号は同じリクエストでまとめて移行することをおすすめします。また、範囲に含まれない追加の電話番号も同じリクエストで移行できます(ドイツを除く)。
制限についてご不明な点がある場合や、電話番号が移行可能かどうかを確認する場合は、Google Workspace サポートまでお問い合わせください。