Google Workspace Marketplace のアプリとアドオンは、Google Workspace を利用した組織の生産性の最大化とサードパーティ製アプリとの統合に役立ちます。管理者は、すべてのユーザーまたは一部のユーザーに対して Marketplace アプリをインストールできます。また、Marketplace アプリをインストールできるユーザーと、ユーザーにインストールを許可するアプリを管理することもできます。
すべての組織: ユーザー向けに Marketplace アプリとアドオンをインストールする
- Marketplace のアプリは、機能やビジネスニーズ別に整理されています。Marketplace でアプリを見つける方法をご覧ください。
- アプリは組織のデータにアクセスできるため、アプリでセキュリティとプライバシーが保護されることを信頼する必要があります。詳しくは、アプリを評価する方法についての説明をご覧ください。
- ユーザー向けにアプリをインストールします。一部のアプリは、管理者のみがユーザー向けにインストールできます。
高度な設定: Marketplace のアプリとアドオンへのアクセスを管理する
サードパーティ製のアプリやアドオンを使用する際は、次のような方法で組織のデータを保護できます。
- アプリのアクセス: 管理者は、ユーザーにインストールと使用を許可する Marketplace アプリを制限できます。この方法を使用して、すべてのアプリを個別にインストールできないようにしたり、特定のアプリのみのインストールと使用を許可したりできます。
- API の制御: API の制御を使用すると、特定のデータにアクセスできるアプリを制限したり、データソースごとにアクセス制限を設定したりできます。これらの制御は、アプリのアクセスを設定してすべてのアプリを許可する場合に特に便利です。
これらの方法を組み合わせることで、組織のニーズに応じてアプリのアクセス権を調整できます。
ユーザーにインストールと使用を許可する Marketplace アプリを管理する
次の表は、3 つのアプリアクセス オプションと、それらを使用する理由を説明しています。
アクセス オプション | 留意事項 |
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ユーザーはどのアプリでもインストールできる ほとんどの Google Workspace サブスクリプションのデフォルト |
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ユーザーは許可リストに登録されたアプリのみをインストールできる |
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ユーザーはアプリをインストールできない Google Workspace for Education のデフォルト |
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詳しくは、アプリのアクセス オプションを設定する方法をご覧ください。許可リストに含まれているアプリへのアクセスのみを許可する場合は、許可リストを設定します。グループ単位または組織部門単位でアクセス オプションの設定、アプリの許可リストの設定、アプリのインストールを行えるため、組織内のユーザーごとに異なるアプローチを使用できます。
API の制御を設定する
API の制御を使用すると、Google サービスへのアプリアクセスを制限または制限解除できます。データが制限されている場合は、信頼できるアクセスレベルを持つアプリのみがそのサービスにアクセスできます。データが制限解除されている場合は、信頼できるアクセスレベルまたは制限付きのアクセスレベルを持つアプリのみがそのサービスにアクセスできます。
Marketplace の許可リストに登録されたアプリは自動的に信頼されます。
API 制御を設定して確認する方法については、Google Workspace のデータにアクセスできるサードパーティ製アプリと内部アプリを管理するをご覧ください。