管理者は、カレンダーの相互運用 を使用して、同期には必要であるものの、ユーザーが必要とする情報を含まない Google カレンダーの通知を非表示するメール フィルタ ルールを作成できます。
カレンダーのユーザーが Microsoft Outlook ユーザーや別のカレンダー ユーザーを招待すると、Google カレンダーからメールが送信されます。その結果、定期的な予定の場合はメールが複数回送信されることがありますが、その一部はユーザーにとって不要である可能性があります。カレンダーでは、このような通知を簡単に見分けられるようにできます。フィルタルールを使用すると、ユーザーの受信トレイが混み合うことを防ぎつつ、カレンダーをシームレスに同期できます。
ルールの仕組み
カレンダーでは、特定のメールのヘッダー([email protected])を使用して同期に必要な通知を行いますが、これらの通知にはユーザーに無関係な情報も含まれます。このメッセージ ヘッダーを含むメールを、ユーザーのゴミ箱または別のフォルダにフィルタするルールを設定できます。
ルールの設定方法
Outlook システム管理者は、Microsoft の Powershell を使用して、すべてのユーザーに対してフィルタルールを追加できます。詳しくは、Microsoft のサポートページをご覧ください。または、Outlook ユーザーが自身の受信トレイのルールを追加することも可能です。詳しくは、他のカレンダーサービスで Google カレンダーの招待状を管理するをご覧ください。
次の Powershell スクリプトの例では、ヘッダーが [email protected] のすべてのメールをユーザーのアーカイブ フォルダにフィルタするルールを追加できます。
$mailboxes = Get-Mailbox
$rule_name = 'Archive Google Calendar Sync Notifications'
$header = '[email protected]'
foreach ($mailbox in $mailboxes) {
if ( $mailbox.IsResource ) { continue }
$existing_rules = Get-InboxRule -Mailbox $mailbox.UserPrincipalName
$already_has_rule = $false
foreach ($rule in $existing_rules) {
if ($rule.Name -eq $rule_name) { $already_has_rule = $true }
}
if (!$already_has_rule) {
New-InboxRule -Mailbox $mailbox.UserPrincipalName -Name $rule_name -MoveToFolder "$($mailbox.UserPrincipalName):\Archive" -HeaderContainsWords $header
}
}
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