組織内のユーザーは、Google カレンダーで会議のスケジュールを設定できるだけでなく、他のユーザーが共有しているリソースを管理することもできます。たとえば、会議室はよく使用されるカレンダー リソースの一例です。他にもプロジェクター、社用車、応接室、娯楽設備など、ユーザーが使用時間を予約する可能性のあるリソースにはさまざまなものがあります。ユーザーがリソースを使用できるようにするには、事前にカレンダーでリソースを作成する必要があります。
リソースの管理に必要な権限
カレンダー リソースを管理するには、[ビルディングとリソース] > [管理] 権限のある管理者ロールが必要です。これらの権限はサービス管理者の既定のロールで有効になりますので、この既定のロールを使用するか、カスタムの管理者ロールを作成してください。ユーザーに管理者ロールを割り当てるまたはカスタムの管理者ロールを作成するの手順をご覧ください。
注: リソースが他のユーザーと共有される前に自分のカレンダーからカレンダー リソースを管理できるのは、特権管理者だけです。ACL の変更が反映されてリソースを管理できるようになるまでには、数時間かかることがあります。
おすすめの管理タスク
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ビルディング、設備や機能、リソースの作成
カレンダー リソースを管理するには、まずカレンダー リソースを作成します。2017 年 10 月 17 日より前に作成されたリソースについては、Google カレンダーの最新機能を使用できるよう、リソース体系に切り替えることをおすすめします。 -
マイカレンダー リストへのリソースの追加
リソースを管理するには、リソースのメールアドレスを [マイカレンダー] リストに追加する必要があります。リソースは後で編集、共有したり、通知を受け取ったりすることができます。 -
カレンダー リソースの共有
新しいリソースに対して共有オプションを明示的に設定しない場合は、組織の予備カレンダーのデフォルトの共有オプションが継承されます。 -
予定へのリソースの追加
リソースを作成して共有済みの場合、管理者とユーザーはゲストを予定に招待するのと同じようにリソースを予定に追加できます。 -
リソースの通知の受信
次の場合に通知を受け取るように設定できます。- 新しい予定でリソースが予約された
- リソースが予約されている予定が変更、キャンセルされた
- 招待したユーザーやリソースが予定に返信した
リソースの毎日の予約状況をリクエストすることもできます。