Google Calendar Connector for HCL Notes (GCCHN) を使用すると、Google カレンダーと Notes の間でカレンダーの空き情報を共有できるようになります。HCL Notes から Google Workspace への移行を行う予定があり、移行期間中にユーザーが他の Notes ユーザーまたは Google ユーザーの空き情報を見て会議に招待するかどうかを判断できるようにしたい場合に最適です。
GCCHN の機能
GCCHN を使用すると、次のユーザーの空き情報を確認できます。
- Notes - Google カレンダーの予定に Notes ユーザーを追加すると、GCCHN は Domino ウェブサービスを呼び出し、Notes の空き情報ストアにアクセスして、その情報を Google に返します。その情報を参照することで、Notes ユーザーが会議に参加できるかどうかを確認できます。
- Google カレンダー - GCCHN は 1 時間ごとに Google カレンダーに接続して会議情報を取り出し、その情報を使用して Notes システムを Google データで更新します。これで、カレンダー ユーザーが会議に参加できるかどうかを確認できます。
GCCHN のコンポーネントについて
コネクタ データベース
設定情報が保存され、以下のエージェントで構成されます。
- GetNotesFreeBusy - Google カレンダーからの Notes の空き情報のリクエストに応答します。
- Update Calendars - Notes から Google への参照に使用されるポーリング サービスを提供し、以下のタスクを実行します。
- Domino ディレクトリを読み取り、Google カレンダー ユーザーとして識別された各ユーザーのプロファイルを作成します。
- Google ユーザーごとに Google カレンダーの空き情報を取得します。
- Google カレンダーの空き情報を Notes システムに書き込みます。
ログ データベース
コネクタ エージェントとデータベースによって完了されたイベントとアクションは、ログに記録されます。ログエントリは 7 日後に完全に削除されます。
サービス アカウント DLL
サービス アカウントを使用して承認する場合は、サービス アカウントのダイナミック リンク ライブラリ(DLL)が使用されます。3-legged OAuth を介して承認する場合は不要です。
関連トピック
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