この記事は以前の Google サイトを対象としています。Google サイトについてご不明な点がある場合は、Google サイト ヘルプセンターをご覧ください。
スタートページは、組織内のユーザーが Google Workspace アカウントにログインしたときに表示されるものです。このページから各種サービスやインタラクティブなガジェット、更新されたコンテンツなどにすぐにアクセスできます。
スタートページのテンプレートを使うと、管理者はユーザーのスタートページで一部のコンテンツへのアクセスを制限できます。これは学校などでの利用に特に適しています。
注: ユーザーの Gmail やその他の Google サービスのページの上部には、以前の Google サイトのスタートページへのリンクは追加されません。現在、以前の Google サイトのスタートページでは Gmail ガジェットをご利用いただけません。
スタートページの仕組み
スタートページで管理者は、テキスト、画像、ガジェットなどのコンテンツを、ユーザーが変更できない「ロックされた」領域に追加できます。ページのテーマやその他のデザイン要素を選択することもできます。ロックされた領域やページのデザインはいつでも更新でき、変更するとすべてのユーザーのスタートページが更新されます。
ユーザーは、スタートページのロックされた領域の下に、公開ディレクトリから選択したガジェットを追加して、ページをカスタマイズできます。管理者は許可リストや拒否リストを使用して、ユーザーがスタートページに追加できるガジェットを指定できます。
スタートページのコンテンツをさらに詳細に管理するには、組織のドメインのユーザーにのみ表示される専用ガジェットを作成することもできます。
詳細については、以前の Google サイトにガジェットやスクリプトなどを追加するをご覧ください。
始める前に
スタートページは、Google Workspace と Google Workspace for Education でのみご利用いただけます。スタートページの作成を開始する前に、組織の Google Workspace アカウントで Google サイトが有効になっていることを確認してください。
Google サイトを有効にしている組織部門に所属しているユーザーだけがスタートページを使用できます。詳しくは組織部門についてのページをご覧ください。
ユーザーのスタートページを作成する
ユーザーが別のドメインに所属している場合、プライマリ以外のドメインのユーザーは下記のステップ 5 で示すように、完全なメールアドレスを使ってログインする必要があります。
ステップ 1: スタートページを作成する- 管理者アカウントを使用して以前の Google サイトにログインします。
- [作成] をクリックします。
- サイトの名前を入力します。
この名前はユーザーのスタートページの上部やサイトの URL に表示されるので、「Google Workspace スタートページ」のようなわかりやすい名前をつけることをおすすめします。 - 入力を終えたら、[作成] をクリックします。
- ページ上部にある歯車アイコンをクリックし、[サイトを管理] を選択します。
- [ページ テンプレート] をクリックし、[スタートページ] がオンになっていることを確認します。
- サイトのタイトルをクリックして、サイトに戻ります。
- スタートページを作成します。
- 追加アイコン をクリックします。
- [使用するテンプレートを選択] で [スタートページ] を選択します。
- [ページ名] 欄に、スタートページの名前を入力します。
この名前は、ユーザーのスタートページの上部に表示されるので、「スタート」や「スタートページ」のようなわかりやすい名前をつけることをおすすめします。 - [作成] をクリックします。
- 作成したスタートページで編集アイコン をクリックします。
- ページ上部の領域に、ユーザーに常に表示するテキスト、画像、ガジェットなどのコンテンツを追加します。
この領域は「ロック」されているので、ユーザーが変更することはできません。ロックされた領域の下部は、ユーザーがカスタマイズできる領域です。 - ページの「ロック」された領域の設定が完了したら、[保存] をクリックします。
- [個人用のガジェットを追加] をクリックして、おすすめのガジェットをユーザーに表示することもできます。
このガジェットは、ユーザーが必要に応じて削除できます。
ページとサイト用のテンプレートを使って、ユーザーのスタートページのデザインを作成します。
スタートページのウェブアドレス(URL)をカスタマイズするには、ドメインの CNAME レコードを更新する必要があります。
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アプリ] [Google Workspace] [Google サイト] にアクセスします。
- [カスタム URL] をクリックします。
カスタム URL を管理する権限がない場合は、警告が表示されます。詳しくは、Google Workspace のドメインの所有権を証明するをご覧ください。 - 追加アイコン をクリックします。
- サイトの種類として [以前の Google サイト] を選択し、[続行] をクリックします。
- [Google サイトの URL を入力する] の欄に、以前の Google サイトのホームページの URL を入力します。
URL を入力する際は、プレフィックス「https://」と URL の末尾にあるスラッシュ(/)を削除します。たとえば、「sites.google.com/a/[ドメイン名]/[サイト名]」のように入力します。
- [続行] をクリックします。
- ユーザーがスタートページにアクセスする際に使用するカスタム URL を入力します。
覚えやすいアドレスにすることをおすすめします(「start.[ドメイン名].com」など)。
- [続行] をクリックします。
- ドメインホストで CNAME レコードを設定します。
CNAME レコードの更新は、管理コンソールではなく、ドメインホストのウェブページで行います。ドメインホストごとにプロセスが異なります。詳細については、ドメインの DNS レコードに CNAME レコードを追加するをご覧ください。
- [カスタム URL を追加] をクリックします。
カスタム URL が有効になるまでには、最長で 24 時間ほどかかることがあります。
- CNAME レコードが更新されたら、スタートページ用に作成したサイトに戻ります。
- サイトをドメインと共有します。歯車アイコンをクリックして、[サイトを管理] [共有と権限] を選択します。
- [アクセスできるユーザー] で [[ドメイン名] の全員が検索、閲覧できます] が選択されていることを確認します。
- ドメイン内でのみ共有する場合、ユーザーはカスタム URL を使用してサイトにアクセスできますが、サイトへのアクセス後は URL 欄に元の URL が表示されます(例: sites.google.com/a/[ドメイン名]/[サイト名])。サイトへのアクセス後も URL 欄にカスタム URL が表示されるようにするには、共有設定を [ウェブ上で一般公開] に設定する必要があります。
- ユーザーにこのサイトの編集を許可しないでください。閲覧権限のみを設定するには、[変更] をクリックし、[アクセス] メニューから [閲覧者] を選択します。
- 指定したウェブアドレスで新しい個人用スタートページにアクセスできることをユーザーに知らせます。
組織の Google Workspace アカウントに複数のドメインが関連付けられている場合: プライマリ ドメインのアカウントを持たないユーザーは、デフォルトのログイン画面を使ってスタートページにログインできません。代わりに、ログイン画面で [別のアカウントでログイン] をクリックし、完全なメールアドレスを入力する必要があります。
新しいスタートページにログインしたユーザーは、[個人用のガジェットを追加] をクリックして、ページをカスタマイズできます。