Google Admin Toolbox を使用して、Google Workspace に関する問題のトラブルシューティングを行うことができます。
ブラウザ デバッガBrowserinfo では、ブラウザに接続問題が発生していないかを確認できます。このツールを使用すると、次のことを行えます。
- 重要なブラウザのパラメータを収集する
- インストールされているプラグインを検出する
- 次の方法で接続状況を確認する
- Google サービスへの HTTP の遅延を計算する
- 接続を妨げるファイアウォール ルールがないかを検出する
Check MX では、MX レコードによくある設定の誤りを調べることができます。お使いのドメインの現在の状況を確認する際は、このツールをご利用ください。
Check MX では次のような項目を確認します。
- DNS の全般的健全性チェック - NS サーバー数が複数あるか、すべてのサーバーにアクセスできるか、サーバーが相互に認識しているか、同期されているか。
- Google Workspace 関連の問題 - ドメインの MX レコードが推奨設定と一致しているか、不適切な設定はないか、通常の構成に含まれていないサーバーはないか。
- その他のチェック - MX が A レコードに正しく対応しているか、独自ドメインの CNAME レコードがあるか、DNS 応答が標準の UDP 応答と一致しているか。
項目のチェックが終了すると、メール フローが次のどの状態かを示すフラグの付いたレポートが表示されます。
- スムーズに機能している(緑色のフラグ)
- 機能しているが、対処が必要な何らかの問題がある(黄色のフラグ)
- 停止している(赤色のフラグ)
Encode / Decode ツールは、以下のさまざまなエンコードやデコードをウェブ関連の問題のデバッグに利用できます。
- Base64 エンコード
- Base64 デコード
- Base64URL エンコード
- URL エンコード
- URL デコード
- MD5 ハッシュ
- SAML エンコード
- SAML デコード
エンコードまたはデコードするテキストを入力し、エンコードまたはデコードの種類を選択して [送信] をクリックします。
Log Analyzer は、Google のツールやサービスで生成されたログファイル内のエラーや警告の分析に役立ちます。
ツールを使用するには、ログファイルを貼り付けるかアップロードし、ログのソースを選択します。また、Log Analyzer でログのソースを自動検出することもできます。サービスごとのログファイルの収集方法について詳しくは、次の記事をご覧ください。
- 管理対象の Chrome デバイス
- Google Workspace Sync for Microsoft Outlook(GWSMO)
- Google Workspace Migration for Microsoft Exchange (GWMME)
- Google Workspace Migration for Microsoft Outlook (GWMMO)
- Google Cloud Directory Sync (GCDS)
- Password Sync
Log Analyzer で問題が検出されると、問題がハイライト表示されるとともに、詳細の説明が表示されます。ほとんどの問題は、送信から数分以内に特定できます。
Messageheader では、メール配信や転送に関する問題(サーバー ホップ数、メッセージの遅延など)を識別できます。ツールを使用するには、メッセージ ヘッダー全体を貼り付け、[上記のヘッダーを分析] をクリックします。
詳しくは以下をご覧ください。