メールログ検索(ELS)を使用すると、組織内のユーザーとの間で送受信されたメールを見つけることができます。この記事では、メールログ検索を使用してメールを検索する際に表示される情報について説明します。
ESL の結果は、次のような概要の表で返されます。
列 | 名前 | 説明 |
---|---|---|
1 | 件名またはメッセージ ID | この列には、メールの件名またはメッセージ ID が表示されます。結果の表内にある項目の詳細を確認するには、この列の件名またはメッセージ ID をクリックします。 |
2 | 日付 | メールを送信する日として報告されている日時か、メールのログ検索エントリを初めて表示した日時。 |
3 | 送信者 | メールの送信に使用されたメールアドレス。 |
概要の表では次のことができます。
- ELS の結果を書き出す
- ESL の結果にあるメールの詳細を確認する
ELS の結果を書き出す
ELS の結果は、必要に応じて Google スプレッドシートまたは CSV ファイルに書き出すことができます。
ELS の結果を書き出すときは、次の点に注意してください。
- ダウンロード機能は、書き出し可能データが結果に含まれている場合にのみ利用できます
- CSV ファイルまたはスプレッドシートに記載されるデータの上限は、メール 1,000 件分です。
- 配信後のメッセージの詳細は、CSV ファイルに含まれません。
- CSV ファイルやスプレッドシートには、検索結果に含まれるすべてのメールのすべての配信ステップが表示されます。このため、書き出された CSV ファイルまたはスプレッドシートのエントリ数は、検索結果で返されたメールの数よりも多くなります。
ELS の結果を書き出すには:
- ELS の結果の表の右上にある矢印をクリックします。
- [ログの検索結果をダウンロード] ボックスで、エクスポート形式を選択します。
- [ダウンロード] をクリックします。
ELS の詳細な結果
メールと受信者の詳細を確認するには、ELS の結果の表の最初の列にあるメールの件名またはメッセージ ID をクリックします。
メッセージの詳細
ELS の結果に含まれるメールの詳細情報を確認するには、概要の結果の表でメールの件名またはメッセージ ID をクリックします。[メッセージの詳細] ページに以下の情報が表示されます。
フィールド |
説明 |
---|---|
件名 |
メールの件名。 |
送信者 |
メールを送信したユーザーのメールアドレス。委任されたユーザーが送信者のアカウントに代わってメールを送信した場合、そのユーザーのメールアドレスも表示されます。 |
受信者 |
すべてのメール受信者。すべての受信者を表示するには、下矢印をクリックします。受信者の詳細を確認するには、受信者のメールアドレスをクリックします。 |
日付 |
メールを送信する日として報告されている日時か、メールのログ検索エントリを初めて表示した日時。 |
メッセージ ID |
各メールには固有のメッセージ ID があります。メッセージ ID は、メールのヘッダーで確認できます。「Message-ID」というラベルが付いています。メールのヘッダーの詳細 注: [メッセージ ID] 欄に [SMTPIN_ADDED_REJECT_SESSION] と表示され、他のメールのヘッダー欄では [なし] と表示された場合は、メッセージ ID を特定できないためにメールは SMTP リレーによって拒否されています。 |
メッセージのサイズ |
メールの合計サイズ(添付ファイルを含む。KB 単位) |
添付ファイル |
メールに添付されたファイルの数 |
Direction(通話方向) |
|
ステータス |
一番上の数字は、メールが配信された回数を示します。一番下の数字は、メールの受信者の数です。 |
受信者の詳細
受信者の詳細には、メールが配信されたすべてのアドレスと、各受信者の配信ステップが含まれます。[受信者の詳細] で受信者のメールアドレスをクリックすると、その受信者に対するメール配信と配信後のステータスに関する詳細情報が表示されます。
フィールド |
説明 |
---|---|
各配信ステップの日時 |
メール配信プロセスの各ステップの日時が表示されます。この日付と時刻のタイムゾーンは、検索時に管理コンソールを使用したデバイスのタイムゾーンです。 配信ステップは、メールの次のステータスを示します。
すべてのメール配信ステータスは、メールの配信ステータスに記載されています。 |
配信後のメッセージの詳細 |
受信者のメールボックスに配信された後のメールのステータス。メールには受信者ごとに異なる配信後ステータスが設定されます。配信後のすべてのステータスについては、配信後のメールのステータスをご覧ください。 配信後のメールのステータスは、Google グループに送信されたメールでは使用できません。 |
一致したルール |
メールが Google Workspace で設定されたコンプライアンス ルールと一致する場合、この欄にはルール名と説明が含まれます。ルール名の横にある矢印をクリックして詳細を表示したり、管理コンソールでルールに移動したりできます。 コンテンツ コンプライアンスまたは不適切なコンテンツに関するルールがメールによりトリガーされた場合は、ルールの横にある矢印をクリックして、ルールのトリガーとなったコンテンツを確認します。コンテンツ内の機密情報は編集された状態で表示されます。 トリガーされた設定が最初に追加された後に変更されている場合は、リンクは設定の現在のバージョンに移動します。設定が削除されている場合、リンクは使用できません。 |