組織の管理者は、ユーザーのステータスとアカウントの使用状況を包括的に確認することができます。[ユーザー レポート] のアカウント レポートには、ユーザー アカウントのステータス(2 段階認証プロセスの使用状況、パスワードの安全度など)についての詳細データが表示されます。Google Workspace のエディションによっては、Google ドライブ、Gmail、Classroom に関するユーザーデータも表示されます。
ステップ 1: アカウント レポートを開く
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管理コンソールで、メニュー アイコン [レポート] [レポート] [ユーザー レポート] [アカウント] にアクセスします。
ステップ 2: データを理解する
アカウント レポートは、以下のユーザーデータに基づいて作成されます。
注: Google Workspace のエディションによっては、一部のアクティビティ レポートを利用できないことがあります。
全般レポートの列 | 説明 |
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ユーザー | ユーザー名。 |
ユーザー アカウントのステータス |
各ユーザーのアカウントのステータス(アクティブ、ブロック中、停止中)。
注: ステータスが [アクティブ] になっているユーザー アカウントには、削除された(復元可能な)ユーザーが含まれます。 |
管理者のステータス | ユーザーの管理者権限(特権管理者、管理者、なし)。 |
2 段階認証プロセスの登録 | ユーザーが 2 段階認証プロセスに登録しているかどうか。 |
2 段階認証プロセスの適用 | ユーザーが 2 段階認証プロセスに登録する必要があるかどうか。 |
パスワードの長さに関するコンプライアンス | ユーザーがパスワードの長さに関する要件を満たしているかどうか。パスワード要件を設定する手順については、ユーザーのパスワード要件を適用、監視するをご覧ください。 |
パスワードの安全度 | 管理者が設定したパスワード要件に基づき、ユーザーのパスワードの安全度が高いかどうか。パスワード要件を設定する手順については、ユーザーのパスワード要件を適用、監視するをご覧ください。 |
外部アプリの数 | ドメイン内でユーザーがインストールした外部アプリ(Google 以外のアプリ)の数。
注: ユーザーごとにアプリ名を表示し、外部アプリのアクセス権を取り消す方法については、ユーザーのセキュリティ設定を管理するをご覧ください。 |
安全性の低いアプリへのアクセス | ユーザーが安全性の低いアプリから自分のユーザー アカウントへのアクセスを許可またはブロックできるかどうか([許可済み] または [不許可])。 |
管理者が設定した名前 | 管理者が割り当てたユーザー名。 |
プロフィール名のステータス | ユーザーがプロフィール名を変更したかどうか。 |
フォトの使用容量(MB) | ユーザーがフォトで使用した合計保存容量。 |
合計使用容量(MB) | ユーザーが使用した合計保存容量。 |
使用容量(%) | ユーザーが使用した保存容量の割合。 |
レポートの列 | 説明 |
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合計メール件数 | ユーザーが送受信した Gmail のメールの合計数。Gmail の SMTP サーバーを使用してサードパーティ製の SMTP クライアントで送受信したメールを含みます。 |
受信済みメール数 | ユーザーが受信した Gmail のメールの合計数。Gmail の SMTP サーバーを使用してサードパーティ製の SMTP クライアントで受信したメールを含みます。 |
送信済みメール数 | ユーザーが送信した Gmail のメールの合計数。Gmail の SMTP サーバーを使用してサードパーティ製の SMTP クライアントで送信したメールを含みます。 |
Gmail(POP)- 最終使用時刻 | ユーザーが最後に POP(Post Office Protocol)メールサーバーを使用して Gmail にアクセスした時刻。 |
Gmail(IMAP)- 最終使用時刻 | ユーザーが最後に IMAP(Internet Message Access Protocol)メールサーバーを使用して Gmail にアクセスした時刻。 |
Gmail(ウェブ)- 最終使用時刻 | ユーザーが最後にウェブベースの Gmail を使用した時刻。このタイムスタンプは、[最終ログイン] のタイムスタンプとは同期されません。 |
Gmail の使用容量(MB) | ユーザーが Gmail で使用した保存容量の合計。 |
新しい指標の定義には「追加」が含まれています。これまでの指標と異なるのは、「追加」イベントが発生したタイミングでカウントされる点です。「追加」イベントは、ファイルの作成、アップロード、ゴミ箱からの復元、オーナー権限の移行などにより発生します。このアクティビティは、ファイルの最終的な状態を問わずレポートに記載されます。同じファイルに対して複数の追加イベントがあっても、カウントは増えません。
レポートの列 | 説明 |
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公開 | 一般公開されたファイルの数。 |
リンクを知っている全員 | リンクを知っていれば誰でも利用できるドライブ ファイルの数。 |
ドメイン内の全員との共有数 | ドメイン内の全員と共有されているドライブ ファイルの数。 |
ドメイン内のリンクを知っている全員との共有数 | リンクを知っているドメイン内の全員と共有されているドライブ ファイルの数。 |
ドメイン外部 | ドメイン外の個人またはグループと明示的に共有されているドライブ ファイルの数。 |
ドメイン内での共有数 | ドメイン内のユーザーまたはグループと明示的に共有されているドライブ ファイルの数。 |
限定公開での共有数 | 共有されていないドライブ ファイルの数。 |
追加された Google スプレッドシートの数 | ドライブに追加されたスプレッドシートの数。 |
追加された Google 図形描画の数 | 追加された Google 図形描画ファイルの数。 |
追加された Google ドキュメントの数 | ドライブに追加されたテキスト ドキュメントの数。 |
追加された Google スライドの数 | ドライブに追加されたプレゼンテーションの数。 |
追加された Google フォームの数 | ドライブに追加されたフォームの数。 |
追加されたその他の種類の数 | ユーザーが追加した Google 以外のファイルの数。 |
編集されたファイルの数 | ユーザーが編集したドライブ ファイルの数。 |
閲覧されたファイルの数 | ユーザーが閲覧したドライブ ファイルの数。 |
追加されたファイルの数 | ユーザーが追加したドライブ ファイルの数。 |
ドライブの使用容量(MB) | ユーザーがドライブで使用した合計保存容量。 |
ドライブ - 最終オンライン時刻 | ユーザーが最後にドライブを使用した時刻。 |
レポートの列 | 説明 |
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Classroom - 前回の使用 | 課題の作成、採点、返却、提出、クラス ストリームへの投稿など、ユーザーが最後に Classroom を操作した日時。 |
作成されたクラス数 | 作成されたクラスの数。 |
投稿作成数 | 教師と生徒が作成した投稿の合計数。 |
ステップ 3: レポートのデータをカスタマイズする
- 上記の手順でレポートを開きます。
- 設定アイコン をクリックします。
- (省略可)グラフに列を追加するには、[新しい列を追加] の横にある下矢印アイコン をクリックし、リストからオプションを選択します。
- (省略可)グラフからアイテムを削除するには、そのアイテムの横にある削除アイコン をクリックします。
- (省略可)列を並べ替えるには、アイテムを新しい位置にドラッグ&ドロップします。
- [保存] をクリックします。
ステップ 4: データをフィルタしてレポートを書き出す
ユーザーまたはアクティビティでフィルタする
レポートデータを、ユーザーや特定のイベントに絞り込んで表示することができます。たとえば、2 段階認証プロセスを使用しているすべてのユーザーや、多数の外部リンクを共有しているユーザーをリストアップするフィルタを作成できます。
- 上のステップ 1 に記載された手順でレポートを開きます。
- レポートの上部にある [フィルタを追加] をクリックします。
- リストからいずれかのフィルタをクリックし、条件を入力して、[適用] をクリックします。
組織部門でフィルタする
組織部門でフィルタして、ドメイン内の下位組織間の統計情報を比較することができます。
- 上述の手順でレポートを開きます。
- レポートの上部にある [組織部門] をクリック リストから組織部門を選択します。
- [適用] をクリックします。
古いデータを検索する場合でも、フィルタできるのは現在の組織階層のみです。2018 年 12 月 20 日より前のデータは、結果に表示されません。
グループでフィルタする
レポートデータをグループでフィルタすることもできます。フィルタにグループを表示するには、事前にそのグループをフィルタ グループの許可リストに追加する必要があります。
グループ フィルタの使用について詳しくは、Google グループでの結果をフィルタするをご覧ください。
ステップ 1: フィルタ グループの許可リストにグループを追加する
- 上述の手順でレポートを開きます。
- レポートの上部にある [グループのフィルタ ] をクリックします。
- [フィルタ グループ] をクリックします。
[フィルタ グループ] ページが表示されます。 - [グループの追加] をクリックします。
- グループ名またはメールアドレスの最初の数文字を入力してグループを検索します。目的のグループが表示されたら、そのグループを選択します。
- (省略可)別のグループを追加するには、グループを検索して選択します。
- グループの選択が完了したら、[追加] をクリックします。
- (省略可)グループを削除するには、グループを削除アイコン をクリックします。
- [保存] をクリックします。
変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
手順 2: グループで監査ログをフィルタする
- 上述の手順でレポートを開きます。
- レポートの上部にある [グループのフィルタ ] をクリックします。
- グループを 1 つ以上選択し、[適用] をクリックします。
特定の日付のデータを表示する
レポートデータを書き出す
レポートデータは、Google スプレッドシートに書き出したり、CSV ファイル形式でダウンロードしたりできます。
- 上述のステップ 1 に記載された手順でレポートを開きます。
- (省略可)上述のステップ 3 に記載された手順で、書き出すデータを変更します。
- レポートのダウンロード アイコン をクリックします。
- レポートに含める列とレポートの形式を選択します。
- [ダウンロード] をクリックします。
最大 100,000 行をエクスポートできます。
表示されているデータはいつのものですか?
レポートに表示されるデータは、現在までのすべてのデータではなく、グラフのタイトル欄の下に記載されている日付までのデータです。グラフの下の表には、1 日分(グラフに表示されている最新の日付分)のデータが表示されます。
列名の横にアスタリスク(*)が表示されている場合、その特定の列のデータが他の列のデータと比べて古くなっている可能性があることを示しています。
データを確認できるようになるまでの時間とデータの保持期間については、データの保持期間とタイムラグをご参照ください。