ユーザーが簡単に Google Workspace のコアサービスを見つけることができるように、各サービスのカスタムのウェブアドレス(URL)を作成することができます。Gmail、カレンダー、Google グループ、Google サイトなどのサービスのプライマリ ドメインとセカンダリ ドメインにカスタム アドレスを作成できます。
たとえば、カスタム アドレスを使用すると、ユーザーはデフォルトの長いアドレス(mail.google.com/a/example.com)ではなく、mail.example.com で Gmail の受信トレイにログインできるようになります。あるいは、Google グループ アプリ(groups.example.com)やカレンダー(calendar.example.com)にもログインできます。
Google Workspace のお申し込み時に Google パートナーからドメインを購入した場合は、Gmail、カレンダー、ドライブ、サイト、Google グループ用にカスタム アドレスを作成する必要はありません。これらのアドレスは自動的にカスタマイズされているためです。
管理者またはユーザーがカスタム URL を開くと、ブラウザには元の Google Workspace サービスの URL が表示されます。
サービスのアドレスをカスタマイズする
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管理コンソールで、メニュー アイコン [アカウント] [アカウント設定] [カスタム URL] にアクセスします。
- (省略可)更新するドメインをリストから選択します。
- 目的のサービスの URL のプレフィックスを入力します。
注: Google サービスのプレフィックスの例として、calendar、drive、mail、groups、sites が示されています。目的のプレフィックスがすでに別のサービスに割り当てられている場合は、そのプレフィックスを削除するか名前を変更して [保存] をクリックします。その後、プレフィックスをサービスの URL に追加します。 - [保存] をクリックします。
- 次のいずれかを選択します。
- カスタマイズするサービス アドレスごとに CNAME レコードを、手順に沿って追加します。その後、手順 7 に進みます。
- [後で行う] をクリックして、変更をキャンセルします。
- (Google ではなく)ご利用のドメインホストのウェブサイトでアカウントにログインし、ドメインの DNS レコードに CNAME レコードを追加します。
注: たとえば、mail.example.com という Gmail アドレスを作成するには、mail を参照する CNAME レコードを ghs.googlehosted.com に追加します。ドメインホストのレコードは次のようになります。
種類 名前またはホスト 値またはアドレス CNAME mail ghs.googlehosted.com CNAME calendar ghs.googlehosted.com CNAME groups ghs.googlehosted.com
詳しくは、ドメインの DNS レコードに CNAME レコードを追加するをご覧ください。 - 管理コンソールで、[指定された手順を完了しました] をクリックします。
トラブルシューティング
エラー メッセージが表示された場合は、次の点をご確認ください。
- カスタム URL が、カスタマイズした Google サイトのアドレスとして使用されていないか。詳しくは、Google サイトに新しい URL を マッピングするをご覧ください。
- 入力した URL が重複していないか。
- HTTPS 接続を必要とするセキュリティ対策がドメインで使用されている場合(HTTP Strict Transport Security など)、ドメインのサービス アドレスをカスタマイズすることはできません。管理コンソールでは、カスタム URL の HTTP 接続のみがサポートされています。ドメインの HTTP Strict Transport Security のステータスは、https://hstspreload.org で確認できます。