組織の管理者は、Google 管理コンソール アプリを使って Android 搭載のスマートフォンやタブレットから重要な管理タスクを行うことができます。
これらの手順を完了するには、適切なユーザー管理権限が必要です。この権限がない場合は、これらの手順を完了するのに必要な設定が一部表示されません。
ユーザー アクセスを管理する
新しいユーザーを追加して、アカウントの詳細情報を送信する組織内のユーザーが Google サービスのご利用を開始するには、まず特権管理者がサービスにユーザーを追加する必要があります。
注: Android デバイスでは Google コンタクトからユーザーを追加することもできます。
新しいユーザーを追加するには:
これらの手順を完了するには、適切なユーザー管理権限が必要です。この権限がない場合は、これらの手順を完了するのに必要な設定が一部表示されません。- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- 追加アイコン [新しいユーザーを追加] をタップします。
- ユーザーの詳細情報を入力します。
- アカウントに複数のドメインが関連付けられている場合は、ドメインのリストをタップして、ユーザーを追加するドメインを選択します。
- (省略可)ユーザーの初期パスワードを設定します。
デフォルトでは、Google 管理コンソール アプリにより新規ユーザー用に仮のパスワードが生成されます。パスワードの文字数は、最小文字数(8 文字)以上、またはドメインの設定で指定したパスワードの最小文字数以上です。
- (省略可)初期パスワードを変更するには、[パスワードを自動生成] を [オフ] にして新しいパスワードを 2 回入力します。
パスワードは 8 文字以上にする必要があります。安全なパスワードを作成する方法については、パスワードのヘルプをご覧ください。
- (省略可)ユーザーが次回ログインするときに、パスワードの変更を要求するようにします。
デフォルトでは、変更を必須とする設定になっています。
- (省略可)初期パスワードを変更するには、[パスワードを自動生成] を [オフ] にして新しいパスワードを 2 回入力します。
- (省略可)他のユーザー情報を追加するには、[その他の情報を追加] をタップします。この情報は Google 管理コンソールと Gmail の連絡先に表示されます。
- 完了アイコン をタップします。
- (省略可)新規ユーザーにアカウントの詳細情報を送信するには、[共有] をタップします。
ユーザーのアカウントを停止することで、組織の Google サービスへのユーザーのアクセスを一時的にブロックすることができます。ユーザーのアカウントを停止しても、ユーザーのプロフィールやデータは削除されませんが、ユーザーは管理対象の Google アカウントにログインしたり、新しく届いたメールやカレンダーの招待状を(Google Workspace で)受け取ったりできなくなります。
ユーザーのアカウントを停止するときに、そのユーザーの Google ドライブや Google+ データの所有権を別のユーザーに移すこともできます。
ユーザー(複数可)を停止するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- ユーザーの画像をタップして選択します。複数のユーザーを選択できます。
- 停止アイコン をタップします。このアイコンが表示されていない場合は、その他アイコン [ユーザーを停止] をタップします。
- [停止] をタップして確定します。
ユーザーのアカウント ページから 1 人のユーザーを停止するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- ユーザーの名前をタップしてそのユーザーのアカウント ページを開きます。
- 停止アイコン をタップします。このアイコンが表示されていない場合は、その他アイコン [ユーザーを停止] をタップします。
- [停止] をタップして確定します。
ユーザー(複数可)を停止して Google+ やドライブのデータを移行するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- ユーザーの画像をタップし、停止アイコン をタップします。このアイコンが表示されていない場合は、その他アイコン [ユーザーを停止] をタップします。
- [停止してデータを移行] をタップします。
- [選択] をタップします。
- データを受け取るユーザーの名前をタップします。
- 移行するデータを選択し、必要に応じて [非公開データも移行] をオンにします。
- [移行] をタップします。
ユーザーが退職した場合は、管理者がそのユーザーの管理対象の Google アカウントを削除することができます。ユーザー アカウントを削除すると、(Google Workspace 内の)そのユーザーのメールやカレンダーのデータなどが削除されます。また、ユーザーは組織が管理する Google サービスにアクセスできなくなります。
ユーザーのアカウントを削除するときに、そのユーザーの Google ドライブや Google+ データの所有権を別のユーザーに移すこともできます。
ユーザー(複数可)を削除するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- ユーザーの画像をタップして選択します。複数のユーザーを選択できます。
- 削除アイコン をタップします。このアイコンが表示されていない場合は、その他アイコン [ユーザーを削除] をタップします。
- [削除] をタップして確定します。
ユーザーのアカウント ページから 1 人のユーザーを削除するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- ユーザーの名前をタップしてそのユーザーのアカウント ページを開きます。
- 削除アイコン をタップします。このアイコンが表示されていない場合は、その他アイコン [ユーザーを削除] をタップします。
- [削除] をタップして確定します。
ユーザー(複数可)を削除して Google+ やドライブのデータを移行するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- ユーザーの画像をタップし、削除アイコン をタップします。このアイコンが表示されていない場合は、その他アイコン [ユーザーを削除] をタップします。
- [データを移行して削除] をタップします。
- [選択] をタップします。
- データを受け取るユーザーの名前をタップします。
- 移行するデータを選択し、必要に応じて [非公開データも移行] をオンにします。
- [移行] をタップします。
ユーザーが管理対象の Google アカウントのパスワードを忘れた場合や、ユーザーのアカウントのセキュリティが侵害されている可能性がある場合、管理者はユーザーのパスワードを再設定することができます。管理者が自身のパスワードをお忘れの場合は、管理者パスワードの再設定をご覧ください。
ユーザーのパスワードを再設定するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- ユーザーの画像をタップして選択します。
- 再設定アイコン をタップします。デフォルトでは [パスワードを自動生成する] がオンになっています。この設定ではランダムなパスワードが生成されます。パスワードを手動で設定する場合は、これをオフにしてパスワードを入力し、確認のために再度入力します。
- (省略可)ユーザーが次回ログインするときにパスワードの変更を要求するには、[次回ログイン時にパスワードの変更を要求する] をオンにします。
- [再設定] をタップします。
ユーザーが予備のメールアドレスを持っている場合は、そのメールアドレスにパスワードの変更のお知らせが自動的に届きます。有効なメールアドレスがない場合、[通知] をタップして他の方法でユーザーにパスワードの変更を知らせます。
次の条件に当てはまる場合、組織の管理者は停止中のユーザー アカウントを再開できます。
- アクセスを一時的にブロックするために管理者が手動で停止した場合。
- セキュリティ侵害の危険があるため、システムで自動的に停止された場合。
- アカウントの使用制限を超過したため、Gmail で自動的に停止された場合(Google Workspace のみ)。
アカウントを再開すると、ユーザーはログインしてすべてのサービスとデータにアクセスできるようになります。メールやカレンダーの招待状なども、停止前と同様に受け取ることができます。
停止中のユーザー アカウントを再開するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- [全ユーザー] [停止中] をタップすると、停止中のユーザーのみが表示されます。
- 停止中のユーザーの名前をタップします。
- ユーザーのアカウント ページで、その他アイコン [ユーザーを再開] [復元] をタップして確定します。
ドライブや Google+ のデータを管理する(Google Workspace のみ)
ドライブや Google+ のデータを移行するユーザーのドライブや Google+ のデータの所有権を別のユーザーに移行することができます。データの移行元ユーザーは、引き続き自分のアカウントにアクセスすることができ、データも作成できます。
ユーザーのドライブや Google+ のデータを移行するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- データの移行元のユーザー名をタップします。
- データの移行アイコン をタップします。このアイコンが表示されていない場合は、その他アイコン [データを移行] をタップします。
- [選択] をタップして、データを受け取るユーザーの名前をタップします。
- 移行するデータを選択し、必要に応じて [非公開データも移行] をオンにします。
- [移行] をタップします。
データを移行中のユーザーのリストや、データ移行に失敗したユーザーのリストを表示できます。
データを移行中のユーザーのリストを表示するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- [全ユーザー] をタップします。
- [データの移行中] をタップして、データを移行中のユーザーをすべて表示します。
データ移行に失敗したユーザーのリストを表示するには:
- Google 管理コンソール アプリ を開きます。
- 必要に応じて管理者アカウントに切り替えます。それには、メニュー アイコン 下矢印アイコン をタップし、別のアカウントを選択します。
- メニュー アイコン [ユーザー] をタップします。
- [全ユーザー] をタップします。
- [データを移行できませんでした] をタップして、データ移行に失敗したユーザーをすべて表示します。