Google のサービスと統合されたサードパーティ製アプリを組織で使用している場合は、その外部アプリがディレクトリのどの情報にアクセスできるかを設定できます。
ディレクトリへのアクセスを許可すると、外部アプリの使い勝手がよくなります。たとえば、サードパーティ製のメールアプリを使用しているときに、ドメインの連絡先が表示されたり、メールアドレスの予測入力を利用したりできれば便利です。これを実現するには、アプリがディレクトリにアクセスできる必要があります。
ディレクトリ データへのアクセスを許可または制限する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [ディレクトリ] [ディレクトリ設定] にアクセスします。
- [共有設定] [外部ディレクトリ共有] をクリックします。
- 外部アプリや API(アプリケーション プログラミング インターフェース)と共有するデータを選択します。
- 認証済みユーザーの基本的なプロフィール項目 - ユーザーが適切な設定範囲を付与している場合は、認証済みユーザーの名前、写真、メールアドレスのみを共有して Google ログインを有効にします。認証済みユーザーの、他の限定公開プロフィール項目は共有されません。組織内の他のユーザーのプロフィール情報が共有されることはありません。
- 組織のデータと認証済みユーザーの基本的なプロフィール項目 - 組織内で共有されているディレクトリ情報をすべて共有します。この情報には、管理者、ユーザー、共有されている外部連絡先が作成した組織内のユーザーのプロフィール情報が含まれます。
- [保存] をクリックします。
注: 外部アプリと共有される情報には、ユーザーの個人の連絡先や限定公開のプロフィール データは含まれません。また、停止中のユーザーや削除されたユーザーも含まれません。
変更には最長で 24 時間かかることがありますが、通常はこれより短い時間で完了します。詳細
影響を受けるアプリと API
[外部ディレクトリ共有] の設定は、以下の API と Apps Script、これらの API を使用するサードパーティの Marketplace アプリにのみ適用されます。
この設定は、iOS のメールと連絡先([アカウントを追加] [Google] で iOS デバイスに登録した場合)、サードパーティ製の連絡先アプリ(Android)など、サードパーティ製のアプリにのみ適用されます。
この設定は、モバイルアプリを含め次のような Google サービスには適用されません。
- Gmail、コンタクト(Android 版)、Inbox、Meet、その他の Google モバイルアプリ
- Google Sync を使用する iOS のメールと連絡先([アカウントを追加] [Exchange] で iOS デバイスに登録した場合)
- Google Workspace Sync for Microsoft Outlook