移行元アカウントの一部のデータを移行対象から外すことで、データ移行サービスを使った移行を早く完了できます。
注: 移行の開始後は移行の設定を変更できません。変更するには、いったん移行プロセスを終了してから、もう一度開始してください。
始める前に
一部のデータを除外する次のオプションは、移行の設定時に Google 管理コンソールに表示されます。これらのオプションは [移行の開始日] または [移行オプション] にあります。詳しくは、データを移行するをご覧ください。
古いメールまたはカレンダーの予定を除外する
メールの移行を行うすべての移行元アカウント、カレンダーの予定の移行を行う Exchange に適用されます。
古いメールまたはカレンダーの予定を移行しない場合は、移行の開始日を指定します。[移行の開始日] で次のいずれかを選択します。
- 所定の期間を選択します。
- [日付を指定] を選択して、移行するメールまたはカレンダーの予定の最も古い日付を選択します(その日付から当日までのデータが移行されます)。
移行は、最新の日付が付いた予定またはメールから開始されます。
特定の開始日からデータを移行した後に、それより前の期間のデータを含めるには、前回の移行で指定した開始日より前の日付から完全な移行を行います。データ移行サービスでは、移行前にすべてのメールが自動的に確認され、重複するメールは特定、削除されます。
削除済みメールまたは迷惑メールをスキップする
すべての移行元アカウントに適用されます。
削除済みメールまたは迷惑メールを移行しない場合は、[移行オプション] で次のチェックボックスをオフにします。
- 削除済みメールを移行する
- 迷惑メールを移行する
フォルダを移行対象から除外する
すべての移行元アカウントに適用されます。
移行する必要がないフォルダ、たとえば、ユーザーの個人的なメールフォルダをスキップできます。
フォルダを除外する
[移行オプション] で、[次のフォルダを移行対象から除外する] チェックボックスをオンにします。
フォルダをカンマ区切りのリストで指定する
- 移行対象から除外するフォルダを、カンマ区切りのリストで指定します(例: 送信済みアイテム,自分のフォルダ)。
- 最上位のフォルダのみを追加します。
フォルダ内のサブフォルダは除外されます。フォルダとサブフォルダの両方(例: 「自分のフォルダ/自分のサブフォルダ」)をリストに追加すると、サブフォルダはラベル階層の最上位に属さないため、どちらも移行対象から除外されません。サブフォルダを個別に除外することはできません。
特定の Gmail ラベルを移行しない
既存の Google Workspace アカウントからのデータ移行が対象です。
始める前に
次の手順を完了するよう、ユーザーに依頼します。
- 既存の(古い)Gmail アカウントを開いてログインします。
- 上部にある設定アイコン [すべての設定を表示] をクリックします。
- 上部にある [ラベル] をクリックします。
- 除外するデータに付いたラベルの横にある [IMAP で表示] チェックボックスをオフにします。
ラベルを除外する
[移行オプション] で、[次のフォルダを移行対象から除外する] チェックボックスをオンにします。
ラベルをカンマ区切りのリストで指定する
- 移行対象から除外するラベルを、カンマ区切りのリストで指定します。
- 「すべてのメール」をこのリストに追加します。追加しないと、除外対象ラベルの付いたメールに [すべてのメール] ラベルも付いている場合に、そのメールも移行対象となります。
例: すべてのメール,受信トレイ,スター付き,送信済み,ラベル1,ラベル2
- ラベルがフォルダと対応している場合は、最上位のフォルダのみをリストに含めてください。
そのサブフォルダもすべて移行対象から除外されます。フォルダとサブフォルダの両方(例: 「自分のフォルダ/自分のサブフォルダ」)をリストに追加すると、サブフォルダはラベル階層の最上位に属さないため、どちらのフォルダも移行対象から除外されません。サブフォルダを個別に除外することはできません。
予備カレンダーをスキップする
Exchange のカレンダーの予定の移行が対象です。
カレンダーの予定を移行する際に予備カレンダーを移行しない場合は、[移行オプション] で [予備カレンダーを移行する] チェックボックスがオフになっていることを確認します。
Google、Google Workspace、および関連するマークとロゴは、Google LLC の商標です。その他すべての企業名および商品名は、関連各社の商標または登録商標です。