管理者はカレンダーの相互運用を使用して、Microsoft Exchange と Google カレンダーを連携させることができます。両システムのユーザーは自分の空き情報を共有し、スケジュールを確認し合うことが可能です。
管理者が行えること
- ドメインに対してカレンダーの相互運用を有効にできます。
- Google カレンダーのユーザーが会議をスケジューリングするときに、Exchange のカレンダー リソース(会議室など)を予約できるように設定できます。
- 自動化されたツールを使って設定内容を検証できます。
- エラー メッセージを表示し、それらのエラーを解決するための提案を確認できます。
- Google 管理コンソールから、空き情報に関する両システムのユーザーからのリクエストを確認できます。
カレンダー ユーザーと Exchange ユーザーができる操作...
- ユーザー、グループまたはチームのカレンダー、カレンダー リソース(会議室など)の空き情報をシステム間で表示する。
- 空き情報および追加の予定情報検索の両方がサポートされています。空き情報については、ビジー状態のブロックのみがユーザーに表示されます。その他の予定情報については、予定のタイトルと場所のみが表示されます。
- 予定の日程を立てる際に、複数のシステムにまたがる会議の参加者のカレンダー情報を表示できます(Google カレンダーの [時間を探す] オプションや Exchange のスケジュール アシスタントを使用するなど)。また、Exchange 2016 以降のユーザーは、メインビュー内でカレンダーを Google カレンダーに追加できます。
- 重要: 各予定のプライバシー設定がカレンダーの相互運用にも反映されます。Exchange で非公開に設定されている予定の場合、Google カレンダーにはその詳細情報は表示されません。同様に、Google カレンダーで非公開に設定されている予定の場合、Exchange にはその詳細情報は表示されません。
- Google カレンダーで予定を作成する際に、Exchange のカレンダー リソース(会議室など)を予約する。
- Android 版、Apple iOS 版、ウェブ クライアント版の Google カレンダーでカレンダーの相互運用を使用できます。
- Microsoft Exchange 2016 以降、または Exchange Online(Microsoft 365) クライアント(パソコン、モバイル、ウェブ版 Outlook バージョンを含む)で カレンダーの相互運用を使用できます。
次のステップ
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