カレンダーの相互運用 の使用時に発生する可能性のあるさまざまなエラーのトラブルシューティング方法を説明します。
エラー メッセージ
エラー メッセージ | 詳細とトラブルシューティング |
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接続エラー | Google カレンダーを Exchange サーバーに接続できません。ファイアウォールによってアクセスがブロックされているか、間違ったホスト名またはポートが入力されています。
インターネットから Exchange サーバーに接続できるかどうかを確認するには、Microsoft リモート接続アナライザーを使用します。 |
Exchange Web サービス(EWS)通信エラー | Exchange サーバーの URL に HTTPS ではなく HTTP が使われています。HTTP は安全なプロトコルではありません。
Exchange サーバーの URL に HTTPS を指定します。 |
EWS 応答エラー | Google のサーバーが EWS と通信せず、別のサービス(Exchange 以外の HTTP サーバーなど)に接続してしまいます。 このエラーの一般的な原因は次のとおりです。
Exchange サーバーの正しい URL を確認するには、Exchange 2016 で [Exchange 管理センター] [サーバー] [仮想ディレクトリ] にアクセスし、[EWS] をダブルクリックします。 詳しくは、Microsoft リモート接続アナライザーの [同期、通知、空き時間情報、自動返信] をご覧ください。 |
Exchange のユーザー名がメールアドレスではありません | Google 管理コンソールで指定した Exchange のユーザー名が、有効なメールアドレスではありません。たとえば、ドメイン名が入力されていないことなどが考えられます。
Exchange のロール アカウントが正しいメールアドレスを使用していることを確認してください。 |
ホストが見つかりません | DNS 名が正しくないか、スペルが間違っています。または、指定したホスト名の DNS レコードがありません。 管理コンソールで指定されている Exchange の URL が正しいことを確認してください。詳しくは、手順 5: 管理コンソールを設定するをご覧ください。 |
相互運用が設定されていません | Exchange 接続の設定が見つかりませんでした。Google 管理コンソールでカレンダーの相互運用が設定されていないことが考えられます。
カレンダーの相互運用 が管理コンソールで有効になっていることをご確認ください。詳しくは、手順 5: 管理コンソールを設定するをご覧ください。 |
参加者が無効です | 空き情報の検索対象のユーザーが存在しません。ユーザーが Microsoft Active Directory に存在していることを確認してください。 |
Exchange の URL の形式が正しくありません | Google 管理コンソールで Exchange URL が認識されません。形式が間違っていることが考えられます。 管理コンソールの設定を調べて、正しい URL が入力されていることを確認してください。詳しくは、手順 5: 管理コンソールを設定するをご覧ください。 |
SSL エラー | SSL 証明書が、接続しようとしているホストの名前と一致していないか、無効です。 ホスト名の代わりに IP アドレスが入力されているか、証明書で認識されないエイリアスを使用してホストからの接続が試行されました。証明書が無効の場合、有効期限が切れているか、信頼できないルート認証局によって発行されたものである可能性があります。 Exchange サーバー上の SSL 証明書が有効なものであり、接続しようとしているホストの名前と一致していることを確認してください。 |
エラーコード
エラーコードとエラー名 | 詳細とトラブルシューティング |
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400 無効なリクエスト |
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401 未認証 | このエラーが発生する原因として、以下のことが考えられます。
2. カレンダーのユーザーに Exchange の空き情報の参照を許可するで行った手順に誤りがないことを確認のうえ、再試行してください。 |
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