この機能に対応しているエディション: Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus。 エディションの比較
メールのユーザーは受信トレイ内のメールを迷惑メール、迷惑メールではない、またはフィッシングとして報告できます。Gmail のシステムはこの報告に基づいて、同様のメールをその後は迷惑メール、迷惑メールではない、またはフィッシングとして識別するように学習します。ユーザー レポートでは、ユーザーが特定の期間に行ったマーク付け(迷惑メール、迷惑メールではない、フィッシング)を確認できます。
注: セキュリティ ダッシュボードには、ユーザー レポートのデータに関する概要も含まれています。詳しくは、セキュリティ ダッシュボードに関する記事をご覧ください。
ユーザー レポートを表示する
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管理コンソールで、メニュー アイコン [セキュリティ] [セキュリティ センター] [ダッシュボード] にアクセスします。
- [ユーザー レポート] パネルの右下にある [レポートを表示] をクリックします。
ユーザー レポートのグラフ
不審なメールとみなされても、送信者が許可リストに登録されているといった正当な理由がある場合、そのメールはユーザーの受信トレイに配信されることがあります。このグラフには、迷惑メールではない、迷惑メール、フィッシングとして分類されたメールの件数が表示されます。
- 迷惑メールではない - 迷惑メールではないとマークされたメールの件数
- 迷惑メール - 迷惑メールとしてマークされたメールの件数
- フィッシング - フィッシングとしてマークされたメールの件数
注: 凡例をクリックすると、グラフの線を非表示にできます。たとえば、[迷惑メール] をクリックすると、その線はグラフに表示されなくなります。これは、線が重なっている場合に特に便利です。
グラフの上にあるプルダウン メニューを使用すると、グラフをカスタマイズして、特定の種類のメールについてのみ詳細を表示できます。
フィルタ | 説明 |
---|---|
トラフィック ソース: すべて、外部、内部 | 外部 - ドメイン外のユーザーから送信されたメールのみが示されます。 内部 - ドメイン内のユーザーから送信されたメールのみが示されます。 |
ドメイン | レポート対象のドメインを選択します。 |
期間 |
今日、昨日、今週、先週、今月、先月から選択したり、さかのぼる日数(180 日まで)を指定したり、開始日や終了日を入力したりしてデータを表示し、レポートをカスタマイズします。期間を設定したら、[適用] をクリックします。 注: このレポートには過去 31 日間のデータのみが表示されます。たとえば、パラメータを最長 60 日間に設定しても、31 日より前のデータはレポートに表示されません。 |
グラフのデータを含むスプレッドシートを生成するには、[シートをエクスポート] をクリックします。ユーザー レポートのグラフ内のデータに対応するスプレッドシートが生成され、[マイドライブ] フォルダに保存されます。
現在と過去のデータを比較する
現在のデータを過去のデータと比較するには、右上の [統計分析] で [パーセンタイル] を選択します(セキュリティ ダッシュボードのグラフによってはご利用いただけません)。 履歴データの 10、50、90 の各パーセンタイルを示すオーバーレイがグラフ上に表示されます(大半のデータは 180 日分、Gmail データは 30 日分)。別の分析を行う場合は、グラフの右上にあるメニューでオーバーレイの線を変更します。
ユーザー レポートの表
グラフ内のデータポイントをクリックすると、ドメインに送信された迷惑メールの件数の詳細も確認できます。詳細はグラフの下の表に表示されます。
注: 長すぎて読めない添付ファイル名は、ユーザー レポートの表では一定の長さ以降が切り捨てられます。