メールログ検索を使用したメール配信に関する問題のトラブルシューティング

メールログ検索(ELS)を使用すると、メール配信の問題のトラブルシューティングを行うことができます。

まず、メッセージが探しているユーザーがこちらのおすすめの対応手順を完了していることをご確認ください。

ステップ 1: 配信を確認する

  • Google Workspace ユーザーから Google 以外のメール プロバイダに送信されたメール - メールが ELS に表示される(正常に送信されている)ことを確認します。次に、受信側ドメインでネットワークまたはメール配信の問題がないかを確認します。メールが ELS に表示されない場合は、送信者側からメールを追跡します。

  • Google Workspace ユーザーから別のユーザーに送信されたメール - メールが ELS に表示されることを確認します。メールが ELS に表示されない場合は、受信者のドメインの MX レコードを確認します。

  • Google 以外のメール プロバイダから Google Workspace ユーザーに送信されたメール - ELS でメールを検索します。メールが ELS に表示されない場合は、送信者に問い合わせます。メールフィルタとファイアウォール設定を確認するよう依頼します。

ステップ 2: 配信後のメールのステータスを確認する

ドメイン内の受信者がメールを受信したことを確認できた場合は、配信後のメールのステータスのメッセージを確認すると、ユーザーのメールボックスでメールを見つけるのに役立ちます。

31 日以上経過したメール - メールの受信後 31 日以上経過している場合は、メール配信に関するログを利用できません。このようなメールについて、ユーザーのメールボックスでのステータスを表示するには、該当する日付範囲を選択し、メッセージ ID と宛先の詳細を検索します。

ステップ 3: メールログ検索の結果を評価する

ELS の結果を評価する際は、次のヒントを参考にしてください。

  • 存在が確認されており、登録済みユーザーに送信済みのメールが ELS に表示されない場合は、そのメールが Google ネットワークに到達しなかった可能性があります。Google へのルートを確認して問題を特定してください。送信者または受信者のドメインに問い合わせて、問題を解決します。

  • メールが遅れて届いたとき、Google 内の通過時間が 10 分未満である場合は、サードパーティのプロバイダが遅延の原因となっている可能性があります。メッセージの経路をメッセージ ヘッダー分析ツールで確認し、メッセージが遅延した場所を特定してください。

  • 「このメール アカウントは存在しません」という内容のエラーによりメールが返送された場合、ELS 上でメールを確認するには、そのメールをキャッチオール アドレスか従来のサーバーに転送する必要があります。

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