セキュリティ センターの管理者権限

利用できる機能は、Google Workspace または Cloud Identity のエディションによって異なります(詳しくは下記をご覧ください)。

特権管理者はセキュリティ センターの各機能(セキュリティ ダッシュボード、[セキュリティの状況] ページ、セキュリティ調査ツールなど)を利用できます。他の管理者がセキュリティ センターの特定の機能(セキュリティ ダッシュボードのみなど)を利用できるようにするには、該当する機能の権限を割り当てます。

セキュリティ センターの権限を管理者に付与する

  1. Google 管理コンソールログインします。

    管理者アカウント(末尾が @gmail.com でないもの)でログインします。

  2. 管理コンソールで、メニュー アイコン  次に  [アカウント] 次に [管理者ロール] にアクセスします。
  3. カスタムの管理者ロールにカーソルを合わせます。
    ヒント: 管理者ロールを作成する必要がある場合は、カスタムロールを作成するをご覧ください。
  4. [権限を表示] 次に [権限を開く] をクリックします。
  5. セキュリティ センターの各機能について、割り当てる権限を確認します。
    後述するセキュリティ センターの権限をご覧ください。
  6. [保存] をクリックします。

セキュリティ センターの権限

セキュリティ センターの一部の機能(Gmail やドライブに関連するデータなど)は、Enterprise Standard、Frontline Standard、Cloud Identity Premium ではご利用いただけません。

セキュリティ センターの機能 必要な権限

[セキュリティ] ページ

この機能がサポートされているエディション: Frontline Standard、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus。エディションの比較

[セキュリティ] 次に [セキュリティ設定]

[セキュリティ] ページを開くには、管理コンソールのホームページで [セキュリティ] をクリックします。

セキュリティ ダッシュボード

この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus。 エディションの比較

[サービス] 次に [セキュリティ センター] 次に [このユーザーにセキュリティ センターの完全な管理者権限を付与します] 次に [ダッシュボード]

注: レポート権限を持つ一部の管理者は、セキュリティ ダッシュボードを利用できる場合があります。セキュリティ センターでは、レポート権限からダッシュボード権限に名称が変わりました(Google 管理コンソールのセキュリティ センター以外のレポートに関しては、レポート権限のまま変更ありません)。

セキュリティの状況

この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus。 エディションの比較

[セキュリティの状況] ページにアクセスするには、次の権限がすべて必要です。

  • [サービス] 次に [セキュリティ センター] 次に [このユーザーにセキュリティ センターの完全な管理者権限を付与します] 次に [セキュリティの状況]
  • [組織部門] 次に [読み取り]
  • [ユーザー] 次に [読み取り]

さらに管理者には、アクセスを許可する各設定または一連の設定用の固有の権限が必要です。下の表(セキュリティの状況ページの設定リファレンス)をご覧ください。

調査ツール

この機能に対応しているエディション: Frontline Standard、Enterprise Standard、Enterprise Plus、Education Standard、Education Plus、Enterprise Essentials Plus。 エディションの比較

[サービス] 次に [セキュリティ センター] 次に [このユーザーにセキュリティ センターの完全な管理者権限を付与します] 次に [監査と調査]

詳しくは、調査ツールの管理者権限をご覧ください。

[セキュリティの状況] ページの設定リファレンス

特権管理者は、[セキュリティの状況] ページの設定にアクセスできます。他の管理者は、各設定または一連の設定のための権限(この表に記載)を特権管理者から追加で割り当ててもらう必要があります。管理者が特定の設定に必要な権限を持っていない場合、その設定は [セキュリティの状況] ページに表示されません。

: [セキュリティの状況] ページの 2 段階認証プロセス、セキュリティ キーの適用、グループの作成とメンバーの各設定にアクセスできるのは、特権管理者のみです。

セキュリティの状況ページの設定 必要な権限
  • 自動メール転送
  • 包括的なメール ストレージ
  • 内部の送信者に対する迷惑メールフィルタの適用除外
  • ユーザーの POP と IMAP アクセス
  • DKIM
  • SPF レコード
  • DMARC
  • 認証不要の承認済み送信者
  • 承認済みドメインの送信者
  • メールの IP ホワイトリスト
  • 迷惑メールヘッダー設定をすべてのデフォルトのルーティング ルールに追加する
  • MX レコードの設定
  • 添付ファイルの安全性
  • リンクや外部画像に関する安全性
  • なりすましと認証の安全性
  • MTA-STS の設定

対応しているエディション: Enterprise Plus

[Gmail] 次に [設定]
  • グループの作成とメンバー

対応しているエディション: Enterprise Plus

特権管理者アカウントのみ使用可能

  • サイト共有ポリシー
  • Google Workspace Marketplace のアプリケーションの使用
  • ドメインの外部でのハングアウトに関する警告

対応しているエディション: Enterprise Plus

[サービス] 次に [サービスの設定]

[サービスの設定] 権限を割り当てると次のようになります。

  • Gmail、Google ドライブ、Google カレンダーの [設定] チェックボックスが自動的にオンになる
  • 割り当てられた管理者に [セキュリティの状況] ページの設定が表示される
  • カレンダー共有ポリシー

対応しているエディション: Enterprise Plus

[サービス] 次に [カレンダー] 次に [すべての設定]

  • ファイルのウェブ上への公開
  • アクセス チェッカー
  • ドメインの外部との共有に関する警告
  • ドライブの共有設定
  • 外部の共同編集者に対する Google へのログインの義務付け
  • オフライン ドキュメントへのアクセス
  • ドライブのアドオン
  • ドライブへのデスクトップ アクセス

対応しているエディション: Enterprise Plus、Enterprise Essentials Plus

[サービス] 次に [ドライブとドキュメント] 次に [設定]

  • モバイル管理
  • 不正使用されたモバイル デバイスのブロック
  • モバイルの不使用レポート
  • モバイル パスワード要件
  • デバイスの暗号化
  • アプリケーション確認
  • 不明なソースからのモバイルアプリのインストール
  • 外部記憶媒体
  • アカウントの自動ワイプ

対応しているエディション: Enterprise Standard、Enterprise Plus、Enterprise Essentials Plus、および Cloud Identity Premium

[サービス] 次に [モバイル デバイス管理] 次に [デバイスと設定を管理する]

  • 管理者向けの 2 段階認証プロセス
  • ユーザー向けの 2 段階認証プロセス
  • 管理者に対するセキュリティ キーの適用
  • ユーザーに対するセキュリティ キーの適用

対応しているエディション: Enterprise Standard、Enterprise Plus、Enterprise Essentials Plus、および Cloud Identity Premium

特権管理者アカウントのみ使用可能

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