Google Workspace Sync for Microsoft Outlook(GWSMO) を設定すると、Gmail を使用して、Microsoft Outlook アカウントに送信されたメールにアクセスできます。
設定手順(省略可)
Outlook からコピーしないアイテムを Gmail で設定します。Gmail のウェブ インターフェースで以下を作成します。
- メールの署名 - 詳しくは、Gmail の署名を作成するをご覧ください。
- メールフィルタ - Outlook のルールと同じように、受信メールを処理するためのフィルタを Gmail で作成できます。これらのフィルタは、Outlook と Gmail インターフェースのどちらでメールを閲覧している場合にも適用されます。フィルタを設定したら、Outlook のルールを削除します。詳しくは、メールのフィルタルールの作成をご覧ください。
Gmail との違い
Gmail の一部の機能は、Outlook で使用していた機能と同じように利用できなかったり動作が少し異なったりします。詳しくは、Gmail でできることをご覧ください。
また、データを GWSMO と同期する際は、以下の点にご注意ください。
Outlook の機能 | Gmail での表示のされ方 |
---|---|
フォルダ | ラベル
Gmail では、メールはフォルダに保存されるのではなく、同じ名前のラベルが追加されます。たとえば、[予算] フォルダ内のメールには、Gmail で [予算] ラベルが表示されます。 Gmail ではラベルを使用してフォルダ階層が再作成されます。フォルダと同様に、階層を折りたたんだり展開したりすることもできます。 詳しくは、ラベルを作成して Gmail を整理するをご覧ください。 |
受信トレイ内のフォルダ | 受信トレイ/[フォルダ名]のラベルが付けられる Outlook の [受信トレイ] の下に作成したフォルダ(および [下書き]、[送信済みアイテム] などの他のデフォルトのフォルダ)は、Gmail ではネストされたラベルとしては表示されず、ラベルの最上位の階層に、ラベル名がネストされた形で表示されます。たとえば、Outlook の受信トレイの [個人] フォルダにあるメールは、Gmail では [受信トレイ/個人] というラベルが付きます。 |
旗 | 星
Outlook でメールにフラグを付けると、Gmail ではスターに変換されます(逆の場合も同じです)。ただし、Outlook のフラグに関連付けられているフォローアップの日付とリマインダーは、Gmail には表示されません。スターについて詳しくは、Gmail でメールにスターを付けるをご覧ください。 |
アーカイブしたメール | [すべてのメール] ラベルが付けられる
Gmail の [すべてのメール] の下の [アーカイブ] フォルダ(Google Workspace プロファイルでのみ使用可能)にメールが格納されます。Gmail にアーカイブされたメールは、[アーカイブ] フォルダの [Outlook] に格納されます(メールにラベルが付いている場合を除く)。ラベルがある場合は、そのラベルに対応する Outlook フォルダに移動します。 |
編集したメール | すでに受信(または送信)済みのメールの本文または件名を Outlook で編集しても、その編集内容は Gmail には表示されません。 |
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