Google Workspace Sync for Microsoft Outlook
以下は、Google Workspace Sync for Microsoft Outlook（GWSMO） が完全には対応していない Outlook の予定表の機能をまとめたものです。これらの機能は Outlook でご利用いただけないか、期待どおりに動作しない可能性があります。
| サポートされていない機能 | 説明 |
|---|---|
| [仮の予定] や [外出中] のステータス | Outlook の予定表で [仮の予定] や [外出中] のステータスを選択すると、他のユーザーには [予定あり] と表示されます。これは、Google カレンダーが [予定なし] と [予定あり] 以外のステータスに対応していないためです。 |
| カレンダーの添付ファイル | Outlook の予定表に添付したドキュメントや連絡先などのファイルは、自分の Outlook の予定表には表示されますが、他の参加者のカレンダーには表示されません。これは、添付ファイルが他のユーザーの Google カレンダーとは同期されないためです。また、予定の招待状の受信者に添付ファイル付きのメール（件名が予定の名前）が届きますが、出欠確認のオプションはありません。 |
| 予定表間の予定の移動やコピー | Outlook で、ある予定表から別の予定表に予定をドラッグすることはできません（Outlook を Microsoft Exchange でご利用の場合はドラッグできます）。 |
| 更新した予定を送信せずに保存 | Outlook で予定を作成または更新し、変更情報を出席者に送信しないことを選択（予定ウィンドウを閉じ、送信しないことを選択）しても、出席者のカレンダーに変更情報が表示されます。これは、Outlook から更新情報を送信するかどうかにかかわらず、予定の情報が常に他のユーザーのカレンダーと同期されるためです。 |
| Exchange での予定表の共有 | GWSMO から予定表を共有することはできますが、Exchange で予定表の共有に関する設定は使用しないでください。これを行いたい場合は、ウェブブラウザで Google カレンダー アカウントにログインし、共有を設定します。詳しくは、共有と委任をご覧ください。 |
| 予定表フォルダの削除 | Outlook の予定表フォルダを削除すると、Outlook の予定表のナビゲーション ウィンドウからも削除されます。なお、カレンダーが Google カレンダー アカウントから削除されるわけではなく、Outlook と同期されなくなるだけです。カレンダーを完全に削除するには、Google カレンダー アカウントにログインして削除します。詳しくは、カレンダーを削除または登録解除するをご覧ください。 |
| 予定表のリッチ コンテンツ |
Outlook では、リンク、書式設定されたテキスト、表などのリッチ コンテンツを予定表の説明に追加できます。 Outlook 2016 を使用している場合は、リッチテキスト形式（RTF）で予定を保存してください。予定を HTML 形式で保存すると、その形式は他のユーザーのカレンダーと同期されず、書式なしテキストのみが表示されます。詳しくは、Outlook 2016 で RTF を使用して予定表の招待状を送信する方法に関する記事をご覧ください。 |
| POP アカウントまたは IMAP アカウント宛ての予定の招待状 | Outlook のプロファイルで POP アカウントまたは IMAP アカウントを作成した場合、そのアカウントに送信される招待状は、自分の Outlook のメインの予定表に反映されません（Exchange をご利用の場合は反映されます）。招待状が Google Workspace アカウントに送信された場合のみ、GWSMO によって予定表に反映されます。 |
| ゲストの権限 |
GWSMO では、Google カレンダーで作成した予定に設定されているゲストの権限は保持されますが、対応する権限設定が Outlook 側に存在しない可能性があります。 たとえば、Google カレンダーで作成した予定にゲストリストが表示されないよう設定すると、GWSMO ではこの設定が維持されますが、Outlook で会議を変更して更新内容を送信すると、ゲストリストが全参加者に公開される可能性があります。 |
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