この情報は、Google Workspace Essentials エディションに適用されます。Essentials Starter、Enterprise Essentials、Enterprise Essentials Plus エディションには適用されません。
Essentials にお申し込みいただくと、翌月より毎月初めにメインの方法でご利用料金をお支払いいただくことになります。たとえば、5 月に有料サービスのご利用を開始された場合は、6 月の初めより請求が始まり、その後は各月の初めに自動的に請求期間が継続されます。
有料サービスが開始されると、以下のように請求が発生します。
お支払い料金
無料の試用期間が終了すると、月々のお支払いが発生します。前月のアクティブ ユーザー数分の請求が、当月の初めにメインのお支払い方法で処理されます。お支払い金額は以下のようになります。
- アクティブ ユーザーそれぞれについて、8 米ドル全額が 1 か月のご利用料金として発生します。この金額は、ユーザーが 1 か月間に行った有料アクティビティが 1 つであっても(たとえば、その月の 25 日にファイルを 1 つ閲覧しただけでも)変わりません。
- 月の途中でサブスクリプションを解約した場合など、ご利用が 1 か月未満の場合であっても、すべてのアクティブ ユーザーそれぞれに対して 8 米ドル全額の請求が発生します。
- その月にアクティブ ユーザーが 1 人もいなかった場合でも、1 か月のご利用料金の最低額である 8 米ドルのお支払いが必要となります。
ご請求額は、前月中に組織でサービスを利用した期間(時間)に応じた金額になります。日割りでのお支払いが発生するのは、請求対象期間の途中で有料サービスを開始または終了した場合です。
お支払い通貨
現地通貨でお支払いいただくことができますが、お支払い額は米ドルで計算されます。このため、アクティブ ユーザー数が同じであっても、為替レートによって月ごとのお支払い額が異なる場合があります。
クラウド ストレージ
- プールされたクラウド ストレージ 2 TB までを組織のユーザー全員で共有できます
- ユーザーを追加するたびに、100 GB のストレージがプールに追加されます(上限は 2 TB)。
アクティブ ユーザーとストレージの使用量
アクティブ ユーザーの定義アクティブ ユーザーとは、お客様のアカウントに追加され、1 か月に 1 回以上有料アクティビティを行ったユーザーのことを指します。それ以外のユーザーは、組織に属しているかどうかに関わらず、アクティブ ユーザーとしてカウントされません。
有料アクティビティには次のものが含まれますが、これに限定されません。
- ドライブ ファイルの閲覧、編集などの操作、印刷、プレビュー
- ドライブ ファイルのダウンロード
- 次のようなドライブ コンテンツの変更:
- ファイルのアップロード
- ファイルの作成、コピー、名前の変更、削除、移動
- マイドライブへのファイルの追加
- ドライブ ファイルの共有、または共有権限の変更
- 共有ドライブのメンバーの管理
- 変更されたファイルの同期
- Google Meet によるビデオ会議またはライブ ストリームの開催または参加
- Google Chat を使用したチャットルームまたはユーザーへのチャット メッセージの送信
アクティブ ユーザーとしての請求の対象になるのは、ファイルのオーナーではなく、ドライブ ファイルを操作したユーザーです。ただし、オーナー以外のユーザーが更新したファイルを同期すると、オーナーもアクティブ ユーザーとしての請求の対象になります。
ユーザー操作の中には、アクティブ ユーザーの請求の対象とならないものがあります。このような課金対象にならないアクティビティには次のものが含まれますが、これに限定されません。
- ブラウジング操作:
- ファイルのブラウジング、検索、並べ替え、フィルタリングは無償で行うことができます。
- [詳細の表示] パネルを見たり、ファイルの共有相手を確認したりすることもできます。
- 変更されていないファイルの同期
- ドライブの設定の変更
- 組織外のユーザーによるファイルへのアクセス
- 組織外のユーザーまたは Essentials ユーザー以外のユーザーによる、ビデオ会議またはライブ ストリームへの参加
- Google Chat からのチャット メッセージの受信または閲覧
ストレージの使用量は、組織内の全ユーザーのドライブ コンテンツの合計 GB です。
ストレージ使用量に含まれるファイル:
- 写真、動画、音声ファイル、PDF ファイル、Microsoft Office ファイルなどの Google ドキュメント エディタ以外のファイル(共有ドライブ内にある、Google ドキュメント エディタ以外のファイルを含む)
- ユーザーの [ゴミ箱] 内のファイル
- 停止中のユーザーが所有しているファイル
- Google Vault で保留中のファイル(ドメインの所有権を証明済みのお客様のみ)
ストレージ使用量から除外されるファイル:
- ドライブ フォルダ
- Google ドキュメント、Google スプレッドシート、Google スライド、Google フォーム、Google 図形描画、Google サイト、マイマップ
お支払い例
A さん、B さん、C さんという 3 人のユーザーが組織にいます。ここでは、Essentials のアクティビティについて 30 日の月額請求がどのように行われるかを示します。
アクティブ ユーザー数ユーザー | アクティビティ | アクティブ ユーザーかどうか | 料金 | 注 |
---|---|---|---|---|
A | Google ドキュメントを毎日編集した | はい | 8 米ドル | |
B | その月の 25 日に 1 つのファイルの名前を 1 回変更した | はい | 8 米ドル | アクティブ ユーザーについては、ユーザー アクティビティがその月の 2 日以降に行われた場合でも、常に 8 米ドル全額がご利用料金として発生します。 |
C | ドライブの設定を複数回変更した | いいえ | 請求なし | ドライブの設定を変更したユーザーが、アクティブ ユーザーとしてカウントされることはありません。 |
組織に対する今月の合計請求額は 16.00 米ドルです(アクティブ ユーザー 2 人 x 8 米ドル)。
米ドル以外の通貨でお支払いいただく場合も、請求額は米ドルで計算されます。実際のお支払い額は最新の為替レートによって異なります。
たとえば、ユーロでのお支払いで、為替レートが 1 米ドル = 0.85 ユーロの場合、請求額は 16.00 米ドルとして計算され、請求額は 13.60 ユーロになります。
ユーザー数の削減とサブスクリプションの解約
Essentials のユーザー数またはサブスクリプションを変更した場合、課金ルールはお客様の種類および管理者の対応によって異なります。
Essentials ライセンスを削除されたユーザーが、その月にアクティブ ユーザーとして見なされるアクティビティを行っていた場合、そのユーザーについては 8 米ドルの請求が発生します。翌月以降は、そのユーザーに対する請求は発生しません。そのユーザーに保存容量が割り当てられていた場合、そこに保存されているデータは管理者が削除しない限り、ユーザーの Essentials ライセンスを削除した後も組織の保存容量の制限にカウントされます。詳しくは、ユーザーの削除によるアカウントとデータへの影響をご確認ください。
削除された Essentials ユーザーが、その月にアクティブ ユーザーとして見なされるアクティビティを行っていた場合、そのユーザーについては 8 米ドルの請求が発生します。翌月以降は、そのユーザーに対する請求は発生しません。詳しくは、ユーザーの削除によるアカウントとデータへの影響をご確認ください。
チームから削除されたユーザーが、その月にアクティブ ユーザーとして見なされるアクティビティを行っていた場合、そのユーザーについては 8 米ドルの請求が発生します。翌月以降は、そのユーザーに対する請求は発生しません。そのユーザーが共有ドライブにデータを保存していた場合、そのデータは管理者が削除するかユーザーが自身の個人用アカウントに移動しない限り、ユーザーの削除後も組織の保存容量の制限にカウントされます。詳しくは、ユーザーの削除によるアカウントとデータへの影響をご確認ください。
Essentials のサブスクリプションを解約した月については、その月のアクティブ ユーザー 1 人あたり 8 米ドルの請求が発生します。次の月からは請求は発生しません。