スマートフォンの組み込みのセキュリティ キーを使用する

重要: Google では、組み込みのセキュリティ キーに代わり、パスキーをサポートしています。パスキーは、組み込みのセキュリティ キーと同等のセキュリティを提供します。Android の組み込みのセキュリティ キーは自動的にパスキーにアップグレードされています。パスキーの詳細をご確認ください。

Google Smart Lock アプリを使用する iPhone の組み込みのセキュリティ キーは、2024 年 4 月またはそれ以降まもなく、Google アカウントから削除されます。削除されると、iPhone の組み込みのセキュリティ キーを使用してログインすることはできなくなります。引き続きログインできるようにするには、次のいずれかを行ってください。

ヒント:

  • 以前に iPhone の組み込みのセキュリティ キーをお子様の Google アカウントに対して有効にした場合は、お子様が iPhone の Google アカウント設定でパスキーを設定できるよう管理することができます。
  • Google Workspace 管理者の方は、2023 年 6 月 5 日にメールでお送りした手順をご確認ください。詳しくは、Workspace アカウントでパスキーを有効にする方法をご覧ください。
  • 高度な保護機能プログラムに登録している場合は、iPhone でパスキーを作成するか、ハードウェア セキュリティ キーをアカウントに追加する必要があります。これらの手順のどちらも行わない場合は、高度な保護機能の登録を解除できます。

スマートフォンの組み込みのセキュリティ キーを設定し、最新版の Chrome OS、iOS、macOS、Windows のデバイスから安全にログインできます。これにより、パスワードなどの情報を盗まれた場合でもアカウントをハッカーから保護できます。

アカウントへのログイン操作が行われた際に、デバイスとスマートフォンの組み込みのセキュリティ キーとの間で Bluetooth 信号がやり取りされているか、Google が確認できます。この Bluetooth チェックにより、アカウントにログインしようとしているデバイスの近くにあなたとあなたのスマートフォンがあり、別の場所にいる他のユーザーがログイン操作をしていないことを Google が保証します。

スマートフォンをセキュリティ キーとして Google アカウントに追加する

スマートフォンをセキュリティ キーとして設定するには、iOS 10 以降を搭載した iPhone が必要です。詳しくは、保護対象のアカウントごとに iOS バージョンを更新する方法についての説明をご覧ください。

ユーザーが新しいデバイスにログインすると、Google はスマートフォンの組み込みのセキュリティ キーを使用して保護の強化を試みます(対応しているスマートフォンの場合)。

重要: 1 つのアカウントに設定できる組み込みのセキュリティ キーは 1 つのみです。対象のスマートフォンが複数ある場合は、いずれか 1 台を選択する必要があります。対象のスマートフォンは、いつでも切り替えることができます。
  1. 2 段階認証プロセスまたは高度な保護機能がオンになっていることを確認します。
  2. Chrome などのサポートされているブラウザを使用して myaccount.google.com/security にアクセスします。
  3. [Google にログインする方法] で [パスキーとセキュリティ キー] を選択します。ログインが必要となる場合があります。
  4. 左下の [セキュリティ キーを追加] をタップします。
  5. 画面上の手順に沿って操作し、Smart Lock アプリにメッセージが表示されたら [設定する] をタップして iPhone の組み込みのセキュリティ キーをオンにします。
ヒント: Google Smart Lock アプリをまだインストールしていない場合は、インストールを求めるメッセージが表示されます。iPhone の組み込みのセキュリティ キーを使用するには、通知をユーザーに送信する権限を Smart Lock に付与してください。

スマートフォンの組み込みのセキュリティ キーを使用して新しいデバイスにログインする

  1. 両方のデバイスで Bluetooth がオンになっていることを確認します。
  2. Chrome OS(バージョン 79 以降)、iOS、macOS、Windows 10 のいずれかを搭載したデバイスで Google アカウントにログインします。
  3. iPhone で Smart Lock からの通知を確認します。通知をタップします。
  4. ログインを確認するには、[はい] をタップします。

問題を解決する

スマートフォンの組み込みのセキュリティ キーを使用できない場合は、下記のヒントをお試しください。
デバイス同士の距離を近づける
iPhone の組み込みのセキュリティ キーを機能させるには、ログインに使用するデバイスと iPhone との距離を近づける必要があります。ログインに使用するデバイスと iPhone を並べて置くようにしてください。
両方のデバイスで Bluetooth をオンにする
iPhone の組み込みのセキュリティ キーをセットアップする際にエラーが繰り返し起きないようにするには、以下のデバイスの設定で Bluetooth がオンになっていることを確認してください。
  • お使いの iPhone
  • ログインに使用するデバイス
デバイスの要件を確認する
iPhone の組み込みのセキュリティ キーを使用してパソコンでログインするには、以下のデバイスが必要です。
  • iOS 10 以降を搭載し、最新バージョンの Smart Lock アプリがインストールされている iPhone
  • 以下を搭載したパソコン:
    • Bluetooth
    • Chrome など、互換性のあるブラウザの最新バージョン
    • Chrome OS、Mac OS、Windows など、互換性のあるオペレーティング システムの最新バージョン
iPhone の組み込みのセキュリティ キーを使用して iPad または 2 台目の iPhone でログインするには、以下のデバイスが必要です。
  • iOS 10 以降を搭載し、最新バージョンの Smart Lock アプリがインストールされている iPhone
  • 以下を搭載した iPad または iPhone:
Smart Lock をダウンロードしたがスマートフォンを追加していない
  1. myaccount.google.com/security にアクセスします。
  2. [Google にログインする方法] で [パスキーとセキュリティ キー] を選択します。ログインが必要となる場合があります。
  3. 左下の [セキュリティ キーを追加] をタップします。
  4. お使いの iPhone を選択 次の操作 [追加] をタップします。
ログインしようとしていないのにメッセージが表示される
第三者があなたのアカウントに不正にアクセスしようとした可能性があります。パスワードを変更することをおすすめします
Bluetooth がオンになっていないというメッセージが Windows 10 デバイスで表示される

スマートフォンの組み込みのセキュリティ キーを使ってログインしようとすると、「ペア設定するには Bluetooth をオンにしてください」というメッセージが表示されることがあります。スマートフォンと Windows 10 デバイスの両方で Bluetooth をオンにしても、この通知が表示されることがあります。

スマートフォンの組み込みのセキュリティ キーで Windows 10 デバイスに接続できるようにするには:

  1. Windows 10 の [設定次の操作 [プライバシー次の操作 [無線] を開きます。
  2. [アプリが無線を制御することを許可する] をオンにします。
セキュリティ キーを使わずにログインする
重要: 高度な保護機能に登録している場合、セキュリティ キーを使わずにログインすることはできません。
  1. お使いのユーザー名とパスワードで Google アカウントにログインします。
  2. [キャンセル] 次の操作 [別の方法を試す] を選択します。
  3. ログインに使用する確認方法を選択します。
  4. 画面に表示される手順に沿って、ログインを完了します。

保護をさらに強化する

IT 管理者、ビジネス リーダー、ジャーナリスト、政治関係者など、標的型攻撃のリスクあるユーザーは、高度な保護機能に登録することをおすすめします。このプログラムに登録することで、最高レベルの保護を追加料金なしで Google アカウントに適用できます。

さらにサポートが必要な場合

次の手順をお試しください。

検索
検索をクリア
検索を終了
Google アプリ
メインメニュー
4040902473960001118
true
ヘルプセンターを検索
true
true
true
true
true
70975
false
false