アカウントを復元するための手順を行った後に、セキュリティを考慮した保留によってアカウントが保護されているというメッセージが表示されることがあります。この保留時間が、アカウント復元のリクエストを行ってからアカウント復元の申請が処理されるまでの時間差となります。アカウント復元リクエストに何か通常と異なる点があった場合、この時間差がアカウントの保護に役立ちます。
ヒント: アカウント復元に使用しようとしているデバイスと現在ログインしているデバイスが異なる場合は、ログインしているデバイスを使用して復元手順を行ってみてください。
時間差がアカウントの保護に役立つ仕組み
この時間差の間に、Google はアカウント復元のための情報やユーザーから提供されたその他の情報を使用して、アカウント復元リクエストが行われたことをユーザーに通知します。これにより、仮にそのユーザー以外の者がアカウントにアクセスしようとしていた場合、その時間差の間にリクエストを拒否しアカウントを保護することができるようになります。
アカウントが復元されるまでの時間差の長さ
アカウント復元リクエストから復元までの時間差は、リスク要素の差異によって数時間になることもあれば数日間になることもあります。たとえば、ユーザーが 2 段階認証プロセスを設定してアカウントのセキュリティを強化している場合は、アカウントが復元されるまでの時間が長くなる可能性があります。
ヒント: 時間差の間に、復元リクエストを行っているのが確かに本人であることを確認する別の手段(通常ログインするデバイスなど)を利用できる場合は、その手段を使用して改めてアカウント復元手順を行うことができます。そうすると、アカウントが復元される可能性が高くなったり、復元が早まったりする可能性があります。
今後アカウント復元までの時間差が生じないようにする方法
アカウントにアクセスしやすいようにしておくには、ログインしたままにする、復元のための情報を追加する、復元のための情報を最新の状態に保つといった方法があります。2 段階認証プロセスを使用している場合は、バックアップを設定して本人確認の手段を増やしておくという方法があります。