データ インサイトをトラフィック分析に活用しましょう
Firebase 向け Google アナリティクスは、アプリのトラフィックに関する豊富なインサイトを提供する解析ソリューションです。オーディエンス データは、コンテンツのプランニング、ユーザーによるアプリの操作方法の最適化によるユーザー エクスペリエンスの改善、アプリの収益化戦略に関するインサイトの取得に役立ちます。
アナリティクス データを活用したトラフィック分析
- トラフィックをモニタリングして、アプリのトラフィックの通常パターンを把握します。
- 特定の広告ユニット、CTR、インプレッションまでドリルダウンした AdMob レポートを表示します。
- アナリティクスのトラフィック レポートを適切なセグメントやチャネル単位に分類します。
- 上記の方法を使用して、不正が疑われるトラフィック ソースやクリックを検出します。
- AdMob プログラム ポリシーに準拠した広告掲載が行われていることを確認します。
- ご不明な点がありましたら、AdMob コミュニティ フォーラムをご利用ください。
- 無効なアクティビティが認められた場合は、AdMob チームにご報告ください。
アナリティクスの統計データに基づいて収益を最適化
アナリティクスの関連サービスを利用して AdMob の収益データを統合すれば、収益の包括的で多面的な分析がページ単位で可能になります。
- AdMob アプリを Firebase 向け Google アナリティクスにリンクします。
- アナリティクスで [マイレポート] タブに移動します。
- さまざまなユーザー属性（性別、年齢、国など）ごとにユーザーの内訳を確認します。
- [コンバージョン] タブに移動してイベントとして「first_open」を選択すると、さまざまなソース（例: Google Play、Google 広告の広告キャンペーンなど）ごとにユーザーと LTV の内訳を確認できます。
上記のデータを組み合わせることで、特定のトラフィック ソース、スクリーン、およびユーザー グループについて多面的に分析できます。
健全なトラフィックを維持するためのヒント
- Firebase 向け Google アナリティクスを使って、広告トラフィックとアプリユーザーを把握します。AdMob では、チャネル単位、カスタム チャネル単位、または広告ユニット単位のレポートを使用して、トラフィックを分類できます。
- アプリごとに異なる広告ユニットを作成します。固有の広告ユニット ID を割り当てて、個々の広告プレースメントを区別します。
- お客様の広告はご自身でクリックしないでください。テスト広告を使用して広告をテストする場合は、Google Developers の手順（Android / iOS）を行ってください。
- 身元が明らかなボット、スパイダー、検索エンジン クローラのアクティビティを特定します。詳しくは、トラフィック品質管理についての記事をご覧ください。
- 疑わしいトラフィックを回避するために、信頼できるトラフィック サービス業者を選択します。
Firebase Remote Config と Firebase A/B Testing を使用して A/B テストを実施する
Firebase A/B Testing では、アプリ広告さまざまなパターンをテストし、結果のモニタリングを通してどのパターンが優れているかを判断できます。
Firebase を使用して A/B テストを作成するには、以下の手順を行います。
- アプリに Remote Config または Firebase Cloud Messaging を追加します。
- テストを作成します。
- 成功をどのように測定するかを定義します。
- テストをモニタリングして最良のパターンを見つけます。
詳しくは、Firebase A/B Testing のページと、こちらの AdMob チュートリアル動画をご覧ください。