データソースとは、アナリティクスにアップロードしたデータを保持するコンテナで、アップロードする CSV ファイルと、既存のアナリティクス フィールドから CSV のフィールドへのマッピングで構成されます。アップロードしたデータと既存データとの結合方法は、データソースによって制御されます。データソースの設定はプロパティ単位で行います。
プロパティのデータソースを管理するには、[管理] をクリックし、[データの収集と修正] で [データ インポート] をクリックします。
データソース タイプ
データソース タイプは、インポートするデータの種類と対応します。たとえば、費用データ、商品データ、ユーザーデータ、オフライン イベントデータ、カスタム イベントデータなどのデータソース タイプがあります。データのアップロード先として使用できるディメンションと指標(スキーマ)は、データソース タイプごとに異なります。
データソース スキーマ
データソースを作成する際はスキーマを定義します。スキーマとは、アップロードしたデータをアナリティクスの既存のイベントデータと結合するための構造です。単純なスキーマは、結合キー ディメンション(「キー」)1 つと、インポートするディメンションまたは指標(それぞれ複数可)から成ります。データをインポートする際、アナリティクスはイベントデータのキー値の中から、アップロードしたデータのキー値と一致するものを探します。一致する値が見つかると、そのキーに関連付けられているディメンションと指標の値が、既存のイベントデータに追加されます(収集済みのデータが存在する場合は、アップロードしたデータに差し替えられます)。データソースのタイプによっては、複数のディメンションでキーを定義することもできます。インポート フィールドでは、ほとんどのデータソース タイプで複数のディメンションや指標を使用できます。
結合キーは 1~3 種類のアナリティクス ディメンションによって構成されます。
キー ディメンションは、選択したデータセットのタイプによって異なります。
利用可能なキー ディメンションの一覧は、データソースのスキーマ作成ツールで、プルダウン メニュー内に表示されます。
既存のフィールドに値を追加するだけであれば、データソースは、データのアップロードに繰り返し使用できます。データソースを保存すると、アナリティクスのフィールドからインポートのフィールドへのマッピングを変更することはできなくなります。既存のデータソースにフィールドを追加する場合は、既存のデータソースを削除してから新しいデータソースを作成する必要があります。追加する新しいフィールドを含む追加のデータソースをインポートすることもできます。詳しくは、データ インポート タイプごとの上限をご覧ください。
既存のデータソースにデータを再インポートすると、以前にインポートされたデータは保持され、インポートされた新しいデータが追加されます。インポートされたデータに、以前にインポートされたデータと同じキーセットが含まれている場合、データは上書きされます。