丸かっこ「( )」
丸かっこを使用すると、正規表現を部分的にグループ化できます。
たとえば、さまざまな形式で現れる商品の SKU 文字列を一致させるには、文字列を丸かっこでグループ化します。男性向けのビーチサンダルと女性向けのビーチサンダルを販売している場合に、次のような商品の SKU を使用しているとします。
- MNBS010212(男性向けのビーチサンダル、スタイル: 01、色: 02、サイズ: 12)
- WMBS020208(女性向けのビーチサンダル、スタイル: 02、色: 02、サイズ: 08)
すべてのビーチサンダルの SKU に一致する正規表現は次のとおりです。
\D+(BS)\d+
- \D(数字以外の文字)
- +(1 回以上の繰り返し)
- (BS)(ビーチサンダルの英字コード)
- \d(数字)
- +(1 回以上の繰り返し)
パイプ「|」
パイプを使用すると、正規表現で OR 条件を指定できます。
たとえば、東京向けと大阪向けの春季キャンペーンのデータを含むセグメントを作成するには、次のようにセグメントを作成します。
- [キャンペーン]、[完全一致]、「春季」
- [市区町村]、[正規表現に一致]、「東京|大阪」
パイプは丸かっこの中でも使用できます。たとえば、ビーチサンダルの SKU に一致する別の正規表現は次のとおりです。
(MN|WM)BS\d+
- (MN または WM)
- (BS)(ビーチサンダルの英字コード)
- \d(数字)
- +(1 回以上の繰り返し)