貢献度の分析について
貢献度の分析は、異常値の要因となったユーザー セグメントを識別するためにアナリティクス インテリジェンスで使用される統計手法です。
まず、インテリジェンスはさまざまなディメンションを使用してユーザー セグメントのコレクションを生成します。
生成後、ユーザー セグメントごとに、異常値が発生した期間と比較対象期間について異常な指標の値を計算します。
最後に、以下に基づいて、異常値に関するインサイト カードに対象のユーザー セグメントを表示します。
- そのユーザー セグメントが異常な指標の要因として関与している度合い
- 異常値が発生した期間と比較対象期間の間における、ユーザー セグメント指標の相対的な変化
詳しくは、アナリティクスの異常検出をご覧ください。
貢献度の分析の使用方法
アナリティクス インテリジェンスはデータを定期的にスキャンし、指標に異常値が発生していないか確認します。異常値が検出された場合、アナリティクス インテリジェンスは、その異常値を示すユーザー セグメントを細かく識別することができます。
以下に、上記の自動インサイトの要因となるセグメントの例をいくつか記載します。
ユーザー セグメントのオーディエンスを作成するには、[オーディエンスを作成] をクリックします。すると、オーディエンス作成ツールが開きます。インサイトの基準は事前に入力されています。オーディエンスに名前を付けて保存すると、そのオーディエンスを使用してデータ探索ツールで根本原因を特定することができるようになります。また、オーディエンスをエクスポートして広告キャンペーンのターゲット設定を行うことも可能になります。
注: オーディエンス作成ツールを使用してインサイト カードに表示されるオーディエンスのユーザー数は、データ処理のタイミングの違いにより変動することがあります。