ユニバーサル アナリティクス プロパティやその他の 360 サービスを標準版にダウングレードする方法については、360 からスタンダードへのダウングレードをご覧ください。
Google アナリティクス 4 プロパティを標準版にダウングレードする方法については、360 からスタンダードへのダウングレードをご覧ください。
Google アナリティクス 4 プロパティを 360 で契約している場合は、Google アナリティクス 4 プロパティを 360 にアップグレードできます。360 プロパティでは、Google マーケティング プラットフォーム - Google アナリティクス(GA)360 サービスレベル契約が適用されます。既存のユニバーサル アナリティクス プロパティには引き続きアクセスできますが、これらのプロパティを Google アナリティクス 360 にアップグレードすることはできません。
360 の機能に適用される制限
Google アナリティクス 360 では、Google アナリティクス 4 プロパティ データの収集、レポート、保持、BigQuery へのエクスポートの上限が以下のように引き上げられます。
機能 | Google アナリティクスの標準プロパティ | Google アナリティクス 360 プロパティ |
---|---|---|
イベント パラメータ | イベントごとに 25 個 | イベントごとに 100 個 |
ユーザー プロパティ | プロパティあたり 25 個 | プロパティあたり 100 個 |
イベント スコープのカスタム ディメンションとカスタム指標 |
プロパティごとにイベント スコープのカスタム ディメンション 50 個 プロパティごとにイベント スコープのカスタム指標 50 個 |
プロパティごとにイベント スコープのカスタム ディメンション 125 個 プロパティごとにイベント スコープのカスタム指標 125 個 |
アイテム スコープのカスタム ディメンション |
プロパティあたり 10 個 |
プロパティあたり 25 個 |
イベント パラメータ値の長さ |
100 文字 ただし、以下の例外があります。
|
500 文字(
|
キーイベント | 30 | 50 |
オーディエンス | 100 | 400 |
データ探索 |
ユーザーあたり、プロパティごとに 200 件まで作成可 プロパティごとに 500 件まで共有可 |
ユーザーあたり、プロパティごとに 200 件まで作成可 プロパティごとに 1,000 件まで共有可 |
データ探索のサンプリングの上限 | クエリごとに 1,000 万件のイベント | クエリごとに 10 億件のイベント |
非サンプリング データ探索 | 利用不可 | 1 日あたり 2 万個(クエリあたり最大 5,000 個)の非サンプリング データ トークン |
API 割り当て ほとんどの場合、リクエストで使用するトークンは 10 個未満です。 |
1 日あたり 200,000 トークン |
1 日あたり 200 万トークン |
データの保持 |
最長 14 か月 オプション: 2、14 か月 大きいプロパティと特大プロパティは 2 か月に制限されています |
最長 50 か月 オプション: 2、14、26、38、50 か月 特大プロパティ: 2 か月 |
BigQuery Export |
1 日のエクスポート: 100 万件のイベント ストリーミング エクスポート: 無制限 |
1 日のエクスポート: 数十億件のイベント ストリーミング エクスポート: 無制限 |
イベント名で区別されるイベント ウェブデータ ストリームの場合: 上限なし |
アプリユーザーあたり 500 件 (アプリデータ ストリームの場合) 異なるアプリ インスタンスのユーザーがそれぞれ異なるイベントをトリガーした場合は、500 件を超える数の、イベント名で区別されるイベントが表示されることがあります。 自動収集イベントと拡張計測機能で収集されるイベントは上限の対象に含まれません。 |
アプリユーザーあたり 2,000 件 (アプリデータ ストリームの場合) 異なるアプリ インスタンスのユーザーがそれぞれ異なるイベントをトリガーした場合は、500 件を超える数の、イベント名で区別されるイベントが表示されることがあります。 自動収集イベントと拡張計測機能で収集されるイベントは上限の対象に含まれません。 |
データ インポート |
手動アップロード: プロパティごとに 1 日あたり 120 件 保存容量の制限: プロパティあたり 10 GB |
手動アップロード: プロパティごとに 1 日あたり 120 件 保存容量の制限: プロパティあたり 1 TB |
360 へのアップグレードまたは 360 からのダウングレード
セルフサービスのアップグレードまたはダウングレードのオプションは、360 の有効なオーダーを持つ Google マーケティング プラットフォームの組織にリンクされたアナリティクス プロパティでのみご利用いただけます(オーダーの詳細)。Google の販売パートナー経由でアナリティクスをご購入いただいた場合、そのパートナーがサービスレベルのアップグレードまたはダウングレードを行う必要があります。
アナリティクス アカウントがリンクされている組織の組織管理者または請求管理者は、Google アナリティクス 4 プロパティを 360 のサービスレベルにアップグレードしたり、360 のサービスレベルからダウングレードしたりできます。
参照元プロパティを 360 からダウングレードするには、あらかじめそのサブプロパティをすべてゴミ箱に移動しておくか、その参照元プロパティがソースとなっている統合プロパティとのリンクを解除する必要があります。
統合プロパティはダウングレードできません。
販売パートナーは、クライアントのプロパティのサービスレベルを設定できます。また、販売パートナーのクライアントと直接クライアントは、自分のプロパティのサービスレベルを設定できます。プロパティのサービスレベルを設定する手順は次のとおりです。
- Google マーケティング プラットフォームにログインします。
- [管理] > [組織] をクリックします。
- 目的の組織をクリックします。
- 販売パートナー: [クライアント] をクリックし、クライアント名をクリックした後、[リンクされたアカウント] で [アナリティクス] を選択し、特定のアカウントを選択します。
クライアント: [リンクされたアカウント] で [アナリティクス] を選択し、特定のアカウントを選択します。 - アップグレードまたはダウングレードする Google アナリティクス 4 プロパティのチェックボックスをオンにします。
- をクリックし、[選択したプロパティをアップグレードする] または [選択したプロパティをダウングレードする] をクリックします。
プロパティをアップグレードすると、サービスレベルは 360 に変更されます。プロパティをダウングレードすると、サービスレベルはスタンダードに変更されます。プロパティのサービスレベルの変更に必要な権限があるにもかかわらず、アップグレードまたはダウングレードする管理機能を使用できない場合は、アカウントのオーダーがないか、オーダーの終了日をすぎている、またはオーダーの開始日が将来の日付に設定されていることが原因です。
アップグレードの影響
Google アナリティクス 4 プロパティを 360 にアップグレードすると、プロパティにはすぐに上記の上限が適用されます。アップグレードが適用されるまでに、最長で 4 時間ほどかかる場合があります。
Google アナリティクス 4 プロパティを 360 にアップグレードしても、アナリティクス アカウントが Google アナリティクス 4 プロパティ向けのアナリティクス 360 の契約に移行されるまでは、アナリティクス アカウントの請求には影響しません。また、アカウントが Google アナリティクス 4 プロパティ向けのアナリティクス 360 の契約に移行されるまでは、アップグレードされたプロパティに SLA は適用されません。
ダウングレードの影響
Google アナリティクス 4 プロパティを 360 から標準版にダウングレードすると、プロパティには上記の標準版の上限がすぐに適用されます。
以前に 360 にアップグレードしたために現在プロパティが標準版の上限を超過している場合、オブジェクトの作成やプロパティで標準版の上限超過をもたらす可能性がある設定変更を行うには、まずプロパティを標準版の上限内に収める必要があります。たとえば、プロパティが 360 のときに 30 件を超えるイベントにキーイベントとしてマークを付けている場合、新しいイベントにキーイベントとしてマークを付けるには、上限の 30 件を下回るまでイベントのマークを外す必要があります。