Google アナリティクス 360 プロパティでよく表示されるレポートまたはデータ探索の「（other）」行にデータが集約されている場合、Google アナリティクスでは自動拡張データセットが有効になります。自動拡張データセットでは、「（other）」行のデータが展開され、データの全体像を総合的に把握できるようになります。
展開されるデータは、リクエストが行われた日から遡って 52 日前までのデータと、それ以降の新しいデータです。
特別なご対応は不要です
自動拡張データセットを使用するための特別な操作は不要です。自動拡張データセットは、Google アナリティクス 360 プロパティで頻繁に表示されるレポートとデータ探索で自動的に使用されます。これによりデータの全体像を把握できるようになります。
アナリティクス 360 では、過去 60 日間にプロパティ内でレポートまたはデータ探索が表示されていない場合、自動拡張データセットが無効になり、この時点で「（other）」行でのデータの集約が再開されます。レポートまたはデータ探索がより頻繁に表示されるようになると、アナリティクス 360 で自動拡張データセットが改めてトリガーされます。レポートを確認する際は、「（other）」行でのデータ集約の有無に注意してください。
サポートされていないディメンション
一部のディメンションは、自動カスタム表でサポートされていません。レポートまたはデータ探索に次のどちらかのディメンションが含まれている場合、アナリティクス 360 では自動拡張データセットは使用されず、「（other）」行が引き続き表示されます。
- 特定のキーイベントのセッション キーイベント率
- 特定のキーイベントのアクティブ ユーザー キーイベント率