パフォーマンス レポートでは、すべてのキーイベントに対する各チャネルの成果を確認できます。
この記事の内容:始める前に
- Google アナリティクス 4 プロパティでデータを収集している必要があります。
- 少なくとも 1 つのイベントをキーイベントとしてマークする必要があります。
- マーケティング キャンペーンの費用データを表示するには、次のいずれかを行う必要があります。
また、レポート用のアトリビューション モデルをデータドリブン アトリビューションに設定することをおすすめします。
レポートの使用方法
レポートにアクセスする
- Google アナリティクスで、左側の [広告] をクリックします。
- [パフォーマンス] > [すべてのチャネル] に移動します。
期間とキーイベントを選択する
まず、右上の日付選択ツールのプルダウン メニューから期間を選択します。次に、レポートの左上にあるプルダウン メニューから、1 つ以上のキーイベントを選択します。デフォルトでは、すべてのキーイベントが選択され、レポートにまとめて表示されます。
フィルタを追加する(省略可)
レポートにはすべてのユーザーのデータが表示されます。特定のユーザーのグループのデータを表示するには、左上の [フィルタを追加] をクリックします。
例
Chrome ユーザーのデータのみを表示するには、[一致] フィルタ(デフォルト)を追加します。それから [デバイス] の下にある [ブラウザ] ディメンションを選択し、ディメンション値として [Chrome] を選択して、[OK] をクリックします。
データを表示するディメンションを選択する
データの可視化とデータ表の両方に、デフォルト チャネル グループ ディメンション別にデータが表示されます。データ表の上部にあるプルダウンを使用すると、[参照元プラットフォーム]、[参照元]、[メディア] または [キャンペーン] ディメンション別にデータを表示できます。
レポートをカスタマイズする
レポートに表示する内容を変更するには、右上にある [比較を編集] をクリックします。[レポートのカスタマイズ] パネルで、フィルタを編集または追加できます。レポートを共有、ダウンロード、エクスポートする
右上の [このレポートを共有] をクリックすると、表に表示されているデータを共有、ダウンロード、エクスポートできます。
データを把握する
データの可視化
グラフには、選択した期間に各ディメンションの値に割り当てられた貢献度が表示されます。たとえば、[デフォルト チャネル グループ] ディメンションはレポートのデフォルトのディメンションで、値には「オーガニック検索」、「ノーリファラー」、「参照」などがあります。
棒グラフには、各ディメンション値に対して割り当てられたコンバージョンに対する貢献度の合計が表示されます。
データ可視化要素にカーソルを合わせると、より詳しい情報を確認できます。
データ表
データ表には、デフォルト チャネル グループ ディメンションごとのデータが表示されます。デフォルトでは、キーイベント数が最も多いチャネルの順にレポートが並べ替えられます。他のいずれかの指標の横にある下矢印をクリックして、その指標を基準にデータを並べ替えたり、[デフォルト チャネル グループ] の横にある下矢印をクリックして、別のディメンションを選択したりすることができます。
データ表の一番上の行には、選択した期間中における選択したキーイベントのパフォーマンスの概要が表示されます。以下の指標の合計が表示されます。
- キーイベント: ユーザーがキーイベントをトリガーした回数
- 広告費用: 広告に支払った合計金額
- キーイベント単価: 合計費用を、選択したキーイベントの数で割った値
- 広告のクリック数: ユーザーが広告キャンペーンをクリックした合計回数
- 広告のクリック単価: 広告キャンペーンのクリック 1 回あたりの平均費用。
- 総収益: 購入、定期購入、広告掲載によって発生した収益の合計(購入による収益、定期購入による収益、広告収益を足したもの)
- 広告費用対効果: 選択したキーイベントの収益を広告の合計費用で割った値
- 選択ツールでキーイベントのサブセットを選択したり、ディメンション フィルタを追加したりしてレポートをフィルタすると、条件に合致するキーイベントと関連付けられたキャンペーンのみがレポートに表示されます。キャンペーンを含めた場合、[広告費用] 列に表示され、[キーイベント単価] と [広告費用対効果] の指標で使用される費用は、そのキャンペーンの費用の全額を表し、それ以上の分割はされません。
- Google アナリティクスと Google 広告ではキーイベントの関連付け方法が異なるため、各サービスで同じ期間を比較した場合、データに違いが生じることがあります。