カスタム ディメンションまたはカスタム指標の作成数が上限に達した場合、使用していないものをアーカイブして数を減らせば、新たなものを作成できるようになります。ディメンションまたは指標の名前はアーカイブ後にいつでも再利用できます。
カスタム ディメンションまたはカスタム指標をアーカイブすると、それらを使用したりベースにしたりしているすべてのオーディエンス、データ探索、セグメント、カスタム レポートに影響します。
手順
- [管理] の [データの表示] で、[カスタム定義] をクリックします。
- カスタム ディメンションまたはカスタム指標の行で、 > [アーカイブ] をクリックします。
- アナリティクスで、カスタム ディメンションやカスタム指標(オーディエンスやデータ探索など)を使うエンティティのリストを確認します。
- [アーカイブ] をクリックします。
オーディエンス
オーディエンスの定義に使われているカスタム ディメンションやカスタム指標をアーカイブすると、そのオーディエンスは定義が無効になり、新しいユーザーが追加されなくなります。
そのオーディエンスの過去のデータは保持されますが、オーディエンスが無効になると、新しいデータは生成されなくなります。
無効なオーディエンスを他のサービス(例: Google 広告、Google オプティマイズ)にエクスポートすることはできません。
過去にオーディエンスを他のサービスにエクスポートしていた場合、そのオーディエンスは引き続き想定どおりに機能します。ただし、そのオーディエンスには新規ユーザーが追加されないため、既存ユーザーの有効期間が切れるにつれて、ユーザー数が減少します。この減少はオーディエンスに含まれるユーザーが 0 になるまで続きます。
アーカイブされたカスタム ディメンションまたはカスタム指標がオーディエンスに含まれている場合は、オーディエンス リストのオーディエンス名の横に警告アイコンが表示されます。
オーディエンスの定義を編集すると、アーカイブされたカスタム ディメンションまたはカスタム指標がそのオーディエンスに含まれていることを通知する追加メッセージが表示されます。
データ探索とセグメント
データ探索ツールのデータ探索とセグメントでも、アーカイブされたカスタム ディメンションまたはカスタム指標を含むものに、アーカイブされたオーディエンスの場合と類似した警告アイコンが表示されます。また、データ探索ツールのディメンションと指標のリストでも、アーカイブされたカスタム定義(カスタム ディメンションまたはカスタム指標)を含むものに警告アイコンが表示されます。
オーディエンスと同様、アーカイブされたカスタム定義を含むデータ探索とセグメントは無効であり、読み込まれません。
アーカイブされたカスタム定義を削除した場合、データ探索やセグメントは読み込まれます。
アーカイブされたカスタム定義はディメンションおよび指標のリストに(警告付きで)表示されますが、それらをデータ探索またはセグメントに追加することはできません。
レポート
カスタム ディメンションまたはカスタム指標をアーカイブすると、それらを使用しているレポートは、アーカイブしたカスタム ディメンションまたはカスタム指標をレポートから削除するまで無効になります。その際、レポート上部のデータ品質アイコンに次の警告が表示されます。
アーカイブしたカスタム ディメンションまたはカスタム指標をレポートから削除するには、編集者または管理者の権限が必要です。手順は次のとおりです。
- レポートの右上にある [レポートをカスタマイズ] をクリックします。
- [レポートデータ] セクションで、ディメンションまたは指標の選択ツールを開きます。
- アーカイブしたカスタム ディメンションまたはカスタム指標をレポートから削除します。
注: レポートをカスタマイズできるのは、編集者と管理者のみです。それ以外のユーザーはレポートを編集できないため、編集者または管理者に依頼してディメンションや指標を削除してもらう必要があります。詳しくは、レポートのカスタマイズに関する記事をご覧ください。