Google 広告でオーディエンスを使用する
重要なユーザー グループとその理由(例: 「購入者であるため」、「購入に至っていないため」)を特定したら、Google 広告キャンペーンでアナリティクスのオーディエンスを使用できるよう、アナリティクスのプロパティを Google 広告にリンクする必要があります。
Google 広告でアナリティクスのオーディエンスを使用するには、次の 2 つの方法があります。
- リマーケティング リストとして使用する: リマーケティング リストとは、サイトまたはアプリに以前アクセスしたユーザーのうち、広告キャンペーンで再度アプローチしたいユーザーをまとめたリストです。たとえば、カートに商品を入れたままにしているユーザーや、1 つの商品(例: スキー板)を購入したものの関連商品(例: ストック)を購入していないユーザーです。
- オーディエンス セグメントとして使用する: Google 広告では、複数のオーディエンス セグメントを組み合わせて新しいオーディエンスを作成できます。たとえば、購入回数が 5 回を上回るユーザーで構成されるアナリティクスのオーディエンスを 1 つのセグメントとして使用し、男性用または女性用衣料品(宣伝したい商品)に関心を示したユーザーのセグメントと組み合わせることができます。
どちらの方法でも、Google アナリティクスのオーディエンスに基づいて Google 広告のオーディエンスを作成したら、その新しいオーディエンスを Google 広告のいずれかの広告グループまたはキャンペーンに追加します。これにより、そのユーザー グループに広告を表示できるようになります。
その他の情報
- アナリティクスのプロパティを Google 広告にリンクする
- Google 広告でアナリティクスのオーディエンスを使用する
- Google 広告のオーディエンス ターゲティング
- Google 広告で広告グループまたはキャンペーンにオーディエンス ターゲティングを追加する
- Google 広告のパーソナライズド広告
ディスプレイ&ビデオ 360 でオーディエンスを使用する
アナリティクスのプロパティをディスプレイ&ビデオ 360 にリンクしている場合、次の 3 つの方法でアナリティクスのオーディエンスを使用できます。
- 作成、管理する: アナリティクスのオーディエンスをそのまま使用するか、他のオーディエンスと組み合わせて新しいオーディエンスを作成します。
- 分析する: オーディエンス構成の分析、データセット全体からの新しいオーディエンスの作成、それらのオーディエンスに広告が表示される頻度を制限するフリークエンシー キャップの設定が可能です。
- ターゲットに設定する: ディスプレイ&ビデオ 360 のオーディエンスを使用して、広告でリーチしたいユーザーにキャンペーンの対象を絞り込みます。
Google 広告アカウントをディスプレイ&ビデオ 360 にリンクすると、Google 広告にエクスポートしたアナリティクスのオーディエンスと、アナリティクスのオーディエンスをセグメントとして含む Google 広告のオーディエンスが、その他の Google 広告のオーディエンスとともにディスプレイ&ビデオ 360 にエクスポートされます。
その他の情報
- アナリティクスのプロパティをディスプレイ&ビデオ 360 にリンクする
- ディスプレイ&ビデオ 360 のオーディエンスの概要
- ディスプレイ&ビデオ 360 のオーディエンス ターゲティング
- ディスプレイ&ビデオ 360 のオーディエンス モジュール
- ディスプレイ&ビデオ 360 のオーディエンス タイプ
検索広告 360 でオーディエンスを使用する
アナリティクスのプロパティを検索広告 360 にリンクしている場合、オーディエンスをクロスチャネル リマーケティングで使用できます(検索広告、ソーシャル広告、ディスプレイ広告をクリックしたユーザーに再アプローチできます)。詳細
Google アド マネージャーでオーディエンスを使用する
アナリティクスのプロパティを Google アド マネージャーにリンクしている場合は、次の 2 つの方法でアナリティクスのオーディエンスを使用できます。
- ターゲットに設定する: そのセグメントを使用して、最も価値の高いユーザーを広告申込情報のターゲットに設定できます。
- 分析する: アド マネージャーのレポートと予測でアナリティクスのオーディエンスを使用できます。
- 要件を満たしている場合は、PPID ターゲティングを有効にすると、既存の Google アナリティクス 4 オーディエンスにこの識別子が自動的に追加されます。特別な設定は必要ありません。
- Google アナリティクス 4 からエクスポートしたオーディエンスは、アド マネージャーのユーザー インターフェースで常に [自社] タブに表示されます。
- ユーザー属性またはインタレスト カテゴリのデータが含まれているオーディエンスはエクスポートされません。