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[GA4] 購入経路レポート

購入経路レポートでは、購入ファネルの各ステップ間で離脱したユーザーの数を確認できます。ファネルの改善が必要なステップを特定するのに役立ちます。

たとえば、購入手続きの開始から購入までの間にユーザーが離脱することが多い場合、送料が高すぎるかどうかや、特定のボタンまたはリンクが機能していないかを確認できます。

購入経路レポートはカスタマイズできませんが、このレポートとは異なるファネルについて調べる場合は、カスタム ファネル レポートを作成できます。詳細

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レポートを表示する

  1. Google アナリティクスのモバイルアプリを開きます。
  2. 左上にある メニュー をタップします。
  3. [レポート] セクションで [ライフサイクル] をタップします。
  4. [収益化] タブを開き、[購入経路] を選択します。
: レポートが表示されない場合でも、編集者または管理者であれば、デスクトップ デバイスを使用してレポートを追加できます。

ファネルのステップ

このレポートには次のステップが含まれます。

  1. セッションの開始(session_start イベントをトリガーしたユーザーの数)
  2. 商品を表示(view_item イベントをトリガーしたユーザーの数)
  3. カートに追加(add_to_cart イベントをトリガーしたユーザーの数)
  4. 購入手続きの開始(begin_checkout イベントをトリガーしたユーザーの数)
  5. 購入(purchase イベントまたは in_app_purchase イベントをトリガーしたユーザーの数)

このレポートではクローズド ファネルを使用しています。クローズド ファネルでは、ファネル内の各ステップを完了したユーザーのみのデータが表示されます。ユーザーがプロセスを辿ったと判定されるのは、指定の順序どおりにステップを踏んだ場合のみです。抜かしたステップがある場合はファネルのカウント対象から外れます。

ファネルのステップを表示する

ファネルを構成するステップの読み取り専用ビューを開くには、[ファネルのステップを表示] をクリックします。このビューからファネルのステップや条件を変更することはできません。

レポートのディメンション

次の中からディメンションを選択すると、表内のディメンション値が更新されます。

ディメンション 概要 データ入力の方法
ブラウザ ユーザー アクションが発生したブラウザ。一般的なブラウザとしては、「Chrome」、「Edge」、「Firefox」、「Internet Explorer」、「Opera」、「Safari」などがあります。 このディメンションは自動的に入力されます。
都市 ユーザー アクションが発生した都市。たとえば、ユーザーがニューヨーク市からウェブサイトにアクセスした場合、ディメンションには「New York」というテキストが入力されます。 このディメンションは自動的に入力されます。
ユーザー アクションが発生した国。たとえば、ユーザーが米国からウェブサイトにアクセスした場合、ディメンションには「United States」というテキストが入力されます。 このディメンションは自動的に入力されます。
デバイス カテゴリ

ユーザー アクションが発生したデバイスの種類。デバイス カテゴリには、「パソコン」、「モバイル」、「タブレット」などがあります。

これはレポートのデフォルトのディメンションです。

このディメンションは自動的に入力されます。
言語 ユーザーのブラウザまたはデバイスの言語の名前(「フランス語」、「英語」など)。 このディメンションは自動的に入力されます。
地域 ユーザー アクションが発生した地域。たとえば、ユーザーがニューヨーク市からウェブサイトにアクセスした場合、ディメンションには「New York」というテキストが入力されます。ユーザーが英国からウェブサイトにアクセスした場合、ディメンションには「England」というテキストが入力されます。 このディメンションは自動的に入力されます。

レポートの指標

レポートには次の指標が含まれています。

指標 概要 データ入力の方法
放棄率

ファネルの現在のステップと次のステップの間で離脱したユーザーの割合。ファネルで次のステップがある各ステップの棒の下に表示されます。

たとえば、200 人のユーザーがセッションを開始(現在のステップ)し、140 人のユーザーのみが商品を表示(次のステップ)した場合、現在のステップの下に表示される放棄率は「60」(30%)になります。

この指標は、ファネルの各ステップでトリガーされたイベントのデータを使用して自動的に入力されます。
継続率

前のステップを完了して次のステップに移動したユーザーの割合。次のステップのヘッダーに表示されます。

たとえば、200 人のユーザーがセッションを開始(現在のステップ)し、140 人のユーザーのみが商品を表示(次のステップ)した場合、次のステップの上に表示される継続率は「140」(70%)になります。

この指標は、ファネルの各ステップでトリガーされたイベントのデータを使用して自動的に入力されます。

グラフのサイズを調整する

棒グラフの右下にある +- を使用すると、棒グラフを拡大および縮小できます。拡大すると各棒のサイズが大きくなるため、小さい棒を詳しく確認できます。

: 拡大したことで棒の高さがグラフの高さを超えた場合、棒に曲線が追加されます。この曲線は、棒がグラフの縮尺に合わせて表示されていないことを示します。

トラブルシューティング

購入経路レポートが表示されません。追加するにはどうすればよいですか?

購入経路レポートは、ライフサイクル コレクションの [収益化] の下に表示されます。Google アナリティクス プロパティの管理者または編集者の方で、左側のナビゲーションにレポートが表示されない場合は、レポート ライブラリから追加できます。
左側のナビゲーションにレポートを追加するには:
  1. Google アナリティクスで、左側の [レポート] レポート をクリックします。
  2. 左側のナビゲーションで、左下の [ライブラリ] をクリックします。このオプションが表示されない場合は、左側のナビゲーションをカスタマイズする権限がありません。
  3. [コレクション] セクションで、レポートを追加したいコレクションの [コレクションを編集] をクリックします。
  4. [レポートをドラッグしてコレクションを作成します] の下でレポートを検索します。
  5. 左側のレポート コレクションにレポートをドラッグ&ドロップします。
  6. [保存] をクリックします。

レポートに表示するファネルのステップを変更するにはどうすればよいですか?

購入経路レポートのステップは変更できませんが、同じステップを使用してカスタム ファネル レポートを作成することが可能です。レポートをデータ探索として開くと、そのデータ探索に基づいて新しいファネル レポートを作成できます。
レポートをデータ探索として開くには:
  1. 購入経路レポートを開きます。
  2. レポートを表示した状態で、右上の [比較対象を追加] をクリックします。
  3. [比較データを編集] ダイアログで、下部にある [探索] をクリックします。

Google アナリティクスでデータ探索が開き、[タブの設定] に購入経路レポートのステップが表示されます。これで、ファネル データ探索に基づいて新しいカスタム ファネル レポートを作成できます。カスタム ファネル レポートの詳細については、カスタム ファネル レポートを作成するをご覧ください。

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