測定業界が個人の識別子の使用から遠ざかり、とりわけ Apple の App Tracking Transparency(ATT)ポリシーの施行により、iOS アプリ キャンペーンに対して複数の測定方法(特に Apple の新しいアトリビューション ソリューションである SKAdNetwork)が登場しました。詳細
コンバージョン値スキーマを設定すると、次のことが可能になります。
- Firebase 向け Google アナリティクス SDK を有効にすることで、新規インストールの値が自動的に設定される。
- リンクされた Google 広告アカウントにスキーマをエクスポートすることで、入札を最適化する。
ステップ 1: スキーマの設定に移動する
ステップ 2: スキーマ スコープを設定する
Apple は、SKAdNetwork 4.0 を使用した、個別に設定可能な 3 つのポストバック ウィンドウを導入しました。
[スキーマのスコープを設定] で、スキーマを構成する時間ウィンドウを選択します。ウィンドウを有効にすると、ウィンドウごとに個別のスキーマを定義できます。
ステップ 3: コンバージョン値を定義する
Google アナリティクスでは、アプリ内イベントへのカスタム コンバージョン値のマッピングが可能になり、測定業界で使用される収益モードやファネルモードなどの手法の構成要素となります。
選択したポストバック ウィンドウごとに、アプリ内イベントにマッピングするコンバージョン値を作成します。
- [作成] をクリックします。
- レポートに表示する値のオプション名を入力します。
- 定義する [きめが粗い値]([高]、[中]、[低])を選択します。[ポストバック ウィンドウ 1] に、[きめが細かい値](0~63)をさらに選択します。
- 次のステップの条件が満たされたときに値をロックするかどうかを選択します。
- イベントをこのコンバージョン値にマッピングします。各イベントについて、そのイベントの発生回数とイベントに関連付けられた値をそれぞれ測定するかどうかを指定できます。
ステップ 4: コンバージョン値を適用する
Firebase 向け Google アナリティクス SDK を有効にして、新規インストールのスキーマを設定することもできます。この設定を有効にすると、Google アナリティクスでは、スキーマを使用して新しいインストールが評価され、各ポストバック ウィンドウに適切なコンバージョン値が設定されます。スキーマはリンクされた Google 広告アカウントにもエクスポートされ、入札単価の最適化に使用されます。
簡単な例としては、きめが粗い値(低)と最小数が 1 のイベント in_app_purchase の間にマッピングを作成する場合、ユーザーが最初の in_app_purchase をログに記録すると、Firebase 向け Google アナリティクス SDK によりきめが粗い値が自動的に「低」に設定されます。
ファネルなど、より高度な手法を適用するには、ファネルの終点でより厳密な定義を設定し、ファネルの下から上の順番で評価を並べてください。
Google 広告の関連資料
詳細については、Google 広告ヘルプセンターの以下の記事をご覧ください。