デバッグモードを使用している内部デベロッパーのアクティビティを除外できます。これにより、デベロッパーが DebugView を使って問題のトラブルシューティングをしていても、そのアクティビティはレポートには表示されません。
特定の IP アドレスまたは特定の IP アドレス範囲からのウェブサイト アクティビティを除外する場合は、内部トラフィックの除外をご覧ください。
データフィルタはプロパティごとに 10 個まで作成できます。
警告: データフィルタの適用によってデータが受ける影響は恒久的なものです。たとえば除外フィルタを適用した場合、除外されたデータは処理対象から外れ、アナリティクスで使用できなくなります。データを完全に除外するのではなく特定のレポートでのみ非表示にするには、レポート フィルタを使用します。
始める前に
フィルタを作成、編集、削除するには、プロパティ レベルの編集者ロールが必要です。
データフィルタを作成する
- [管理] の [データの収集と修正] で、[データフィルタ] をクリックします。
- [フィルタを作成] をクリックします。
- [デベロッパー トラフィック] を選択します。
- データフィルタの名前を入力します。名前は次の条件を満たす必要があります。
- 同じプロパティ内の他のデータフィルタと重複しないこと
- 先頭が Unicode 文字であること
- Unicode 文字、数字、アンダースコア、スペース以外の文字を使用していないこと
- 40 文字以内であること
- [除外] を選択して、デベロッパー トラフィックを除外します。
- フィルタの状態を以下から選択します。
- テスト: [テストデータのフィルタ名] ディメンションに基づいて一致するデータが特定されます
- 有効: 受信データにデータフィルタが適用され、永続的に変更が行われます
- 無効: フィルタの評価は行われません
注: テストデータ フィルタに一致するデータが [テストデータのフィルタ名] ディメンションに割り当てられ、フィルタ名の値が設定されます。このデータは、アナリティクス全体(レポート、データ探索ツールなど)のディメンション選択ツールで利用できるため、データフィルタを有効にする前に検証できます。詳細 - [作成] をクリックします。
データフィルタをテストする
データフィルタをテストすると、指定した IP アドレスからのトラフィックが除外されることを確認できます。除外対象の IP アドレスからのトラフィックは、フィルタ名の値として [テストデータのフィルタ名] ディメンションに追加されます。
除外対象の IP アドレスによってトリガーされたイベントを確認するには、次の設定で自由形式のデータ探索を作成します。
- 手法: 自由形式
- 行: テストデータのフィルタ名、イベント名
- 値: イベント数
- フィルタ: [テストデータのフィルタ名] に含まれるデータフィルタの名前
データフィルタの適用には 24~36 時間かかることがあります。値が割り当てられていない場合は、しばらくしてからもう一度ご確認ください。
結果
Google アナリティクスでデータフィルタを適用すると、デバッグモードが有効になっているときにユーザーから収集されたデータは除外されます。これにより、レポートのデータに影響を与えずに、プロパティでテストを行うことができます。