この記事は、Google アナリティクス 4 とユニバーサル アナリティクスの両方を対象としています。
詳細設定を使って広告のパーソナライズを許可する([プロパティ設定])と、サポートされているすべての国や米国の州からアクセスしてくるユーザーに対して、広告のパーソナライズを有効または無効にできます。この設定は今後のデータ収集に適用され、以前に収集されたデータにさかのぼって適用されることはありません。広告のパーソナライズを無効にしても、そのプロパティの分析データを使用した測定やコンテンツのパーソナライズの機能に影響はありません(例: Firebase での A/B テスト)。
特定の地域で広告のパーソナライズを無効にすると、その場所から収集されたすべてのイベントは、広告のパーソナライズの対象外(非パーソナライズド広告(NPA))としてマークが付けられます。つまり、これらの地域のキーイベントは、リンクされた広告アカウントにエクスポートされた場合でも、広告のパーソナライズの対象外としてマークが付けられます。また、無効な地域からエンドユーザーがアクセスした場合、リンクされた広告アカウントにエクスポートされる可能性のあるリストには追加されません。なお、すでにエクスポートされているリストへの影響はありません。
プロパティで収集されたすべてのイベントと、そのデータに基づくオーディエンスは、引き続きアナリティクス内でのレポートやデータ探索、オーディエンス作成に使用でき、非広告向けのサービスにエクスポートできます。
この設定は、以下を設定している場合でも有効です。
- オーディエンスやキーイベントのインポートやエクスポートを容易にする、広告サービスやその他のサービスとの統合
- 広告のパーソナライズに関するイベントとユーザー プロパティの追加や除外
- 収集時に、パーソナライズされていない広告として特定のイベントを手動(またはこの管理機能の影響を除く)で識別
プロパティ データを広告のパーソナライズでの使用から除外するには
Google アナリティクス プロパティのこれらの設定を管理するには、編集者のロールが必要です。
Google アナリティクス 4 プロパティの場合
- [管理] の [データの収集と修正] で、[データの収集] をクリックします。
- [広告のパーソナライズを許可する詳細設定] で、パネルを展開します。
- をクリックします。
- 除外する地域ごとにスイッチをオフにし、[適用] をクリックします。
ユニバーサル アナリティクス プロパティの場合
- Google アナリティクスにログインします。
- [管理] をクリックします。
- [プロパティ] 列で [トラッキング情報] > [データ収集] の順にクリックします。
- [広告のパーソナライズを許可する詳細設定] で、パネルを展開します。
- をクリックします。
- 除外する地域ごとにスイッチをオフにし、[適用] をクリックします。
プロパティ データを広告のパーソナライズに使用することを許可するには
上記の手順に従い、スイッチをオンにします。
1 つの Google 広告のリンクのパーソナライズド広告を管理する
- [管理] の [サービス間のリンク設定] で、[Google 広告のリンク] をクリックします。
- 編集するリンクされた Google 広告アカウントを選択します。
- [パーソナライズド広告を有効化] で、スイッチをオンまたはオフにします。
- [保存] をクリックします。
広告のパーソナライズに関するその他の管理機能
プロパティ内のすべてのイベントではなく、単一のイベントやユーザー プロパティに対して広告のパーソナライズを無効にする場合は、以下の管理機能を利用することをおすすめします。