リマーケティング オーディエンスの作成には、複雑なリストを構築できる Google アナリティクス 4 オーディエンス作成ツールを使用します。Google 広告でこれらのオーディエンスを使って、過去にサイトやアプリにアクセスしたユーザー向けにキャンペーンをカスタマイズできます。また、リマーケティング リストをどのように作成するかを決定する際にはアナリティクスの詳細なユーザー分析が役立ちます。
Google 広告の広告キャンペーンで Google アナリティクス 4 のオーディエンスを使用するには、アナリティクスのプロパティを Google 広告にリンクする際に Google シグナルを有効にして、パーソナライズド広告を有効にする必要があります。Google アナリティクスでオーディエンスを作成すると、自動的に Google 広告で利用可能になり、検索広告グループに関連付けできるようになります。
仕組み
Google アナリティクスを使用した検索広告向けリマーケティング リスト(RLSA)は、Google 広告の RLSA とほぼ同様に機能します。つまり、アナリティクスを使用してユーザーをリマーケティング リストに追加する際の基準を定義すると、Google は(Google アナリティクスに設定された条件に基づき)サイトまたはアプリへのアクセスをユーザーのデバイス上にある Google の広告 Cookie のひとつと関連付けます。その後ユーザーが Google 検索を行うと、サイトでの前回の操作に基づいてカスタマイズされた広告が表示される場合があります。
留意点:
- Google 検索広告向けリマーケティング リストの有効期間は最長 540 日です。
- カスタマイズされた検索広告を表示するには、Google 検索広告のリマーケティング リストが 1,000 件以上の Cookie と関連付けられている必要があります。この最低条件は、リストに登録されたユーザーのプライバシーを保護することを目的としています。
- Google ディスプレイ ネットワークのユーザー属性ディメンションである年齢、性別、インタレスト カテゴリが含まれるリマーケティング リストは、RLSA として使用できません。