アナリティクスでは、User-ID を利用してユーザーを一意に識別することで、ユーザーが複数のプラットフォーム、デバイス、イベントタイプをまたぎながら、どのようにコンテンツを利用しているのかを把握できます。また、経路データ探索の手法を利用してユーザーのたどる経路を把握することもできます。
経路データ探索は、カスタマー ジャーニーの最初のステップとなる画面またはイベントから開始します。ここで、最初のステップの後にユーザーが閲覧した画面または発生させたイベントの上位 5 つを確認できます。また、最後のステップにつながる各ステップを表示する遡行型の経路を作成することもできます。この過程で、グラフを展開して、各ステップのユーザーの行動を表示できます。
たとえば、あるスクリーンを起点として選択した場合は、ユーザーがアプリ上で新商品の写真を閲覧してから、タップして別のスクリーンで詳細情報を確認し、最後にウェブサイト上で購入を完了するといった経路を確認できます。
一連のイベントを分析する場合は、ad_exposure
を起点としてその次の ad_click
を確認し、ad_click
の後に続く view_item
、add_to_cart
、ecommerce_purchase
イベントを確認するといったケースが考えられます。
詳しくは、アナリティクスで自動的に収集されるイベントと、業種ごとの推奨イベントに関する記事をご覧ください。
詳しくは、経路データ探索に関する記事をご覧ください。