Android デバイスにアプリをインストールする際、アプリの権限を管理できます。権限を設定することで、アプリに使用を許可する機能や情報を選択できます。アプリの権限を変更する方法についてご確認ください。
有害なアプリから、デバイスまたはデータを危険にさらすような設定に変更するよう求められることがあります。有害なアプリからユーザーを保護するために、アプリのインストール時に一部のデバイス設定は制限されています。このような制限付き設定の場合は許可しない限り、変更できません。
詐欺を見分ける方法
詐欺師はユーザーの個人データを入手するために、さまざまな手口を駆使して、有害なアプリをダウンロードするようにユーザーをだまそうとします。以下のシナリオ例を参考にして、アプリが詐欺かどうかを判断してください。
いきなり連絡がある
予期しないメッセージが表示されたら、簡単に信用してはいけません。詐欺師は往々にして説得力のあるテキスト メッセージやメールを送ってきます。「荷物を配達できませんでした」「未確認のボイスメールがあります」などのメッセージには注意が必要です。
デバイス設定を変更するようアプリが主張する
アプリは変更を求める前に通常、権限や設定の変更が必要な理由を説明します。有害なアプリからのリクエストは多くの場合、説明がないか、つじつまが合っていません。
話がうますぎる
有害なアプリは、スマートフォンの性能向上や、有料と思われるようなコンテンツの提供を装うことがあります。話がうますぎると思う場合、おそらく本当ではありません。
誤字、脱字、文法の誤りがある
メッセージやアプリに誤字や脱字、文法の誤りがある場合、詐欺である可能性が高くなります。正当な組織がユーザーに連絡する際、このような誤りはほとんどありません。
ヒント: ダウンロードするように指示されたアプリについて確信がない場合は、その会社または組織の公式ウェブサイトにアクセスしてください。Google Play のような信頼できるアプリストアでアプリを検索してみることもできます。Android が安全を確保する仕組みの詳細についてご覧ください。オンラインでの安全性を保つためのヒントをご確認ください。
制限付き設定を許可する
重要:
- この手順の一部は、Android 13 以降でのみ動作します。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
制限付き設定を許可すると、個人データを危険にさらす恐れがある機密情報にアプリがアクセスできるようになります。そのアプリ デベロッパーを信頼できる場合を除き、制限付き設定を許可することはおすすめしません。
正規のアプリが、制限付き設定を許可にするよう求めることがあります。たとえば、障がいのあるユーザーをサポートするように設計されたアプリが、ユーザー補助設定をオンにするように求めることがあります。ユーザー補助設定にアクセスすることで、アプリは画面上のコンテンツを読み取り、ユーザーに代わってアプリを操作できるようになります。
- Android デバイスで設定アプリを開きます。
- [アプリ] をタップします。
- 制限付き設定をオンにするアプリをタップします。
- ヒント: アプリが見つからない場合は、まず [アプリをすべて表示] または [アプリ情報] をタップします。
- その他アイコン [制限付き設定を許可] をタップします。
- 画面上の指示に沿って操作します。