セキュリティ機能でデータとデバイスを保護し、スマートフォンの盗難による影響を最小限に抑えます。
重要: お使いのデバイスでは、古いバージョンの Android が使用されています。この手順の一部は、Android 15 以降のみを対象としています。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
盗難保護
重要:
- この手順の一部は、Android 10 以上でのみ動作します。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
- これらの機能は、Android Go デバイス、タブレット、ウェアラブルではサポートされていません。サポート状況は、スマートフォン デバイスのモデルによって異なる場合があります。
- サポートされているデバイスでこれらの機能を有効にするには、デバイスでロック画面を設定しておく必要があります。Android デバイスで画面ロックを設定する方法をご覧ください。
盗難保護 機能を有効にするには:
- 設定アイコン をタップします。
- [Google] を選択します。
- [すべてのサービス] [盗難保護] をタップします。
対応している Android デバイスで機能を管理するには、こちらのリンクを選択してください。
盗難検出ロックを有効にする
盗難検出ロックは、AI、デバイスのモーション センサー、Wi-Fi、Bluetooth を使用して、デバイスが突然持ち去られたことなどを検出します。盗難検出ロックでデバイスが持ち去られたことが検出されると、デバイスの画面が自動的にロックされ、コンテンツが保護されます。たとえば、誰かがスマートフォンを奪って走って逃げたり、自転車や車で逃走したりすると、盗難検出ロックが作動することがあります。
重要:
- デバイスの画面がロックされている場合、盗難検出ロックは作動しません。
- デバイスの通常の使用中に中断されることを最小限に抑えるため、以下の状況では盗難検出ロックが作動しないことがあります。
- デバイスの Wi-Fi 接続と Bluetooth 接続の一方または両方が安定している場合。
- 短時間にロックが繰り返された場合。
- スマートフォンが盗まれた場合に機密データを保護できるよう、盗難検出ロックではデバイスのセンサーを使用して盗難の試みを特定します。この機能は、さまざまなデバイスとの互換性を確保するため、世界中のアクティブ ユーザーの 90% をカバーする Android デバイスから段階的にロールアウトされます。盗難保護の設定ページに定期的にアクセスして、お使いのデバイスがサポートされているかどうかをご確認ください。
盗難検出ロックを有効にするには:
- 設定アイコン をタップします。
- [Google] [すべてのサービス] [盗難保護] をタップします。
- [盗難検出ロック] をオンにします。
- [盗難検出ロック] の設定がグレー表示の場合、お使いのデバイスはこの機能をサポートしていません。
リモートロックを有効にして使用する
デバイスを紛失した場合や、盗難にあった場合は、確認済みの電話番号でリモートロックを使用し、画面をすばやくロックできます。
重要: リモートロックを使用するための条件は次のとおりです。
- 画面ロックがある
- デバイスに有効な SIM カードがある
- 確認済みの電話番号がデバイスに設定されている
- 「デバイスを探す」がオンになっている
- デバイスがオンラインである
リモートロックでロック画面のリクエストを送信したときにデバイスがオフラインだった場合は、オンラインになったときにデバイスの画面が自動的にロックされます。デバイスの画面がリモートでロックされた場合、ロック解除はローカルに画面ロックで行う以外にありません。デバイスの画面は、24 時間に 2 回、リモートでロックできます。
リモートロック を有効にするには:
- 設定アイコン をタップします。
- [Google] [すべてのサービス] [盗難保護] をタップします。
- [リモートロック] をタップします。
- [リモートロック] をオンにします。
- 有効化を完了するには、確認済みの電話番号が必要です。
- 電話番号の確認が行われていない場合は、次の操作を行います。
- [番号を確認] をタップします。
- [電話番号を自動で確認] をオンにします。
スマートフォンを紛失した場合、または盗まれた疑いがある場合:
- android.com/lock にアクセスします。
- 電話番号を入力します。
- reCAPTCHA による確認を完了します。
- デバイスのロックを依頼します。
- しばらくすると、スマートフォンの画面がロックされます。
ヒント: デバイスのロック後にデバイスのデータをリモートでワイプ、保護、消去するには、「デバイスを探す」にログインする必要があります。詳しくは、「デバイスを探す」機能の使い方をご覧ください。
盗難オフライン デバイスロックを有効にする
デバイスがオフラインになると、オフライン デバイスロック機能によってデバイスの画面が自動的にロックされ、データが保護されます。たとえば、スマートフォンが盗まれてインターネットから切断され、「デバイスを探す」でデバイスを探すことができなくなった場合に、オフライン状態がしばらく続くと、デバイスがロックされます。
重要:
- スマートフォンがインターネットから切断されたときにロックを解除する必要があります。
- 画面は、24 時間に 2 回、リモートでロックできます。
盗難オフライン デバイスロックを有効にするには:
- 設定アイコン をタップします。
- [Google] [すべてのサービス] [盗難保護] をタップします。
- [オフライン デバイスのロック] をオンにします。
盗難や不正アクセスからデータを保護するため、Android の盗難保護には、ほかにもデータを保護するための機能が含まれています。これには次のものが含まれます。
- 認証失敗時のロック: ユーザー ログインで保護されたアプリやオペレーティング システムの機能にログインする際に、デバイス全体で連続して認証に失敗すると、スマートフォンの画面がロックされるようにできます。
- 機密性の高い設定の保護: デバイスを探すを無効にしたり、画面自動消灯までの時間を延長したりする操作に対して PIN、パスワード、または生体認証を要求することで、機密性の高い管理操作への不正なアクセスを制限できます。
- プライベート スペース: アプリを隠し、別個のスペースに整理できます。詳しくは、プライベート スペースを使ってプライベートのアプリを隠す方法を参照してください。
重要:
- これらの機能の一部は、Android 15 以降のみを対象としています。お使いの Android のバージョンをご確認ください。
- デフォルトでは、認証失敗時のロックと機密性の高い設定の保護がオンになり、ロック画面が必要になります。
不正なユーザーがデータや情報に簡単にアクセスできないようにするには、6 桁以上の強固な PIN、複雑なシーケンスのパターン、または他のウェブサイトやアプリでは使用していないパスワードを使用します。
生体認証システムを使用している場合でも、不正なユーザーが生体認証による保護機能を無効にしようとした場合に備えて、安全なパスワードを設定しておくことをおすすめします。Android デバイスで画面ロックを設定する方法をご覧ください。
指紋認証や顔認識などの生体認証は、セキュリティと利便性の両方を実現します。生体認証機能付きのデバイスは、不正なユーザーがスマートフォンにアクセスするのを難しくしながらも、ユーザー エクスペリエンスを損いません。認証には生体認証をセットアップすることを強くおすすめします。具体的なセットアップ手順については、デバイス メーカーにお問い合わせください。
この機能は、完全には信頼できないユーザーとデバイスを共有する場合や、公共の場所にいる場合に便利です。画面を固定すると、デバイスを 1 つのアプリにロックできます。固定した画面は、PIN、パターン、パスワードのいずれかで固定を解除するまで表示されたままになります。
画面を固定すると、デバイスは使用できますが、選択したアプリのみ使用できます。詳しくは、画面の固定と固定解除の方法をご覧ください。
多くのアプリでは、以下の場合に追加のセキュリティが提供されます。
- PIN またはパスワードを追加する。
- 生体認証システム(指紋、顔認証)を使用する。
- 2 段階認証プロセスを使用してデバイスのロックを解除する。
ファイナンス アプリ、決済アプリ、ソーシャル アプリなど、機密情報や重要な情報を扱うアプリの場合は、セキュリティやプライバシーの設定で追加できるセキュリティ オプションを探してください。
パスキーは、ウェブサイトが対応している場合、パスワードなしで安全にログインする方法となります。パスキーでアプリやウェブサイトにログインする方法をご確認ください。
お使いの Android デバイスが盗まれた場合や、盗まれたかどうかわからない場合、リモートでデバイスの位置の特定、保護、データ消去を行うことができます。お使いのデバイスに Google アカウントを追加済みであれば、「デバイスを探す」は自動的にオンになっています。
- デバイスで画面をロックし、Google アカウントからログアウトできます。
- デバイスの位置情報は「デバイスを探す」アプリまたはウェブページで確認できます。取り戻すことができない場合は、紛失としてマークできます。
- デバイスのデータを消去し、出荷時の設定にリセットできます。
デバイスを紛失したり盗難に遭ったりした場合に備えて、必ず Google アカウントにログインし、位置情報の設定をオンにして「デバイスを探す」を有効にしておいてください。詳しくは、「デバイスを探す」機能の使い方をご覧ください。
デバイスが盗難に遭った場合、復元不可能な重要なデータも失われる可能性があります。このような事態を防ぐには、デバイスのバックアップを有効にしてデータを確実に保存し、データを失うことなくデバイスを出荷時の設定にリセットできるようにする必要があります。お使いの Android デバイスでデータのバックアップと復元を行う方法をご覧ください。
スマートフォンには、固有のシリアル番号と、モバイル ネットワーク事業者によって割り当てられた固有の IMEI 番号があります。これは、モバイル ネットワーク事業者がスマートフォンを紛失した場合に探したりサービスを一時停止したりする際に役立ちます。スマートフォンの盗難を報告した場合、法執行機関からシリアル番号と IMEI 番号を尋ねられることもあります。スマートフォンの IMEI 番号を確認する方法についての説明をご覧ください。
IMEI 番号を確認するには:
- 設定アイコン をタップします。
- [デバイス情報] を選択します。
デバイスの紛失や盗難が発生した場合、不正なユーザーがデバイス内の SIM カードを使用して、お客様の電話番号を操作する可能性があります。許可なく SIM が使用されるのを防ぐため、デバイスの SIM を PIN で保護します。
デバイスの電源をオンにしたり、SIM を別のデバイスに挿入したりするたびに、SIM PIN の入力を求められます。
SIM PIN をセットアップするには:
- Android デバイスで、[設定] [セキュリティとプライバシー] [セキュリティの詳細設定] をタップします。
- [SIM ロック] [SIM をロックする] をタップします。
ヒント: 携帯通信会社によっては、一般公開されているデフォルトの PIN が設定されている場合があります。保護を強化するため、変更することをおすすめします。
ロック画面の通知の情報は、不正なユーザーがお客様のデータにアクセスするために使用する可能性があります。このような事態を防ぐには、ロック画面に表示する通知の内容を管理します。詳しくは、Android で通知を管理するをご覧ください。
ロック画面で通知を非表示にする手順は次のとおりです。
- デバイスで、[設定] [セキュリティとプライバシー] [セキュリティの詳細設定] をタップします。
- [ロック画面上の通知] をタップします。