Chrome のパフォーマンスをカスタマイズする

Chrome のパフォーマンス設定では、次のことができます。

  • アクティブなタブをスムーズに動作させる
  • 特定のサイトが非アクティブにならないようにする
  • パソコンのバッテリー駆動時間を延ばす
  • ブラウジングと検索を高速化する

重要: iOS や Android のモバイル デバイスでは、Chrome のパフォーマンスをカスタマイズできません。Chrome の動作を速くするその他の方法をご参照ください。

パフォーマンスの問題に関するアラートを管理する

ブラウジングのパフォーマンスを改善するため、Chrome はタブの非アクティブ化を推奨する通知を送信します。この通知は、ブラウジングのパフォーマンスが低下している場合に表示されます。この変更を許可するには、[今すぐ修正] をクリックします。

この設定をオフにするには:

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次の操作 [設定] を選択します。
  3. 左側で [パフォーマンス] を選択します。
  4. [全般] で [パフォーマンスの問題に関するアラート] をオフにします。
ヒント: この設定はデフォルトでオンになっています。
メモリセーバーをオンまたはオフにする

パソコンのメモリを節約して、アクティブなタブがスムーズに動作するよう、使用していないタブを無効にします。アクティブでないタブにアクセスすると、自動的に再読み込みされます。

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次の操作 設定] を選択します。
  3. 左側で [パフォーマンス] を選択します。
  4. [メモリセーバー] をオンまたはオフにします。
  5. メモリセーバーでタブを非アクティブ化するレベルを選択します。
    • 適度: メモリを適度に節約します。タブは長時間経過してから非アクティブになります。
    • バランス重視(推奨): メモリをバランスよく節約します。タブは最適な時間が経過してから非アクティブになります。
    • 最大: メモリを最大限に節約します。タブは短時間経過してから非アクティブになります。

ヒント:

  • アクティブな動画やゲームのタブをスムーズに動作させるには、[メモリセーバー] をオンにします。
  • タブバーで非アクティブのタブをわかりやすく表示するには、[アクティブでないタブのデザイン] をオンにします。
  • [アクティブでないタブのデザイン] がオンの場合、タブアイコンはリング の中に表示されます。
  • パソコンの設定やアクティビティによっては、タブを非アクティブにできない場合があります。
    • アクティブな音声や動画(再生または通話)
    • 画面共有
    • ページ通知
    • アクティブなダウンロード
    • 一部記入済みのフォーム
    • 固定タブ
    • 接続済みのデバイス(USB または Bluetooth)
タブのメモリ使用量をオンまたはオフにする
  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次の操作 設定] を選択します。
  3. 左側の [デザイン] を選択します。
  4. メモリ使用量の表示をオンまたはオフにするには:
    • Windows、Linux、Chromebook: [タブ マウスオーバーのプレビュー カード] で [タブのメモリ使用量を表示する] をオンまたはオフにします。
    • Mac: [タブ マウスオーバーのプレビュー カードにメモリ使用量を表示する] をオンまたはオフにします。
特定のサイトを常にアクティブにする

サイトが非アクティブにならないようにするには、サイトを [常にアクティブにするサイト] 除外リストに追加します。

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次の操作 設定] を選択します。
  3. 左側で [パフォーマンス] を選択します。
  4. [常にアクティブにするサイト] の右側の [追加] を選択します。
  5. 次の 2 つのオプションが表示されます。
    • 現在のサイトを追加: タブで現在開いているサイトから選択します。
      1. 追加するサイトの左側にあるチェックボックスをオンにして、[追加] をクリックします。
      2. 戻るには、[キャンセル] を選択します。
    • サイトを手動で追加
      1. ウェブアドレスを入力します。
      2. [追加] を選択します。
      3. 戻るには、[キャンセル] を選択します。

ヒント: 手動によるサイト除外ポリシーのウェブアドレスの形式は、[scheme://][.]host[:port][/path][@query] です。

作成する除外設定のタイプごとに、サイトを手動で追加する方法の例を紹介します。

  • ドメインとサブドメイン全体: URL スキームを除外します。たとえば、「google.com」と指定すると、「drive.google.com」や「calendar.google.com」などのサブドメインが除外対象となり、常にアクティブになります。
  • 特定のドメイン(サブドメインは除く): URL ホストの前にドット(.)を付けます。たとえば、「.google.com」と指定すると、「google.com」、「drive.google.com」、「calendar.google.com」などのサブドメインは除外対象とならず、常にアクティブにはなりません。
  • 特定のサブディレクトリ: URL パスを指定します。たとえば、「google.com/finance」と指定すると、Google Finance のすべてのページが除外対象となり、常にアクティブになりますが、「google.com」のメインページは常にアクティブにはなりません。
  • URL ホストとクエリ コンポーネント: アスタリスク(*)をワイルドカードとして使用できます。たとえば、「https://*」と指定すると、すべての https サイトが除外対象となり、常にアクティブになります。「youtube.com/watch?v=*」と指定すると、YouTube 動画が除外対象となり、常にアクティブになります。
    • URL ホスト コンポーネントの接頭辞、接尾辞、部分文字列の一致にワイルドカードを使用することはできません。たとえば、「*oogle.com」や「google.com/*」と指定すると、何も除外対象とならず、常にアクティブになりません。
省エネモードをオンまたはオフにする

Chrome では、デバイスのバッテリーを長持ちさせるため、画像のキャプチャ レートやその他のバックグラウンド タスクを制限します。省エネモードをオンにすると、デバイスが電源に接続されていないときやバッテリー残量が少なくなったときに自動的に動作します。デバイスが電源に接続されている場合、省エネモードはオンになりません。

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次の操作 設定] を選択します。
  3. 左側で [パフォーマンス] を選択します。
  4. 省エネモードをオンまたはオフにします。
  5. 必要な設定を選択します。

ヒント:

  • 長期の旅行や飛行機での移動中にデバイスのバッテリーを長持ちさせるには、省エネモードをオンにします。
  • 省エネモードをオンにすると、ゲームと動画のパフォーマンスが変化することがあります。
  • 省エネモードは、バッテリーが搭載されている Windows、Mac、Chromebook デバイスで使用できます。
[ページをプリロードする] をオンまたはオフにする

閲覧と検索を高速化するために、Chrome はアクセスが予想されるページをプリロードします。Cookie が許可されていれば、Chrome はプリロードの際に Cookie を使用する可能性があります。また、サイトでアクセス元が特定されないように、Google 経由でページを暗号化して送信する場合があります。Cookie について

  1. パソコンで Chrome を開きます。
  2. 右上のその他アイコン その他 次の操作 設定] を選択します。
  3. 左側で [パフォーマンス] を選択します。
  4. [ページをプリロードする] をオンまたはオフにします。
  5. 必要な設定を選択します。

ヒント:

  • アクセスが予想されるページの一部をプリロードするには、[標準プリロード] を選択します。
  • アクセスが予想されるページをさらにプリロードするには、[拡張プリロード] を選択します。

関連資料

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