Chrome のパフォーマンス設定では、次のことができます。
- アクティブなタブをスムーズに動作させる
- 特定のサイトが非アクティブにならないようにする
- パソコンのバッテリー駆動時間を延ばす
- ブラウジングと検索を高速化する
重要: iOS や Android のモバイル デバイスでは、Chrome のパフォーマンスをカスタマイズできません。Chrome の動作を速くするその他の方法をご参照ください。
パフォーマンスの問題に関するアラートを管理するブラウジングのパフォーマンスを改善するため、Chrome はタブの非アクティブ化を推奨する通知を送信します。この通知は、ブラウジングのパフォーマンスが低下している場合に表示されます。この変更を許可するには、[今すぐ修正] をクリックします。
この設定をオフにするには:
- パソコンで Chrome を開きます。
- 右上のその他アイコン [設定] を選択します。
- 左側で [パフォーマンス] を選択します。
- [全般] で [パフォーマンスの問題に関するアラート] をオフにします。
パソコンのメモリを節約して、アクティブなタブがスムーズに動作するよう、使用していないタブを無効にします。アクティブでないタブにアクセスすると、自動的に再読み込みされます。
- パソコンで Chrome を開きます。
- 右上のその他アイコン 設定] を選択します。
- 左側で [パフォーマンス] を選択します。
- [メモリセーバー] をオンまたはオフにします。
- メモリセーバーでタブを非アクティブ化するレベルを選択します。
- 適度: メモリを適度に節約します。タブは長時間経過してから非アクティブになります。
- バランス重視(推奨): メモリをバランスよく節約します。タブは最適な時間が経過してから非アクティブになります。
- 最大: メモリを最大限に節約します。タブは短時間経過してから非アクティブになります。
ヒント:
- アクティブな動画やゲームのタブをスムーズに動作させるには、[メモリセーバー] をオンにします。
- タブバーで非アクティブのタブをわかりやすく表示するには、[アクティブでないタブのデザイン] をオンにします。
- [アクティブでないタブのデザイン] がオンの場合、タブアイコンはリング の中に表示されます。
- パソコンの設定やアクティビティによっては、タブを非アクティブにできない場合があります。
- アクティブな音声や動画(再生または通話)
- 画面共有
- ページ通知
- アクティブなダウンロード
- 一部記入済みのフォーム
- 固定タブ
- 接続済みのデバイス(USB または Bluetooth)
- パソコンで Chrome を開きます。
- 右上のその他アイコン 設定] を選択します。
- 左側の [デザイン] を選択します。
- メモリ使用量の表示をオンまたはオフにするには:
- Windows、Linux、Chromebook: [タブ マウスオーバーのプレビュー カード] で [タブのメモリ使用量を表示する] をオンまたはオフにします。
- Mac: [タブ マウスオーバーのプレビュー カードにメモリ使用量を表示する] をオンまたはオフにします。
サイトが非アクティブにならないようにするには、サイトを [常にアクティブにするサイト] 除外リストに追加します。
- パソコンで Chrome を開きます。
- 右上のその他アイコン 設定] を選択します。
- 左側で [パフォーマンス] を選択します。
- [常にアクティブにするサイト] の右側の [追加] を選択します。
- 次の 2 つのオプションが表示されます。
- 現在のサイトを追加: タブで現在開いているサイトから選択します。
- 追加するサイトの左側にあるチェックボックスをオンにして、[追加] をクリックします。
- 戻るには、[キャンセル] を選択します。
- サイトを手動で追加
- ウェブアドレスを入力します。
- [追加] を選択します。
- 戻るには、[キャンセル] を選択します。
- 現在のサイトを追加: タブで現在開いているサイトから選択します。
ヒント: 手動によるサイト除外ポリシーのウェブアドレスの形式は、[scheme://][.]host[:port][/path][@query]
です。
作成する除外設定のタイプごとに、サイトを手動で追加する方法の例を紹介します。
- ドメインとサブドメイン全体: URL スキームを除外します。たとえば、「
google.com
」と指定すると、「drive.google.com
」や「calendar.google.com
」などのサブドメインが除外対象となり、常にアクティブになります。 - 特定のドメイン(サブドメインは除く): URL ホストの前にドット(.)を付けます。たとえば、「
.google.com
」と指定すると、「google.com
」、「drive.google.com
」、「calendar.google.com
」などのサブドメインは除外対象とならず、常にアクティブにはなりません。 - 特定のサブディレクトリ: URL パスを指定します。たとえば、「
google.com/finance
」と指定すると、Google Finance のすべてのページが除外対象となり、常にアクティブになりますが、「google.com
」のメインページは常にアクティブにはなりません。 - URL ホストとクエリ コンポーネント: アスタリスク(*)をワイルドカードとして使用できます。たとえば、「
https://*
」と指定すると、すべての https サイトが除外対象となり、常にアクティブになります。「youtube.com/watch?v=*
」と指定すると、YouTube 動画が除外対象となり、常にアクティブになります。- URL ホスト コンポーネントの接頭辞、接尾辞、部分文字列の一致にワイルドカードを使用することはできません。たとえば、「
*oogle.com
」や「google.com/*
」と指定すると、何も除外対象とならず、常にアクティブになりません。
- URL ホスト コンポーネントの接頭辞、接尾辞、部分文字列の一致にワイルドカードを使用することはできません。たとえば、「
Chrome では、デバイスのバッテリーを長持ちさせるため、画像のキャプチャ レートやその他のバックグラウンド タスクを制限します。省エネモードをオンにすると、デバイスが電源に接続されていないときやバッテリー残量が少なくなったときに自動的に動作します。デバイスが電源に接続されている場合、省エネモードはオンになりません。
- パソコンで Chrome を開きます。
- 右上のその他アイコン 設定] を選択します。
- 左側で [パフォーマンス] を選択します。
- 省エネモードをオンまたはオフにします。
- 必要な設定を選択します。
ヒント:
- 長期の旅行や飛行機での移動中にデバイスのバッテリーを長持ちさせるには、省エネモードをオンにします。
- 省エネモードをオンにすると、ゲームと動画のパフォーマンスが変化することがあります。
- 省エネモードは、バッテリーが搭載されている Windows、Mac、Chromebook デバイスで使用できます。
閲覧と検索を高速化するために、Chrome はアクセスが予想されるページをプリロードします。Cookie が許可されていれば、Chrome はプリロードの際に Cookie を使用する可能性があります。また、サイトでアクセス元が特定されないように、Google 経由でページを暗号化して送信する場合があります。Cookie について
- パソコンで Chrome を開きます。
- 右上のその他アイコン 設定] を選択します。
- 左側で [パフォーマンス] を選択します。
- [ページをプリロードする] をオンまたはオフにします。
- 必要な設定を選択します。
ヒント:
- アクセスが予想されるページの一部をプリロードするには、[標準プリロード] を選択します。
- アクセスが予想されるページをさらにプリロードするには、[拡張プリロード] を選択します。