Windows 版および macOS 版の Chrome と Google Chrome アプリ ランチャーでは、セキュリティ パッチの適用も含めて常にソフトウェアを最新バージョンに保つため、GoogleUpdater を使用しています。GoogleUpdater テクノロジーはオープンソースとして公開されています。これは、透明性を高め、他のアプリケーションでもこのテクノロジーを利用できるようにするためです。
Chrome のインストールとアップデートの仕組みGoogleUpdater は、Chrome を最新の状態に保つために役立つサービスです。定期的に新しいアップデートをチェックし、それらが利用可能になったらインストールします。
GoogleUpdater は、アップデートを確認する際に、ユーザーに関する次の情報を Google に送信します。
- リリース チャンネル
- 基本的なハードウェア情報
- Chrome の現在のバージョンとインストールにかかった時間
- Chrome または Chrome アプリ ランチャーを最近使用したかどうか
また、Chrome は、ユーザーが Chrome を入手した方法に関する情報を含む一意でない 4 文字のタグを Google に送信します。この情報は、ユーザーが Chrome をどのような方法でインストールしているかを Google が理解するのに役立ちます。この情報により、ユーザーは適切なソフトウェア アップデートを確実に取得できます。
モバイル版の Chrome の場合、アップデートは Android では Google Play ストア、iOS では Apple App Store で管理されます。ただし、この場合も Chrome は Google のサーバーを使用してアクティブなインストール数をカウントし、Chrome のバージョンが古くなったらユーザーに通知します。
Chrome の拡張機能とアプリケーションも、Chrome のアップデートに使用されるものと同様のシステムで最新の状態に保たれます。これらのアップデート リクエストにも、同様の情報(アプリケーション ID、アプリケーションが最近使用されたかどうか、インストール後の経過時間など)が含まれます。Google は、この情報を使用して、アプリケーションと拡張機能の人気度と使用状況を把握します。
Google は、GoogleUpdater の集計データを使用して、Chrome のアクティブなインストールと個別の拡張機能の数を推定します。この処理は、ユーザーのプライバシーを保護する方法で行われます。インストールごとに識別子を割り当てる必要はなく、Google が同じ Chrome インストールのアップデートを経時的に照合することはできません。代わりに、過大カウントを防ぐため、各アップデート リクエストには前のリクエストの日付が含められます。詳しくは、ユーザーのカウント方法をご覧ください。