Chrome の閲覧履歴およびその他の閲覧データ(保存したフォームの入力内容など)を削除することや、特定の日のデータだけを削除することができます。
削除できるデータと残るデータ
削除できるデータ基本設定
- 閲覧履歴: 閲覧履歴を削除すると、次の情報が削除されます。
- アクセスしたウェブページのアドレスが履歴ページから削除されます。
- アクセスしたウェブページへのショートカットが新しいタブページから削除されます。
- アクセスしたウェブサイトがアドレスバーの予測候補に表示されなくなります。
- Cookie と他のサイト データ
- Cookie: アクセスしたウェブサイトによって作成されるファイルです。Cookie で閲覧情報が保存されることで、オンラインのユーザー エクスペリエンスが向上します。
- サイトデータ: HTML5 対応の各種ストレージのデータです。アプリケーション キャッシュ、Web Storage のデータ、Web SQL Database のデータ、Indexed Database のデータなどがあります(リンク先は英語)。
- ハンドラ: Chrome では、外部アプリケーションやウェブサービスを使って特定のリンクを開くことができます。たとえば、Gmail などのサイトを開くリンク、iTunes などのプログラムを開くリンクがこれにあたります。そうしたリンクの種類に対して設定したデフォルトの操作が削除されます。
- メディア ライセンス: 以前に視聴またはダウンロードした HTML5 の保護コンテンツ(映画、音楽など)のライセンスが削除されます。
- キャッシュされた画像とファイル: Chrome では、次回アクセス時の読み込み時間を短縮するため、ページの一部が記憶されます。閲覧履歴を削除すると、Chrome に記憶されているアクセスページのテキストと画像が削除されます。
詳細設定
[詳細設定] には、基本データタイプのほか、次の情報が含まれています。
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- ダウンロード履歴: Chrome を使用してダウンロードしたファイルのリストが削除されます。ファイル自体はパソコンに残ります。
- パスワード: 保存したパスワードの記録が削除されます。
- 自動入力フォームのデータ: 住所やクレジット カードなど、自動入力の項目が削除されます。Google アカウントに保存されているカードや住所は削除されません。
- サイトの設定: ウェブサイトに行った設定と許可の内容が削除されます。たとえば、サイトに対して JavaScript の実行、カメラの使用、現在地の認識などを許可している場合、その設定が削除されます。
- ホストされているアプリデータ: オフライン Gmail で使用されるローカル ストレージなど、ホストされている Chrome ウェブストア アプリのデータが削除されます。
オンラインのユーザー アクティビティに関するデータは、別の方法で削除します。
- 検索履歴とその他の Google アクティビティ: Google サービスでの検索やその他のアクティビティは Google アカウントに保存されます。Google アクティビティを削除する方法について
- 拡張機能: 拡張機能により、パソコンまたは Google アカウントにデータが保存されることがあります。拡張機能をアンインストールする方法について
閲覧データを削除する
履歴やパスワードなどの特定タイプのデータを同期している場合、パソコンで該当のデータを削除すると、すべての同期先(他のデバイスや Google アカウント)からもそのデータが削除されます。
- パソコンで Chrome を開きます。
- 右上のその他アイコン 閲覧履歴データを削除] をクリックします。
- [1 時間以内]、[全期間] などの期間を選択します。
- 削除する情報の種類を選択します。
- [データを削除] をクリックします。
- Chrome にログインしている状態で Cookie を削除した場合、Google アカウントへのログイン状態は維持されます。
ヒント:
- すべてのウェブサイトで Google アカウントからログアウトするには、Chrome からログアウトします。
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アドレスバーから [閲覧履歴データを削除] ダイアログにすばやくアクセスするには、「閲覧履歴データを削除」と入力し、アクション チップをタップします。Chrome アクションを使用してタスクをすばやく完了する方法について
閲覧データ全体ではなく、選択したアイテムのみを削除することもできます。