音声を使用して、Google ドキュメントではドキュメントの入力と編集が、Google スライドではスピーカー ノートおよび字幕の入力と編集が可能です。
この機能は、以下のブラウザの最新バージョンで動作します。
- Chrome
- Edge
- Safari
音声入力や字幕をオンにすると、お使いのウェブブラウザによって音声入力サービスが制御されます。ウェブブラウザは、音声の処理方法を特定して Google ドキュメントまたは Google スライドにテキストを送信します。
ヒント: 組織でこの機能が有効になっていない場合は、管理者によって無効にされている可能性があります。
ステップ 1: マイクをオンにする
音声入力または音声コマンドを使用するには、パソコンのマイクがオンになっており、正常に動作している必要があります。
デバイスやマイクはそれぞれ異なりますので、手順についてはお使いのパソコンのマニュアルを参照してください。マイクの設定は通常、システム設定(Mac)またはコントロール パネル(Windows)から行えます。
ステップ 2: 音声入力を使用する
ドキュメントで音声入力を開始する
- マイクが正しく動作するか確認します。
- サポートされているブラウザで Google ドキュメントのドキュメントを開きます。
- [ツール] [音声入力] の順にクリックします。マイクのボックスが表示されます。
- 話す準備ができたら、マイクをクリックします。
- 通常の音量と速度ではっきりと話します。句読点の入力方法について詳しくは、下記をご覧ください。
- 入力し終わったら、マイクをもう一度クリックします。
スライドのスピーカー ノートで音声入力を開始する
- マイクが正しく動作するか確認します。
- Chrome ブラウザで Google スライドのプレゼンテーションを開きます。
- [ツール] [スピーカーノートを音声入力] をクリックします。
- スピーカー ノートが開き、マイクのボックスが表示されます。
- 話す準備ができたら、マイクをクリックします。
- 通常の音量と速度ではっきりと話します。
- 句読点の使用方法について詳しくは、以下をご覧ください。
- 入力し終わったら、マイクをクリックします。
音声入力中の間違いを修正する
- 音声入力中に入力ミスをしたときは、間違えた箇所にカーソルを移動し、マイクをオンにしたまま修正することができます。
- 間違いを修正したら、音声入力を継続する位置にカーソルを戻します。
- 灰色の下線が付いた単語を右クリックすると、候補を表示できます。
音声入力に対応している言語とアクセントは次のとおりです。
- アフリカーンス語
- アムハラ語
- アラビア語
- アラビア語(アルジェリア)
- アラビア語(バーレーン)
- アラビア語(エジプト)
- アラビア語(イスラエル)
- アラビア語(ヨルダン)
- アラビア語(クウェート)
- アラビア語(レバノン)
- アラビア語(モロッコ)
- アラビア語(オマーン)
- アラビア語(パレスチナ)
- アラビア語(カタール)
- アラビア語(サウジアラビア)
- アラビア語(チュニジア)
- アラビア語(アラブ首長国連邦)
- アルメニア語
- アゼルバイジャン語
- Bahasa Indonesia
- バスク語
- ベンガル語(バングラデシュ)
- ベンガル語(インド)
- ブルガリア語
- カタルーニャ語
- 中国語 (簡体)
- 中国語 (繁体)
- 中国語(香港)
- クロアチア語
- チェコ語
- デンマーク語
- オランダ英語(オーストラリア)
- 英語(カナダ)
- 英語(ガーナ)
- 英語(インド)
- 英語(アイルランド)
- 英語(ケニア)
- 英語(ニュージーランド)
- 英語(ナイジェリア)
- 英語(フィリピン)
- 英語(南アフリカ)
- 英語(タンザニア)
- 英語 (イギリス)
- 英語 (アメリカ)
- ペルシア語
- フィリピン語
- フィンランド語
- フランス語
- ガリシア語
- ジョージア語
- ドイツ語
- ギリシャ語
- グジャラート語
- ヘブライ語
- ヒンディー語
- ハンガリー語
- アイスランド語
- イタリア語
- イタリア語(イタリア)
- イタリア語(スイス)
- 日本語
- ジャワ語
- カンナダ語
- クメール語
- 韓国語
- ラオス語
- ラトビア語
- リトアニア語
- マラヤーラム語
- マレーシア語
- マラーティー語
- ネパール語
- ノルウェー語
- ポーランド語
- ポルトガル語(ブラジル)
- ポルトガル語 (ポルトガル)
- ルーマニア語
- ロシア語
- スロバキア語
- スロベニア語
- セルビア語
- シンハラ語
- スペイン語
- スペイン語(アルゼンチン)
- スペイン語(ボリビア)
- スペイン語(チリ)
- スペイン語(コロンビア)
- スペイン語(コスタリカ)
- スペイン語(エクアドル)
- スペイン語(エルサルバドル)
- スペイン語(スペイン)
- スペイン語(アメリカ)
- スペイン語(グアテマラ)
- スペイン語(ホンジュラス)
- スペイン語(ラテンアメリカ)
- スペイン語(メキシコ)
- スペイン語(ニカラグア)
- スペイン語(パナマ)
- スペイン語(パラグアイ)
- スペイン語(ペルー)
- スペイン語(プエルトリコ)
- スペイン語(ウルグアイ)
- スペイン語(ベネズエラ)
- スンダ語
- スワヒリ語(ケニア)
- スワヒリ語(タンザニア)
- スウェーデン語
- タミル語(インド)
- タミル語(マレーシア)
- タミル語(シンガポール)
- タミル語(スリランカ)
- タイ語
- トルコ語
- ウクライナ語
- ウルドゥー語(インド)
- ウルドゥー語(パキスタン)
- ベトナム語
- ズールー語
ステップ 3: 音声コマンドを使用する
音声入力中に、音声コマンドを使用してドキュメントの編集や書式設定を行うことができます。例: 「Select paragraph」(段落を選択)、「italics」(斜体)、「Go to the end of the line」(行の末尾に移動)。ヒント:
- 音声コマンドは英語でのみご利用いただけます。アカウントの言語とドキュメントの言語の両方を英語にする必要があります。
- 音声コマンドはスライドのスピーカー ノートではご利用いただけません。
次のコマンドを言うと、テキストを選択できます。
- Select [word or phrase]([語句またはフレーズ] を選択)
- Select all(すべて選択)
- Select all matching text(一致するテキストをすべて選択)
- Select list item(リストアイテムを選択)
- Select list items at current level(現在のレベルでリストアイテムを選択)
- Select next character(次の文字を選択)
- Select next [number] characters(次の [数] 文字を選択)
- Select last character(最後の文字を選択)
- Select last [number] characters(最後の [数] 文字を選択)
- Select line(行を選択)
- Select next line(次の行を選択)
- Select next [number] lines(次の [数] 行を選択)
- Select last line(最後の行を選択)
- Select last [number] lines(最後の [数] 行を選択)
- Select paragraph(段落を選択)
- Select next paragraph(次の段落を選択)
- Select next [number] paragraphs(次の [数] 段落を選択)
- Select last paragraph(最後の段落を選択)
- Select last [number] paragraphs(最後の [数] 段落を選択)
- Select word(語句を選択)
- Select next word(次の語句を選択)
- Select next [number] words(次の [数] 語を選択)
- Select last word(最後の語句を選択)
- Select last [number] words(最後の [数] 語を選択)
- Deselect(選択を解除)
- Unselect(選択を解除)
- Select none(選択を解除)
文字書式
- Apply heading [1–6](見出し [1-6] を適用)
- Apply normal text(標準テキストを適用)
- Apply subtitle(サブタイトルを適用)
- Apply title(タイトルを適用)
- Bold(太字)
- Italicize(斜体)
- Italics(斜体)
- Strikethrough(取り消し線)
- Subscript(下付き文字)
- Superscript(上付き文字)
- Underline(下線)
- Uppercase(大文字)
- Title case(語頭を大文字)
- Lowercase(小文字)
テキストの色とハイライト
- Text color [color](テキストの色 [色])
- Highlight(ハイライト)
- Highlight [color](ハイライト [色])
- Background color [color](背景色 [色])
- Remove highlight(ハイライト表示を解除)
- Remove background color(背景色を削除)
フォントサイズ
- Decrease font size(フォントサイズを縮小)
- Increase font size(フォントサイズを拡大)
- Font size [6-400](フォントサイズ [6-400])
- Make bigger(拡大)
- Make smaller(縮小)
段落書式
- Decrease indent(インデント減)
- Increase indent(インデント増)
- Line spacing [1-100](行間隔 [1-100])
- Line spacing double(行間隔: 2 行)
- Line spacing single(行間隔: 1 行)
配置
- Align center(中央揃え)
- Align justified(両端揃え)
- Align left(左揃え)
- Align right(右揃え)
- Center align(中央揃え)
- Left align(左揃え)
- Right align(右揃え)
列
- Apply 1 column(1 列を適用)
- Apply 2 columns(2 列を適用)
- Apply 3 columns(3 列を適用)
- Column options(列のオプション)
- Insert column break(列区切りを挿入)
リスト
- Create bulleted list(箇条書きを作成)
- Create numbered list(番号付きリストを作成)
- Insert bullet(箇条書きを挿入)
- Insert number(番号を挿入)
書式をクリア
- Clear(書式をクリア)
- Remove formatting(書式をクリア)
- Remove bold(太字をクリア)
- Remove italics(斜体をクリア)
- Remove strikethrough(取り消し線をクリア)
- Remove underline(下線をクリア)
次のコマンドを言うと、ドキュメントを編集できます。
- Copy(コピー)
- Cut(切り取り)
- Paste(貼り付け)
- Delete(削除)
- Delete last word(最後の語句を削除)
- Delete [word or phrase]([語句またはフレーズ] を削除)
- Insert link [then say the URL you want to use](リンクを挿入 [続いて、使用する URL を言う])
- Copy link(リンクをコピー)
- Delete link(リンクを削除)
- Insert table of contents(目次を挿入)
- Delete table of contents(目次を削除)
- Update table of contents(目次を更新)
- Insert comment [then say your comment](コメントを挿入 [続いて、コメントを言う])
- Insert bookmark(ブックマークを挿入)
- Insert equation(計算式を挿入)
- Insert footer(フッターを挿入)
- Insert footnote(脚注を挿入)
- Insert header(ヘッダーを挿入)
- Insert horizontal line(区切り線を挿入)
- Insert page break(改ページを挿入)
ヒント:
- 「Delete」とだけ言うと、カーソルの直前の単語が削除されます。
- URL のテキストを選択して「Insert link」と言うと、選択したテキストがハイパーリンクに変わります。
次のコマンドを言うと、表の追加と編集ができます。
- Insert table(表を挿入)
- Insert table [1-20] rows by [1-20] columns(表を挿入 [1-20] 行、[1-20] 列)
- Insert row(行を挿入)
- Insert column(列を挿入)
- Insert new column(新しい列を挿入)
- Insert new column on the left(左に新しい列を挿入)
- Insert new row(新しい行を挿入)
- Insert new row above(上に新しい行を挿入)
- Insert new row below(下に新しい行を挿入)
- Delete column(列を削除)
- Delete row(行を削除)
- Delete table(表を削除)
- Remove column(列を削除)
- Remove row(行を削除)
- Remove table(表を削除)
- Exit table(表を閉じる)
次のコマンドを言うと、ドキュメント内を移動できます。
パート 1 | パート 2 | パート 3 |
---|---|---|
例: Go to |
end of | paragraph |
Go to Move to |
end of start of |
paragraph column line row table document |
Go to Move to |
next previous |
character column footnote formatting change heading heading [1-6] image line link list list item misspelling paragraph row table word page |
Go Move |
forward backward |
[number] characters [number] words |
Go Move |
up down |
[number] lines [number] paragraphs |
スクロール
- Scroll down(下にスクロール)
- Scroll up(上にスクロール)
段落の最後にカーソルを移動し、「Resume」と言うと音声入力を再開できます。
特定の語句またはフレーズの末尾にカーソルを移動するには、「Resume with [語句またはフレーズ]」と言います。
下記は、音声入力を再開するコマンドの一覧です。
- Resume(再開)
- Resume with [word or phrase]([語句またはフレーズ] から再開)
- Go to the end of the paragraph(段落の末尾に移動)
- Move to the end of the paragraph(段落の末尾に移動)
- Go to the end of the line(行の末尾に移動)
- Move to the end of the line(行の末尾に移動)
- Go to [word]([語句] に移動)
次のコマンドを言うと、ドキュメントで音声コマンドのリストを開くことができます。
- Voice typing help(音声入力のヘルプ)
- Voice commands list(音声コマンドのリスト)
- すべての音声コマンドを確認する
次のコマンドを使う場合は、スクリーン リーダーのサポートをオンにします。スクリーン リーダーのサポートがドキュメントに入力されないよう、ヘッドホンの装着をおすすめします。
- Speak cursor location(カーソルの位置を読み上げる)
- Speak from cursor location(カーソルの位置から読み上げる)
- Speak selection(選択部分を読み上げる)
- Speak selection formatting(選択範囲の書式を読み上げる)
- Speak table row and column headers(表の行見出しと列見出しを読み上げる)
- Speak table cell location(表のセルの位置を読み上げる)
- Speak table column header(表の列見出しを読み上げる)
- Speak table row header(表の行見出しを読み上げる)
トラブルシューティング
音声入力が動作しない場合は、次の手順をお試しください。
「音声がよく聞き取れません」「音声がよく聞き取れません」というエラー メッセージが表示された場合は、次の方法をお試しください。
- 静かな部屋に移動します。
- 外付けマイクを接続します。
- マイクの入力音量を調整します。
パソコンのマイクが動作しない場合は、次の方法をお試しください。
- マイクが故障していないことを確認します。
- パソコンのシステム設定でマイクの設定を確認します。
- マイクが接続されており、別のアプリケーションで使用されていないことを確認します。
- 静かな部屋に移動します。
- パソコンを再起動します。
音声コマンドが機能しない場合は、次の方法をお試しください。
- ゆっくり、はっきりと話します。
- 各コマンドの前後に一息つきます。コマンドのテキストが一瞬ドキュメントに表示される場合があります。たとえば、「select all」と言うと、テキストが選択される直前に「select all」というフレーズが表示されます。
- マイクのふきだしに表示されるコマンドを見て、ドキュメントまたはスライドが直前のコマンドを正しく認識したことを確認します。コマンドが正しくない場合は、「Undo」と言って取り消します。